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稲垣版「悪魔の手毬歌」(2012年4月27日更新)


 稲垣吾郎主演の「悪魔の手毬歌」、2009年の放送だが、久しぶりに見返す。

 恐らくこれが稲垣金田一の最後の作品になると思うが、なかなか面白い。特に稲垣がちょっと演技がうまくなってるのが驚きだった。コミカルな演技は相変わらずダメだが、シリアス演技はかなり上達して、最後の謎解きの部分は思わず聞き惚れてしまったほどだ。もっとも、これは原作をそのまま持ち込んだようなシナリオが優れていると言うべきか。

 ただ、正味120分くらいではあの長編を思う存分映像化するというのは誰がやっても難しい。こればっかりは、しょうがない。

 見てて気付いたが、ほぼ途切れることなく、動きや、台詞、饒舌なBGMがかかっていて、とにかく慌しく、いかにもテレビドラマ的な空気が濃厚なのは、結局、ザッピング対策で、飽きっぽい視聴者にチャンネルをかえられないための(間違った)手法なのだろうか。

 だから、原作や横溝正史シリーズ、市川崑版などに見られた、静寂の時間が欠けている。せいぜい、序盤で稲垣金田一が保養先でゴロゴロしてるくらいで、事件が一旦起こると、息つく暇もなくジェットコースター的に犯人の告白まで突き進んでしまう。

 自分なんかは「悪魔の手毬歌」なんざ暗誦できるくらいに読んでるから内容は完全に理解できるが、予備知識無しに見た視聴者は、なにがなんだかさっぱり分からなかったんじゃないかとも思う。いや、ストーリーやトリックは分かったとしても、原作の独特の滋味は絶対に伝わらないだろう。

 ちなみに、市川崑版で「大空ゆかり」役を演じた仁科明子(現・亜季子)が、別の役で出演しているが、これはやっぱりそういう関係でキャスティングしてるんだろうか。

 それにしても、なんでこのシリーズって、DVDにしてくれないのだろう、フジテレビは。DVDはおろか、再放送もあまりしてくれないので、1作目の「犬神家」が見たいのにもどかしい思いをしている。

 それをゲットしたら、5作品まとめてレビューしたいな、と思っている。


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