「少女コマンドーいづみ」第6話 その4
- 2014/09/16
- 19:33
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第5話「伝説の悪!サソリ」(1987年12月10日)
の、続きです。
本当は昨日3とまとめて更新するつもりでしたが、4を書いている途中、操作ミスで画面が吹っ飛んでしまい、やる気がなくなってしまったのです。
しおしおと引き揚げる早乙女たちの背中に「いいか、二度とこの町に現れるんじゃねえぞ!」と叫ぶ藤原。いづみの力を借りておきながら、妙に態度がでかい。サブとタツは全然手を出さなかったのに……。

いづみを見て、長財布を放り投げ、
藤原「いいか、これでお互い貸し借りなしだ。水っぽい、美しい友情とかは願い下げだぜえ。俺は明日からまた、お前を追う!」
恵子たちが歓声を上げていづみの周りに集まる。
健「いいバイトになったな!」
佐織「うん!」
恵子「いくら入ってるかな、いくら」
健「そうだよ、見てみろ見てみろ」
恵子「開けてみようよ」
藤原、何故かそそくさと逃げるように歩き出す。
遠慮するいづみに代わり、恵子が財布の中を見ると……、
恵子「3000円だぁーっ」
佐織「これっぽっちぃ?」

健「詐欺だぁーっ! これじゃグラス代も払えねえよ!」
札を持って叫ぶ健。
モテる為に生まれてきたような湯江健幸氏、その秘訣はこの札の持ち方にあるのではないだろうか?

佐織「嘘つきー、これじゃ家賃も払えないじゃないのーっ!」
健「詐欺罪で逮捕するぞぉーっ!」
札をパシパシ指で叩いて叫ぶ健。
モテる為に生まれてきたような湯江健幸氏、その秘訣はこの札の叩き方にあるのではないだろうか?

(自分たちは何もしてないのに)不平をぶちまける仲間たちをよそに、いづみは特に感情を害していない。むしろ、自分を殺人犯として迫害してきた藤原に初めて親しみを覚えたような表情であった。

サングラスをかけ、「やっぱりあいつらハイエナだ、ハイエナ!」と藤原。
「うるせーっ!」と、その場で地団駄を踏み、一目散に逃走する。

ラスト、いづみの部屋で、恵子と佐織が大量の硬貨を瓶から出して広げている。
恵子「いづみの活躍を知ってさあ、(早乙女の)被害に遭った店の人たちがカンパしてくれたんだぁ。24時間テレビの為に貯めてた奴」
佐織「凄いですよ先輩、一年間の家賃分くらいありますよ、きっと」
こうして、意外な形でいづみの家賃問題は一応の解決を見る。
しかし、早乙女の件で侠気を見せて頑張ったのはむしろ藤原の方だろう。いづみは最後に早乙女の足にサバイバル・ソーを巻きつけて引っ張っただけなんだけどね。
「24時間テレビ」と言うのは、無論、他局の「愛は地球を救う」(註・救いません)のこと。
恵子「これなら上手く行くよ、事件解決業って儲かるよ」
目を輝かせ、身を乗り出す恵子。
佐織「それ賛成です。普通のアルバイトよりずっといいですよね!」

部屋の壁に背中をつけて気のなさそうに見ていたいづみ、二人の会話に目を丸くする。可愛い……。

いづみを振り返る二人。
恵子たちは、いづみの特殊能力を利用して「事件解決業」を営み、いづみの生活費を稼ごうと言う腹なのだ。
いづみ「ダメーッ! 今回のは特別だったの!」
恵子「そんなこと言わないでさ、あたしがマネージャーやったげるからさぁ」
佐織「電話ボックスにカード張って、依頼人募集しちゃったりして……」
恵子「じゃあ、電話入れなきゃ!」

いづみ本人の意向を無視して、さっさと話を進める恵子たち。
いづみはひたすら「ダメ」「いやっ」を繰り返すのだった。
だが、7話以降、いづみは恵子たちの持ってくる仕事を嫌々引き受けさせられることになる。
「いづみ」のもっと詳しいレビューは、サイド自由欄のリンクからどうぞ。まだ7話までしか書いてませんが。
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