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「ケータイ刑事 銭形泪」セレクション 第13話


 第13話「助けて、五代さん!~銭形泪冤罪事件」(2004年3月28日)
 第1シリーズの最終話。山下真司演じる五代は、今回で泪とお別れ。後に劇場版で再会することになるが。

 川のそばで、五代が昇進試験に備えて参考書を睨んでいる。睨んでも、勉強にはならないと思うが。
 そこへ泪がやってきて、はしゃいでいるうちに参考書を誤って川に落っことしてしまう。

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 泪「ま、いいじゃないですか。出世なんかしないほうが五代さんらしくて素敵だと思いますよ。相棒の私が言うんだから間違いありません」
 五代「相棒だと? お前はね、俺の相棒なんかじゃないよ。俺が必死になって勉強してるのは、一日も早くお前みたいな女子高生のお守から、解放されたいからだよぉ!」

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 本心なのかどうか、五代の心無い言葉に思わず涙ぐむ泪。……可愛い。

 泪「そんな風に、思ってたんだ……」

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 いつもは嘘泣きで五代を翻弄する泪だが、今度は本気の涙。
 五代「なになに、また嘘泣きですか、警視正殿!」
 泪「泣いてなんかいません!」

 そこへ「警視庁から入電」。今回は事件ではなく、警視庁の荒畑任五郎参事官からの極秘指令で、警視庁へ呼び出されることになる。

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 荒畑参事官を演じるのは矢島健一さん。ノーネクタイなのは、本家「古畑任三郎」を意識してのことか?

 「海王星団」と言う国家転覆を企む秘密結社から荒畑への暗殺予告が届いた。荒畑は組織のスナイパーだという男の写真を見せる。佐藤二朗さんであった。
 荒畑は自分が囮になると言い、、二人に護衛と、スナイパーの逮捕を命じる。

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 街中で、荒畑の少し後を歩いて護衛する二人。
 泪「五代さん、黙って歩いてると変ですよ、私たち。親子のふりしません? まだまだ冷えるねえ、お父ちゃん!」
 精一杯おどけてみせる泪だが、五代は無視。

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 泪「もう、大人気ないんだから……」

 ふと泪が視線を転じると、

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 反対側の歩道を堂々と歩いているスナイパーの姿があった。めっちゃ目立ってるなぁ……。

 泪は五代に呼びかけるが、五代は気付かず行ってしまう。

 泪は仕方なくひとりでスナイパーを尾行するが、古い事務所のような建物の中で見失ってしまう。ある部屋を覗き込んだところ、口にハンカチを押し付けられ、意識を失ってしまう。

 一方、荒畑を銃撃してくるものがあった。五代は荒畑を安全な場所へ移動させ、狙撃場所を見定めて急行する。そこは泪が覗き込んだ部屋で、五代が到着した時には泪が右手にライフルを持って横たわっていた。そして、すぐそばに、銃で殺された老人の死体があった。

 五代が泪を揺さぶり起こすが、泪は「私は誰? あなたは誰?」と、記憶喪失になっていた。

 五代はとりあえず死体をシートで覆う。
 五代は、泪の記憶を取り戻そうと、泪がいつもやっているように現場をケータイのカメラで撮影して見せる。
 そこへ荒畑が入ってきて、
 「なるほど、君だったんだね。海王星団の首謀者は……君は私を守るふりをしてそこから狙撃した。そこの老人を殺したのは現場を見られた口封じだろう。逮捕したまえ、五代刑事」

 さすがに躊躇する五代の手錠を取り、自ら泪を逮捕しようとする荒畑だったが、泪は咄嗟に振り切って逃げ出す。当然、すぐに緊急配備が敷かれ、泪の行く先は警官だらけ。

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 映像的には二人だが、低予算ドラマなので大目に見てつかぁさい。

 五代は泪の腕を取り、使われていない倉庫の中に匿う。

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 泪「どうして逃がしてくれたんですか?」
 五代「あん? そりゃ濡れ衣に決まってるからだよ。お前みたいなガキがさあ、できるのはせいぜい学級委員くらいのもんでしょう。秘密結社の親玉なんてムリムリ」
 泪「ありがとうございました」
 五代「や、やけに素直だな」
 泪「いつもの私は素直じゃないんでしょうか?」
 五代「『いつもの私』は、地上最大級にクソ生意気なじゃじゃ馬娘ですよ!
 泪「それはそれは、大変失礼しました」

 記憶喪失になって、性格までしおらしくなってしまった泪、ペコリと頭を下げる。
 調子に乗った五代、事件を解決するのはいつも自分で、泪は足手まといだと大嘘を並べ立てる。ますます恐縮する泪。

 やがて、唯一の味方、柴田が変装してやってくる。柴田によると、殺された老人はビルの管理人だとか。

 泪「五代様……」
 五代「おう」
 柴田「様って……」

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 柴田「五代さん、一体何を教えたんで?」
 五代「お前に悪いんだけどさ、あいつの記憶、もう戻さない方が良いと思うんだよ」
 柴田「ひょっとして僕にも美味しいことが?」
 目を輝かせる柴田だったが、

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 泪「よっ、柴田!」
 五代、自分に都合が良いようにあることないこと泪に吹き込んだらしい。

 柴田は「泪ちゃんには何か思い出したくない辛い記憶があるのかも……閉ざされた心を開くキーワードがある筈です」と推測する。

 二人であれこれやっているうちに、いつの間にか泪の姿が消えていた。二人が慌てて探すと、川べりをふらふら歩いている泪を見付ける。
 泪は彼らに迷惑をかけられないと自首するつもりだったが、あくまで彼女の無実を信じる五代と柴田の熱意に折れて、再び倉庫に戻る。

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 とりあえず腹ごしらえだと、弁当を買ってくる五代。泪にキムチ丼を渡すと、
 泪「あのどうしてキムチ丼だと分かるんですか、蓋をあけてもないのに」
 五代「ほら、蓋のところにマークがついてるでしょう」
 泪「これなら中を見ないでも分かりますね。さすが五代様」
 五代「そう、観察力は君、刑事の命だよ……」

 高笑いを発する五代だが、やがて、何かに気付いた顔になり、ケータイで撮った現場の写真をもう一度見る。
 五代「謎は解けたぜ、ワトソン君!」

 泪の決め台詞を代わりに言う五代。今回が最後だから、花を持たせたのだろう。

 長くなったので後は駆け足で。
 五代は、真犯人を引き渡すと荒畑に電話して、倉庫に呼び出す。

 五代はその荒畑こそが犯人だと指摘する。
 五代「あなたはあのビルで殺されたのが、老人だと既に知ってた。どうしてです?」
 荒畑「見れば分かることだ」
 五代「見ることは出来ないんですよ。老人の死体には布がかかっていた……」
 五代は、シーツを被った死体の写真を突きつける。
 ちなみに被害者の名前は今泉……、これも「古畑任三郎」からの拝借だろうか?

 荒畑「ああ、私としたことがとんだ凡ミスだな」
 荒畑はあっさり自分が「海王星団」のボスだと認める。泪に殺人罪の汚名を着せ、それによって泪の祖父、銭形警視総監を辞任に追い込み、自らがその後釜に座ろうというのが、彼の目的だったのだ。

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 その後、荒畑の部下のスナイパーたちと軽い銃撃戦。しかし、たちまち五代は弾切れになる。

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 五代「済まない、結局お前を守ることが出来なかった」
 泪「五代様」
 五代「最後くらい、お前のクソ生意気な素顔を見たかった。お前は、お前は最高の相棒だった!」
 泪「相棒?」
 五代の涙が、泪の頬に落ちる。

 柴田の言うキーワードは「相棒」だったのだ。泪の記憶がそれをきっかけに戻る。

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 例のスナイパーも現れ、絶体絶命と思われたが、彼は泪ではなく、荒畑の部下を撃ってしまう。
 彼は、銭形家に忠誠を誓う味方だった。銭形警視総監の命を受け、陰ながら泪たちを守ってきたと言う。

 その後、泪が荒畑をお仕置きして事件解決。

 ラスト、いつものように並んで帰宅中の二人。

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 泪「じゃお疲れ様でした。五代様!」
 五代「様? ひょっとして、覚えてらした?」
 泪「刑事としては最低の部類ですから」
 五代「あらあらあらどうしましょう!」

 泪の記憶喪失中、好きなことを放言していた五代、真っ青になる。
 それでも、別れた直後、泪から「信じてくれてありがとう」とメールが届く。

 五代の最後の台詞は「泪様は私をお救いになった!」と言う情けないもの。五代らしいと言えばらしい。

 五代の最後の回だが、ここでは特にそのことには触れられず、第2シリーズの1話で、泪の姉・愛(宮崎あおい)が五代を無理矢理自分の署に引き抜いてしまったと説明されている。


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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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