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獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第3話


 第3話「涙よさよなら…」(1974年4月26日)
 夜の城南スポーツセンター。
 今回初登場となるトオルが、ゲンや父親、妹カオル、百子たちに見守られ、応援される中、懸命に雲梯を渡ろうとしている。
 この後、最終回まで活躍するトオルを演じるのは新井つねひろさん。後に大映ドラマ「不良少女とよばれて」で、山田邦子の夫になる。

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 一度は失敗するが、もう一度挑戦し、見事に渡り切るトオル。

 トオル「オオトリさん、ありがとう。お陰で今夜からテレビが見れます」
 カオル「お父さん、早く帰ってテレビ見ようよ~」
 雲梯を渡れたら、テレビの視聴を許可すると父親と約束していたのだろう。

 三人は肩を組んで仲良く帰って行く。

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 百子「羨ましいくらい、仲の良い親子ね」
 ゲン「うん、お父さんも大変だ。亡くなったお母さんの代わりまでやってるんだなぁ」

 だが、夜道をフィンガー5の「恋のダイヤル6700」を歌いながら歩いていた梅田親子の前に、得体の知れない星人が現れ、いきなり父親の胴体を真っ二つにしてしまう。

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 道路に転がる父親の上半身。しっかり赤いものが見えている。えげつない。

 目の前で父親が惨殺され、激しいショックを受けた二人は、スポーツセンターに青褪めた顔で戻ってくる。トオルの手には、星人が残していったガラスのような金属が握られていた。それを見たゲンは驚く。表面に、ウルトラマンレオの顔が彫ってあったからだ。これは、星人からレオへの挑戦状なのか?

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 とりあえず、二人の子供をどうするかで協議するゲンたち。
 大村「こう見えても俺は独身だからな。メシの支度が出来んのだよ」
 猛「ボクんとこには弟がいるしなぁ」
 百子「オオトリさんがあたしのところが良いって言うんですけどねえ」
 と、警備の為に来ていたMACの鈴木隊員が、
 鈴木「どうだろう、ボクのうちに来ては? うちには女房もいるし、子供好きだから……」

 二人は一時、鈴木隊員の元に預けられることになり、鈴木隊員の車で彼の家へ向かう。
 ところが、今度はその鈴木隊員が同じ星人に襲われ、またまた真っ二つにされてしまう。

 怒りに燃えるゲンだが、例によってダン隊長に水をぶっ掛けられる。
 ダン(あの金属を見せて)「宇宙金属で出来ている。レオの名を騙って地球を侵略しようと言う挑戦状だ。容易ならざる相手だ。正体が分かるまで追ってはならん」

 ゲンは不承不承、その言い付けを守って大人しくしていたが、ダンは星人の出現パターンを分析し、自ら囮になって夜の街に杖の音を響かせていた。果たして、星人が襲ってくる。防戦一方のダンを、ゲンが助けに来る。だが、こともあろうにダンはゲンを殴って昏倒させる。その後、ダンはなんとか星人を撃退する。

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 翌日、当然ゲンはダンを責める。
 ゲン「隊長のピンチを助けようとした俺を殴るなんて」
 ダン「分からん奴だな。ああしなければお前は死んでいたんだ! 私の言い付けに背いて何故そう死に急ぐ? 奴はツルク星人だ。自分の両手を刃物に変えている。まともに戦って勝てる相手ではない」
 ゲン「しかし、隊長はどうやって?」
 ダン「なんとか追い払うことが出来たが、この次は分からん」

 そこへ、巨大怪獣出現の報。

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 巨大化したツルク星人らしいが、等身大の時と全くデザインが異なる。

 MACは、納税者の手前、一応出撃するが、本気で戦おうとするのはゲンだけで、ダンはさっさと全機に撤退を命じる。
 これにはさすがの市民も呆れ、ゲンによればMACのことを「腰抜けだの卑怯者だのと言」っているらしい。

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 ダンはゲンを無視して、
 ダン「黒田、全機のスピードを倍にするよう、エンジンをチェンジしておけ」
 黒田「はい!」

 そんなエンジンがあるんなら、最初からそれを積んどけ。

 二人きりになって、ゲンはなおもダンに詰め寄る。
 ゲン「隊長にはトオル君兄弟や、残された鈴木隊員の奥さんの悲しみが分からないんですか?」
 ダン「悲しみか……」
 ゲン「僕たちに宇宙人にだって涙はあります!」
 ダン「ゲン、私はお前の涙など見たくはない」

 大人向けのドラマなら良いけど、子供向けドラマでこんな突き放した台詞はさすがにあかんやろ。

 ダン「今や事態は甘くはないんだ。MACのスピードを倍にしたところで星人に勝てるわけはない! 大事な隊員の為だ。星人に勝つ方法はただ一つ、ウルトラマンレオだ!」
 つまり、スピードアップは、勝つためでなく逃げるための改造と言うことだ。じゃあ、もう最初から出撃しなきゃいいじゃん。

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 ゲン「私が何故お前の頭を打ったか分かるか? 左右の手刀が二段攻撃でお前の首を狙っていたんだ。その技に勝つ手はひとつだ。これからお前はそれを覚えるんだ」

 と言う訳で、またしても特訓タイム。林の中で、道着姿のゲンが必死の形相で瓦や煉瓦を手刀で割っている。

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 ダンは、「二段攻撃には三段攻撃で対抗するしかない」と、三段目の攻撃、すなわち蹴りのパワーを強化させる。具体的には、右足にゴムをつけて木に結び、それに引っ張られながら蹴りを放つ練習である。

 ダン「いいか、自分の命は自分で守らねばならん。しかしその為に多くの人間を犠牲にすることは許されん。ゲン、お前は必ず勝たねばならんのだ!」

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 ゲン「……はいっ!」

 どういう意味なのかいまひとつ分からなかったが、ここで聞き返すとまた面倒くさいことになるのでとりあえず適当な返事をしておくゲンだった。

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 基地に戻ったダン、ぼろぼろのウルトラアイを見て、変身できない自分の不甲斐なさとゲンへの申し訳なさを噛み締めていた。ウルトラアイ、1話で完全に燃え尽きたと思っていたが……。

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 その後、再びツルク星人が出現し、暴れ回る。
 出撃を前に、凛々しく整列するMAC隊員。顔と名前が一致しないのが残念だ。

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 勿論、エンジンを換装しても焼け石に水で、MAC戦闘機はツルク星人に叩き落される。
 それを特訓中のダンが見て、思わず勢いで変身してしまう。

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 だが、技も完成していないのに突っ込んでも、勝てる訳がない。
 苦戦し、ツルク星人に「ちょっとタンマ!」と、訴えているような情けないポーズを取るレオ。

 で、特に何の奇跡も起きず、レオは2分40秒の活動限界後、海中に没してしまう。そしてそのまま、「つづく」のだった。あらあら。1-2話に続いて、この3-4話も2話構成になっているのだ。


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コメント

「恋のダイヤル6700」です。

Re[1]:獅子の瞳が輝いて「ウルトラマンレオ」第3話(09/18)  

ウルトラファンレオ様
>「恋のダイヤル6700」です。

そうでした(汗)
わざわざご指摘ありがとうございます。
速やかに訂正させて頂きました。

Re:  

3話を視聴した際、斬殺死体には驚かされました(ー ー;)
始まったばかりなのに、MACの存在意義を否定する様な発言…

ウルトラマンレオには何度驚かされた事か…(^^;;

Re[1]:(09/18)  

バイオライダー様
>3話を視聴した際、斬殺死体には驚かされました(ー ー;)

今ではありえないですよね。

>始まったばかりなのに、MACの存在意義を否定する様な発言…

レビューする側としてはツッコミの格好のネタになるので、私はMACが大好きです。

MACが弱いのではなく怪獣・宇宙人が強いのでは?  

「新マン」の敵・・・怪獣・宇宙人
「エース」の敵・・・怪獣・宇宙人より強い「超獣」
「タロウ」の敵・・・「超獣より強い怪獣」
・・・と「強さのインフレ」が進行しているワケですが
もし「レオ」の怪獣・宇宙人が「タロウ」の怪獣より強い・・・としたら?
MACは弱い・・・と言えないかも?と思ったのですが・・・

それはないでしょう。
「レオ」の怪獣・宇宙人で「ウルトラ兄弟が苦戦する敵」って
マグマ星人&レッドギラス・ブラックギラスぐらいな気がするし
(他にあったらごめんなさい)
セブンも「1対3」ではそりゃあ負けるし
シリーズ前半のレオはまだまだ「非戦闘員の一般市民」だから
相手が「タロウ」の敵より強ければ、まず生き残れないでしょうから
やっぱ、MACは弱い・・・と思いますね。

Re:MACが弱いのではなく怪獣・宇宙人が強いのでは?(09/18)  

影の王子様

確かに、レオの怪獣は全体的に印象に残らない、要するにあまり強い印象がないですね。幼時に見たせいか、終盤の円盤生物だけは妙に記憶に残ってますが。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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