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「スケバン刑事2 少女鉄仮面伝説」セレクション 第19話


 第19話「海辺の死闘!サキVSサーファー軍団」(1986年3月20日)
 勝浦の漁港、競りの終わった卸市場をモップでゴシゴシ掃除している若い女。
 畠山美由紀の「おんな港町」を気持ち良さそうに歌っている。

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 と、何者かに水中銃でモリを撃たれ、命を狙われる。
 「クソッタレ! なにもんじゃい!」

 管理人、このシーンを見るたびに、内Pでのゴルゴ松本の「漁港あらし」と言う答えを思い出してしまう。

 しかし、この女性はゴルゴ松本ではなく、平田たい子(演・吉田康子)と言い、千葉勝浦紅連合の番長なのである。たい子は、走り去っていくセーラー服の後ろ姿を目撃する。

 ママチャリで駆け付けてきた部下に、狙撃犯を探して捕まえるよう命令する。

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 ちょうどその頃、サキとお京が便乗させて貰っているトラックが、海岸沿いの道を勝浦へ向かって走っていた。素で楽しそうなお京が可愛い。

 彼らはホテル「三日月」に静養に行っている雪乃の見舞いに行くところなのだ。

 トラックから降り、「三日月」を視界に入れつつ歩き出す二人。
 お京「目の保養の為にホテルに長逗留たぁ、何処まで行っても肌のあわねえ金持ち根性だぜ」
 サキ「その割には外房だ、勝浦だっちゅうて、ウキウキしながら見舞いに来たんじゃろう?」

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 だが、ホテルへ着く前に、たい子の部下たちにママチャリで囲まれてしまう。
 (かなり不自然だが)彼らはサキたちを犯人だと決め付けて、番長のところへ連れて行こうとする。

 サキは「ここは往来の真ん中じゃ。乱暴狼藉はいかんちゃ」と、血気にはやるお京を宥め、とりあえず彼らと一緒にたい子のところへ行く。

 たい子と部下たちは、卸市場でお出迎え。二人を見た途端、たい子は「てめえらーっ!」と、ロープのついた鉤を投げ、お京の胸ポケットに引っ掛け、「うぎゃー」「うわーっ」と奇声を発しながらぐるぐるお京の周りを回る。サキはヨーヨーを投げて鉤を外す。

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 サキ「なんにもしちょらんもんに、理不尽な」
 たい子「ふざけんなーっ、これでおいらを狙ったくせに!」
 部下「犯人はセーラー服の女だったんだ」
 お京「セーラー服の女なんていくらだっているだろ。第一お前らだってセーラー服……」
 お京がしごくまっとうな反論を試みるが、

 たい子「男の腐ったのみたいに言い逃れするな!」
 と、全く話を聞こうとしない。

 頭に来たお京はビー玉を構えて戦おうとするが、ここでも何故かサキは譲歩して「うちがほんとの犯人を捕まえて来ちゃる」と、条件を出す。
 たい子はそれを受け入れるが、同時にどちらか一人には人質として残れと言う。
 それに対し、何故かお京が「あたいが人質になるぜ」と、進んで申し出る。

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 たい子はお京を岩場の杭に縛り付ける。6時間で潮が満ちて海に沈んでしまう危険な場所である。

 サキ「真犯人が捕まえられて、うちらの濡れ衣が晴れた時は、おまん、覚悟しちょきや」
 と、さすがのサキも腹に据えかねたような捨て台詞を残すのだが、日本一の勘違い女・たい子は、「ああ、相手になってやるぜ」と、訳の分からない返答をするのだった。

 普通は「ああ、煮るなと焼くなと好きにしな!」でしょ。

 一方、青狼会の幹部・美智雄は、その勝浦で、「青狼会・青年部強化合宿訓練所」を建設する為、用地買収を進めていた。
 部下「訓練船舶の為の港湾施設を建設でき、同時に潜水訓練用の入江を持ち、またレインジャー技術の習得に適した断崖絶壁のある勝浦東南部のこの一帯、既に9割は買収が済んでいるのですが……」
 美智雄「後の1割は?」
 部下「准幹部の園山(殿山?)に命じて既に手を打ってございます」

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 その後、色々あり、岩場で青海苔を掻き採っていたたい子に、若い男が話しかける。
 誰かと思えば、福田健次さんではないか。彼が青狼会の園山なのだった。

 彼はしきりとたい子に土地を売れと誘うが、たい子は頭から拒絶する。
 無論、青狼会の言う「後の1割」こそ、たい子の家が所有している土地だった。

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 話を聞いたサキは園山の泊まっている「三日月」の屋上からロープを垂らし、壁面を降りて砂山の部屋に侵入を図る。

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 アップではそうでもないが、カメラがロングになると途端に凄い映像になる。

 サキは園山の部屋で、訓練所建設計画の書類を見付ける。また、雪乃から、園山がセーラー服姿の女性に何か指示を与えていたと聞かされる。

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 たい子が、サーファー相手に甘酒などを売っていると、サキが周囲を警戒しながらやってくる。
 と、砂の中からたい子を狙う水中銃が発射されるが、サキが寸前でヨーヨーで防ぐ。

 砂の中から、よしえが登場。狙撃犯はたい子の腹心よしえだったのだ。

 よしえはやけになってたい子に向かってくるが、かなわないと見て逃げ出す。

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 と、向こうから園山以下、(モテない方の)サーファー軍団がやってくる。

 園山のことが好きらしいよしえは、園山にすがりつくが、
 園山「ドジばかり踏みやがって、全く利用し甲斐のない女だぜ」
 と、足蹴にする。

 サキ「大方、土地を奪う為に、よしえさんを使い、たい子さんを殺し、最後はよしえさんを殺してスケバン同士の内輪揉めとでも言うつもりなんじゃろう?」
 園山「ご明察」

 そしてバトル。サキとたい子は、園山たちをボコボコにする。

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 戦いの後、
 サキ「約束は守ったぞね、お京を解放してやってや」
 と、当然の要求。

 だが、たい子の答えは、

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 「知ったことかーっ!」でした。

 それに対するサキのリアクションはないが、(こいつアホや)と思ったことは想像に難くない。

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 こんなアホはほっといて、サキ、お京のところへ急ぐが、既にさっきの場所は海に沈んでいた。お京も、部下の姿もない。

 サキはお京の名を限りなく呼んで、海岸をさ迷い歩く。

 お京が死んでしまったと思い、涙を流し、身を二つに折って砂浜を拳で打っていると、「おーい」と言うのんびりした声が聞こえる。

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 サキがそちらを見ると、お京はとっくに助け出され、部下と一緒に浜焼きを楽しんでいた。

 サキ「お京、なにしようが?」
 お京「さあ、どういう風の吹き回しなのかな」
 部下「番長の命令なんス。あんたらを見てて、自分が悪かったのが分かったって」
 サキ「あの強情者が……」
 さっき、たい子がぶっきらぼうに叫び返したのは、その照れ隠しだったのかも知れないが、それにしてももうちょっと他に言い方があるだろう。

 お京「このイカも旨いよ」

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 ドラマでしかありえない位置関係で対話するたい子ととしえ。
 たい子は、としえに除名処分を告げるが、別れ際に彼女の怪我を気遣う優しさも見せる。

 ラスト、しみじみと海を眺めながら話すサキとたい子。
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 たい子「女ってのはどうしてこうスカッとしねえのかな。男の甘い台詞ひとつで簡単に転びやがる」
 サキ「けんどなぁ、このうちだって、美しく着飾って街へ出て素敵な恋を夢見ることもある。それがまたおなごの可愛いところでもあるんやないやろうか」

 最後まで「フグ」「タコ」と悪口を言い合う二人だったが、たい子はサキにとって盟友と呼べる存在となる。


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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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