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悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第6話


 第6話「戦場の森をかける小さな命」(1983年4月8日)

 ナレ「若葉山の木や動物達が落雷のようなものに次々と焼かれると言う怪事件が起こった。宇宙刑事シャリバンは調査の為、若葉山へ向かった」

 出鼻を挫くようですが、それってただの落雷なのでは……?

 ま、シャリバンこと伊賀電は、元森林パトロール隊員なので、こういうことには敏感なのだ。

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 ジープで若葉山にごりごり入る電。
 あちこちについさっき雷が落ちたような焼け焦げや火炎が見える。
 他に、罠も仕掛けられていた。
 電「ひどい……いったい誰が!」

 話の腰を折るようですが、それって普通に人間が仕掛けてるものじゃないの?

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 奥に進んで調査を続ける電は、小次郎さんと千秋に出会う。
 電「どうしたの?」
 千秋「UFO見せるって言うもんだから、小次郎さんが」
 小次郎「ほらぁ、こらぁUFOの着陸の跡だよ。しかも飛び立てのほっかほかだよ」
 電「UFOねえ……」

 小馬鹿にするようにつぶやく電。しかし小次郎さんの推測は、今回、当たらずとも遠からずであった。

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 電は、怪我をしている野うさぎを見付け、「手当てをしてやるからな」と、ハンカチを口で切り裂いて、その切れ端を野うさぎの足に巻きつける。

 野うさぎ、明らかに迷惑そうだ。

 と、突然周囲の木々が電たちに狙いを定めように倒れてくる。電は飛んだり跳ねたりしてかわす。

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 その様子を物陰からジッと見ている海坊主。

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 近くの河原でナウなヤングたちが音楽を鳴らして、楽しそうに踊っている。

 電「君たち、今すぐここを引き揚げた方が良い」
 女の子「あらぁどうしてぇ」
 電「危険だ、この山には何かが潜んでいる」
 女の子「平気平気、あんたたちも仲間にはいりなさいよ」

 電が忠告するが、若者たちは小次郎さんと千秋を誘ってなおも踊り続ける。

 だが、彼らは不意にナイフを取り出し、電に襲い掛かってくる。案の定、マドーの一味だったのだ。
 女の子二人がミスアクマ1と2(変身前の姿を演じているのは別の女優)で、男はファイトローだった。
 ガイラー将軍やヤマガミビーストも現れて攻撃してくる。電が赤射すると、彼らはあっさり退却する。

 幻夢城にて、ドクター・ポルターが電に関するデータを魔王サイコに示している。
 サイコ「奴は元森林パトロール隊員か」
 ポルター「そうです、全ての動物や植物を愛しております。たとえ小鹿一匹でも、命を賭けることでしょう

 「いや、そこまではちょっと……」(シャリバン談)

 電は、グランドバースにいるリリィに報告する。リリィは罠に決まっているから引き揚げろと言うが、マドーによって動物たちがいじめられているのを放っておけない電、洞窟に入り込んで罠にかかり、マドーの手に落ちる。リリィから救援を求められたギャバン隊長こと、一条寺烈は、ただちに地球に来るのだが、

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 その際、グランドバース内の物体転送装置でかっこよく登場する。この転送装置の映像は、滅多に出てこないと思うが。

 部下思いの烈は、直ちに若葉山へ向かう。リリィは来ない。ネイルサロンの予約でも入れていたのだろう。

 さて、「悪の組織」の駄目なところは、捕まえたヒーローを即座に殺さないことだろう。洗脳しようとしたり、仲間のヒーローをおびき出すエサにしようとしたり、じわじわといたぶったり、余計なことをしている間に100パーセントの確率で、逃げられてしまうのだ。
 (自分の記憶する限り、その弊を脱しているのは、「電子戦隊デンジマン」43話「謎なぞ七色レディ」で、デンジピンクを捕まえるや、即座に処刑しようとしたベーダーのみ)

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 ここでも、洞窟内の檻に閉じ込め、ヤマガミビーストにいたぶり殺せようとするマドーの皆さん。

 ポルター「この檻は電波遮断装置が施してある。つまり赤射できない仕組みだ」

 これもなぁ……、そんなめちゃくちゃ便利な装置があるのなら、何故普段の戦いで有効利用しないのか。遮断された空間に電を誘い込んで倒すとか。

 電は赤射ポーズを取るが、本当に変身できないのでうろたえる。

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 それを見て大ウケするポルターとガイラー将軍。

 これが、彼らの悪人人生の中で最も幸せな瞬間だったかもしれない……。

 烈は若葉山に入り、通信機で電を呼び出すが、応答はない。

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 戦意喪失の電に、ガイラー将軍はその辺でとっ捕まえたヤギをヤギ質にして、ビーストと戦えと命じる(なんで?)。
 勇猛なガイラー将軍なら、見てないで、自分で電の命を取ろうとすると思うんだけどね。

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 それはともかく、それを見た電は「やめろーっ!」と凄い顔で叫ぶ。

 会ったこともないヤギやで……。
 まあ、戦ったところで生身ではビーストに勝てないので、結果は同じだと思うが。

 ガイラー「動物たちを助けたかったら、戦え、死ぬまで戦うのだ!」

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 さすがの電も死を覚悟するが、そこへやっと烈が颯爽と現れる。
 烈「シャリバン!」

 それと同時に、「チェイス!ギャバン」のインストがかかるのが、死ぬほどかっこいいのである。

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 烈は、遮断装置を壊し、全身を使った蹴りをビーストに叩き込むと同時に、「シャリバン、赤射だっ!」と叫ぶ。

 傷だらけの電、今度こそ赤射を決めて、コンバットスーツをまとう。

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 後は、戦いあるのみ。

 烈も蒸着したらダブルライダーみたいでかっこいいと思うのだが、烈は生身のまま戦う。ギャバンのスーツが使える状態になかったのか、主役のシャリバンに遠慮したのか?

 ま、蒸着する為には、ドルギランが必要だったと言う解釈もありうる。

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 今回、シャリバンがクライムバスターを使う際、

 ナレ「クライムバスターはレーザーエネルギーをコントロールして様々な機能で使い分けことが出来る」

 と、説明が付く。

 それにあわせて、
 「破壊ビーム」
 「溶解ビーム」
 「ショックビーム」
 「キラービーム」
 と、4種類のビームを放つ。

 ただ、相手は全部ファイトローなので、使い分ける必要はないんだけどね。

 それ以外は、いつもの戦闘ルーティンをこなして事件解決。

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 ラスト、マドーに捕まっていた動物達を不気味なほど爽やかな笑顔で森に放つ電と烈。

 電「隊長、本当にありがとうございました」
 烈「これからもしっかり頑張れよ!」
 電「ハイ!」

 おしまい。


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コメント

>「悪の組織」の駄目なところは、捕まえたヒーローを即座に殺さないことだろう。

ことあるごとにご指摘されていますが、全く正鵠を得ています。
で、あっと言う間に逆転される・・・

>「チェイス!ギャバン」のインストがかかるのが、死ぬほどかっこいいのである。

最近でも、映画や「特命戦隊ゴーバスターズ」のコラボ回でも
使用されています。
僕はこの曲はおしっこちびりそうなくらいカッコいい!と思います。

Re[1]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第6話(09/25)  

影の王子様
>僕はこの曲はおしっこちびりそうなくらいカッコいい!と思います。

「スーパーヒーローぼくらのギャバン」のイントロも大好きです。音楽に関しては、やっぱり「ギャバン」が最高ですね。

Re:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第6話(09/25)  

このお話や二つ前の4話でリリィがいつもと違う髪型をしているのが目を引きます。精悍な制服姿とのミスマッチ感が「お転婆なお姫様」と言う印象でかわいいです!

Re[1]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第6話(09/25)  

笑太郎様
>このお話や二つ前の4話でリリィがいつもと違う髪型をしているのが目を引きます。精悍な制服姿とのミスマッチ感が「お転婆なお姫様」と言う印象でかわいいです!

すいません、正直リリィにはあまり関心がなかったもので、画像もほとんど貼ってませんね。

Re[2]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第6話(09/25)  

>zura1980さん

>すいません、正直リリィにはあまり関心がなかったもので、画像もほとんど貼ってませんね。

>いや、こちらこそリリィにばかりこだわってしまって申し訳ありません(汗)。いつも僕のコメントにお付き合い下さり本当にありがとうございます!
-----

Re[3]:悲しみに微笑んで喜びに頷いて「宇宙刑事シャリバン」第6話(09/25)  

笑太郎様
返信ありがとうございます。

>いや、こちらこそリリィにばかりこだわってしまって申し訳ありません(汗)。いつも僕のコメントにお付き合い下さり本当にありがとうございます!

いえ、こちらこそ。皆様のコメントが管理人の活力源であります。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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