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「俺たちは天使だ!」 第9話 後編


 第9話「運が悪けりゃワンパターン」(1979年6月10日)
 の続きです。

 二人は交代で自転車を漕ぎながら、なんとか女のアパートまでついて行く。

 裏口に回り、窓に物をぶつけて一緒にいる筈の弟を確認しようとする。

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 男がひょいと顔を覗かせる。間違いなく、写真に映っていた男であった。

 麻生が変な山っ気を出さなければ、これで依頼は無事完了だったが……。

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 その頃、麻生は藤波のところへ行き、カップ麺をご馳走になりながら情報収集。
 藤波「半年前といえば、東京都市銀行青山支店が襲われたって奴だな。散弾銃を持った三人組が閉店直後に通用口から侵入。現金1億2000万円を奪って逃走した。半年経った今でもホシは上がっていない。新妻署がその服部と言う男を洗っていると言うことは、ホシの可能性があると言うことだな」
 麻生「でしょうね」
 藤波「確か、服部にはアリバイがあった筈だな。それで最終的な容疑者リストには残らなかったんだ」

 藤波の事務所に、ジュンから電話がある。ジュンによると、服部には確かに弟がいるが、写真で見せたあの男とは別人らしいのだ。

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 麻生の事務所で、怪我人のナビを含めて会議。
 ナビ「そりゃ違うんじゃねえのか。東京都市銀行を襲ったのは3人だろ。捜査に絡んだのは4人じゃねえか」
 ダーツ「そう、西山に服部、襲ってきた二人組、合計4人だぜ」
 麻生「銀行強盗は3人だ。だがもう1人、企画原案プロデュースした男がいたらどうなる? 実行したのは3人だ。だが奪った金は4等分、いやこの立案者と言うのは、3人よりも多くのパーセンテージを持っていくのが常識だ」

 麻生の推理によれば、その立案者こそ服部で、西山と二人組が実行犯だったのではないかと。そして立案者に分け前を払うのが惜しくなった三人が、金を持って逃げてしまった。で、困った服部が、西山のゆくえを突き止めようと麻生に偽りのストーリーを作って依頼を持ってきたのではないかと。

 ここで珍しくユーコが金儲けのアイデアを提案する。被害に遭った銀行に保険金を支払ったであろう保険会社に、1億2000万を渡し、礼金を頂こうという、合法的(?)なもの。

 みんなすぐ乗り気になるが、慎重な麻生は推理の裏付けが必要だと言い、メンバーは確かな証拠を掴むべく再始動する。

 ジュンは事前に保険会社と正式に契約を結ぶ。報酬は1割の1200万!

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 麻生は西山をマークし、珍しくこんな変装までして近付く。
 麻生「オヤジ、おでんだ。あとバクダンな」

 果たして、例の二人組が西山に接近してくる。会話からして、彼らが強盗犯の実行犯であることは間違いないようだ。服部が彼らの行方を捜しているのも。
 
 一方、ダーツと久美のコンビも、忍者に化けて服部の事務所兼自宅に忍び込もうとする。

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 久美「にひひ……ね、でも凝りすぎじゃない? このカッコ」
 ダーツ「泥棒になりきるにはこれが一番なんだ! お客さんがいる間に一仕事しようぜ」
 久美「オッケー」
 ダーツ「しかし、忍者と言うよりは太ったゴキブリだな」
 一言多いダーツ。

 しかし、この忍び装束の久美ちゃん、めちゃくちゃかわええのだよ。

 会社の近くでは、金沢とゴリラも張り込みをしていた。

 ダーツと久美は塀を乗り越え、2階の部屋に侵入する。

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 あちこち部屋を引っ掻き回し、久美があるものを発見する。
 ダーツ「散弾銃の弾でないかい? ひょっとして」
 久美「ひょっとするかも?」

 久美はそれを持って一旦引き揚げることにする。
 久美「お主は?」
 ダーツ「拙者、もう少し探索してみる」

 しかし、往来へ出た久美、ゴリラに見付かって弾を没収されてしまう。

 残ったダーツ、天井裏に隠されてあった散弾銃を発見するが、服部に見付かってしまう。

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 久美の持ち出した弾は、科捜研の館野によって調べられ、例の銀行強盗の際に使われたものと同じものだと分かる。
 その久美に、緊張気味にお茶とせんべいを出すゴリラ。
 ゴリラ「お茶です。せんべいもどうぞ」
 久美「捜査に協力したのよ、ね、感謝しなさい」
 遠慮なくせんべいをバリバリ食べる久美にたじたじのゴリラ。

 ゴリラと入れ替わりに、桂が入ってくる。

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 桂「君のやったことは犯罪になるんだ。……今日のところは大目に見よう」
 久美「ね、やっぱり服部が銀行強盗?」
 桂「君はこれまで! これ以上首を突っ込んだら、今度は牢屋だよ」
 久美「折角面白くなってきたのにぃ!」
 言いながら、埃だらけの頭巾を桂の目の前でバサバサさせる久美。

 勝野洋さん、素で笑いそうになる。

 その服部は、銃を持って裏口から逃げる。ほぼ同時に金沢とゴリラが踏み込み、2階でダーツが縛られているのを発見する。ダーツは命欲しさに、西山の居場所を服部に教えてしまったらしい。

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 麻生、西山にタバコの火を借りながら、ポケットから金を隠してあるコインロッカーの鍵を抜き取る。

 西山と他の二人は横浜のコインロッカーへ来てなんとか開けようとするが、鍵がなければ無理。
 しかし、なんでこの半年間、金を山分けしなかったのだろう?

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 近くからその様子を観察している麻生は、仲間を呼び集め、彼らに三人を別の場所へおびき出すよう指示する。その間に、悠々、コインロッカーを開けようと言う算段だ。

 麻生「1億2000万の1割、1200万!」
 三人「いただくっきゃない!」
 麻生「運が悪きゃ」
 三人「死ぬだけさ!」

 西山たちは簡単に彼らの手に引っ掛かって、駅の外へ出て行く。麻生はその隙にコインロッカーを開け、念願の1億2000万と夢の対面。だが、西山の女を脅してこの場所を嗅ぎ付けた服部が現れ、金を奪い取ろうとする。

 で、色々と立ち回りがあった挙句、服部たちは御用となり、1億2000万も金沢に没収されてしまう。
 麻生「100万で手を打たんか?」
 金沢「麻生さん!」
 麻生「冗談だよ」

 悔しさのあまり、金沢を買収しようとまでする麻生であった。

 最後、発案者のユーコから説教されている4人。
 ユーコ「何回同じことをしたら気が済むの、あなたたちは、あたしが折角良いアイデアを出してあげたのに」

 今回、前金50万は入ったが、
 ・車のローン38万
 ・久美のバイト料10万

 よって、残るのはたったの2万円と言うことになる。ただ、諸経費がかかっているから、実際はほぼ無報酬だろう。

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 麻生「さもありなん、さもありなん」
 ユーコ「あなたたちはまた、無駄働きをしたわけ……VSOPね」

 ユーコの言葉どおりのポーズを取る4人。
 麻生「なんだそれは?」
 ユーコ「Very special one pattern!」
 4人「ああ~」

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 それでも最後は「俺たちは天使だ!」と決める麻生たちでありました。

 おわり。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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