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日本じゃあ二番目だ!「快傑ズバット」セレクション 第19話 後編


 第19話「悲恋 破られたラブレター」(1977年6月8日)
 の続きです。

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 街中を歩いているみどりさんとオサム君。
 久しぶり過ぎて、みどりさんの髪が異様に長くなっている。

 オサム君、警察署の前をぶらぶらしている早川の姿に気付く。
 オサム「あれ?」
 みどり「早川さんよ!」
 たちまち満面に喜色を浮かべるみどりさん。

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 だが、二人が見ている前で、早川はいきなり署の看板を持って行こうとする。当然、警官や刑事たちと揉み合いになり、連行されてしまう。

 突然の乱行に、
 オサム「俺、なんだか早川さんの助手になるの、やめたくなっちゃったよー」
 二人の出番は今回もこれだけ。早川との絡みすらないが、出番があるだけマシか。

 途中から、二人がストーリー上のお荷物にされちゃっているのが残念だ。

 さて、いぶきは警察の護送車で運ばれていた。
 そのルート上で待ち構えるデビル団の皆さん。

 マンホールの裏に爆弾を仕掛けて、
 セントデビル「ふふふふ、これで良し、もうすぐいぶきを乗せた護送車がやってくる。このダイナマイトでいぶきは車ごと木っ端微塵だ!」

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 爆風に飛ばされるいぶきの映像が続くが、これはあくまでセントデビルの妄想である。

 なお、コマ送り職人の私が精査しましたが、パンツは見えません。

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 セントデビル「と言う訳だ。いいか、あのマンホールのところに車が来たとき、そのスイッチを押すんだ。おおーっ、来たぞ。50メートル……10……」

 しかし、日常生活に支障のあるマスクだ。
 鼻もかめないし、ラーメンも食べにくそうだ。

 固唾を飲んで見守るデビル団の前で、何故か護送車がマンホールの手前でピタッと止まる。
 痺れを切らしたセントデビルは、爆破のスイッチを押させると同時に、マシンガンを持って護送車に突撃する。ドアをこじ開けていぶきを引きずり出そうとするが、下っ端が次々ぶっ飛ばされて出てくる。
 セントデビル「なんだ、どぉしたーっ?」

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 と、中にいた早川がマシンガンの銃口をセントデビルの額に押し付ける。
 セントデビル「わっ、なんだかなーっ!」(註・言ってません)

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 早川「どうもしないさセントデビル、ご覧のとおりだ。この車に乗せてもらうには、苦労したぜ」

 早川、わざと警察署の前で暴れて、いぶきと同じ護送車に乗り込んだのだった。
 ただ、なんでマンホールに爆弾が仕掛けられているのを知ったのか、その辺が少し弱い。
 (って、今更そんな細かいところに突っ込んだら負けのような気もする……)

 早川は護送車に別のルートを行かせた後、マシンガンを構えてデビル団を崖っぷちまで追い詰める。
 だが、セントデビルが急に笑い出す。
 早川「何が可笑しい?」
 セントデビル「これが笑わずにいられるか、あれを見ろ早川!」

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 セントデビルの指したところに、バズーカ砲を構えた下っ端たちがいて、ちょうど下の道を通り掛かった護送車を狙っていた。

 これも、なんでわざわざそんな道を護送車が通るのか、突っ込みたくてしょうがないのだが、まあ、いいか。

 早川は我が身をかえりみず、彼らのところへ突っ込んで、護送車を守る。
 しかし、直後、セントデビルにマシンガンで蜂の巣にされ、斜面を転がり落ちる。

 護送車を止め、いぶきを外へ出して銃殺しようとするデビル団、そこへ、ズバッカーがどこからともなく飛んでくる。

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 砂山の上に立つスバットだが、少し遠過ぎるような気もする……。会話が成り立つのだろうか?

 セントデビル「うう、なにもんだーっ!」
 ズバット「ふっはっはっはっはっはっはっ、ズバッと参上、ズバッと解決、人呼んでさすらいのヒーロー、快傑ズバット!」
 セントデビル「快傑ズバット?」
 ズバット「罪もない人たちを殺し、更に善良な石上社長を殺し、あまつさえその目撃者さえ、卑怯な罠を用いて殺さんとしたセントデビル、許さん!」
 セントデビル「やれえーっ!」

 普通に成り立ちました。

 しかし、結局セントデビルって何がしたかったのだろう? いぶきの両親を殺したのは、何の為だったんだろう? そう言えば、いぶきがセントデビルを親の仇として憎む描写もなかったなぁ。

 さて、後はいつもの戦闘シーン。

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 至って影の薄いレッドフォードも駆け付けて、それなりにズバットを苦しめる。
 レッド「これは早川と言う男から習った新手でな、早速役に立つと言うわけだ。しかもこの鎖は特殊スチール製、10トンの重みをかけてもちぎることはできん」

 鎖で縛られて身動き取れないズバットに鎖を投げ付けるレッド。ぼやぼやしていると、スーツの活動限界が来てしまう。焦るズバット。

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 ズバットは靴の裏で飛んでくる鎌を防いだ後、鎖をあっさり引き千切る。

 自力で千切れるんなら、最初から千切れよ……。
 ここも、相手の鎌を利用して鎖を切る、みたいな工夫が欲しかった。

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 残るはセントデビルひとり。
 ズバットは例によって「2月2日、飛鳥五郎と言う男を殺したのはお前か?」とトドメを刺す前に確認する。

 セントデビル「知らん、知らん」
 ズバット「貴様だなーっ」
 セントデビル「俺じゃない、俺はその頃、北海道に、い、いたんだ」

 単に否定するだけじゃなく、ボスがアリバイを述べるのはこれが最初だったっけ? これ以降、「ナポリでスパゲティを食っていた」とか、具体的なアリバイを陳述するようになる。ズバット、別にその裏を取るわけじゃないので、とりあえずなんか言っとけば良いだろうという感じもする。

 こうして、なし崩し的にいぶきの無実の罪は晴れる。

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 早川「いぶきさん……(ラブレターを拾い上げて)失恋できるうちが青春さ
 いぶき「失恋なんてしてません、新也さんは優しい人です。警察に連絡したのはあの人じゃありません」

 まだ石上のことを信じているいぶき。
 その汚れのない真っ直ぐな瞳に、さすがの早川もそれ以上掛ける言葉が見付からなかった。

 ポンといぶきの肩を叩いて去って行く。

 いぶき、ラブレターをびりびりに破り捨てる。

 終わりです。


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コメント

今日は乱雑なネタを書き綴ります。

劇用車ネタ・・・警察署前に止まっているパトカー(日産230セドリック)が気になる(だからなんだ)。

銃ネタ・・・早川の持つマシンガンはアメリカのトンプソン(別名シカゴタイプライター)。昔のギャング映画でお馴染(見たことないけど)。

で、最後に妄想新企画について(するなー)。

イスラム風過激派「laaf‐反自由解放軍」。
ベルギーに拠点を置き、「自由との戦い」という曖昧な目的のため、日々武器となる花火等の調達に勤しんでいる。
つまり彼らこそ・・・愛すべき、馬鹿達である。

元ネタは2008年頃にベルギーで作られていた動画シリーズ(YOUTUBEで見れますよ)。
花火の安全な使用を啓発すると共に、イスラム過激派の行う、罪のない人々まで殺すテロ活動を風刺(イスラムモドキな連中がいつも花火で誤爆をやらかす)するというナイスセンスが光ります。

今回はそんな実在グループの亜流を日本の若者達が作るお話。
その名も「ラーフ!ラッフラーフ!」近日(というか明日)公開(するなつってんだろおおおおおお)。
乱文失礼いたしました。

Re[1]:日本じゃあ二番目だ!「快傑ズバット」セレクション 第19話 後編(08/10)  

妄想大好き人間様
>劇用車ネタ・・・警察署前に止まっているパトカー(日産230セドリック)が気になる(だからなんだ)。

>銃ネタ・・・早川の持つマシンガンはアメリカのトンプソン(別名シカゴタイプライター)。昔のギャング映画でお馴染(見たことないけど)。

相変わらずお詳しいですね。勉強になります。
妄想の方も楽しみにしております。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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