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「星雲仮面マシンマン」 第12話「子供が消えていく」


 第12話「子供が消えていく」(1984年3月30日)
 冒頭、テンタクルのボスKが、人工的な異次元空間「マジックゾーン」発生装置の実演をして見せる。
 無論、彼らはそれを使ってにっくき子供たちをその中に閉じ込めてやろうと言うのだ。

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 さて、公園で人を集めて、手品の実演をしているマジシャン北野。演じるのは「スケバン刑事」のヨーヨー指導もしていた滝雅也さん。

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 いい感じだったのに、通り掛かった亀太が「なんだこんな手品、子供騙しじゃねえかよ。手品にはね、みんなタネがあるんだよ」と嘲笑したせいか、観客は白けてさっさと立ち去ってしまう。

 てっきり、手品のネタの実演販売をしているのかと思ったら、北野はシルクハットを逆さにして、見物料を徴収しようとするのだった。
 商売の邪魔をされ、北野は亀太を睨み付ける。

 勝たちも行こうとするが、北野は彼らを呼び止め、「君たちに大魔術を見せてやる」と誘う。

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 北野は勝たちを線路沿いの看板の前に立たせ、変な形をしたカメラをカバンから取り出す。
 北野「君たちの姿を広告写真にし、マジックゾーンに送り込むのだ」
 勝「えっ、マジックゾーン?」

 だが、彼らを見下ろすビルの屋上には、大きなメカとそれを操作するマジック男(戦闘アンドロイド)がスタンバイしていた。

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 子供たちがそれぞれポーズを取ったところで、屋上の「マジックゾーン」発生装置本体が作動し、看板を異次元空間への入り口に変える。

 北野がシャッターを押すと、北野の言葉どおり、看板にそのままの姿勢で勝たちの写真が焼き付けられる。そして勝たちは、看板の向こうに広がる異次元空間へ転送されてしまう。

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 そこは出口のない洞窟のような場所で、唯一、あの看板の彼らの影から、現実世界が見えるだけの荒涼とした世界だった。勝たちは前を通る人に必死で助けを求めるが、「マジックゾーン」の音は絶対に外界には届かないのだ。

 北野「見たか大魔術を、ふははははっ」
 北野は、既にテンタクルと手を組んでいたのだ。

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 一方、葉山家では、真紀が弟・勝の帰りを待ち侘びていた。
 マシンマンこと高瀬健は、真紀の愛車をせっせと洗っている。
 健「何か用事かい?」
 真紀「おばあちゃんのやってる美容院に一緒に行くことになってるの」

 ちょうどそこへ亀太が通り掛かり、勝たちが公園にいたと教える。

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 二人がそこへ行く途中、例の看板に気付く。
 真紀「ちょっと、勝たちじゃない?」
 健「あれー、浩君に豊君に三郎君、美佐ちゃんも映ってる」
 真紀「どうしちゃったのかしら?」

 内部にいた勝たちも、二人の姿に気付いて必死で訴えるが、徒労に終わる。

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 ちょうどそこへ亀太が通り掛かる。……って、おい、通り掛かり過ぎじゃないか?

 亀太(写真を見て)「あはははは、こいつは傑作だ」
 真紀「笑いごとじゃないのよ!」

 亀太「そう言えば勝君たち、さっき手品を見てましたよ」
 またまた亀太情報に基づいて、二人は公園でマジシャン北野を捜す。

 北野はまた公園に戻っていた。茂みから様子を窺う二人。
 真紀は、北野の顔を見て、どこかで見た記憶があると漏らす。
 健「俺は彼の正体を探ってみるよ」
 真紀「あたしは週刊ヒット社に行って調べてみる」

 健は北野を尾行し、彼がまたあの看板の前で別の子供二人に声をかけ、勝たち同様「マジックゾーン」に送り込むのを目撃する。

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 で、早速マシンマンに変身して彼の前に立ちはだかる。

 マシンマン「マジックゾーンを作り出すカメラの入ったそのカバンを渡せ!」
 だが、そこへマジック男が現れ、マシンマンの邪魔をして北野を逃がす。

 健が葉山家に戻ると、一足先に帰っていた真紀が週刊ヒットのバックナンバーを見せる。
 そこには、あの北野の写真がでかでかと掲載されていた。

 真紀「これは2年前の週刊ヒットの記事よ。彼はマジックゾーンを作り出す装置を使って自分の子供をモデルにして大魔術をやろうとしたのね。ところが装置はダメで、子供は危うく死に掛けたそうなの。それ以来、奥さんと子供は姿を消し、彼は危険な魔術師としてマジック界から追放されてしまったのね」

 その北野、一人住まいのアパートの部屋に戻ると、家族の写真に熱っぽく語りかける。
 「ヒロシよ、お前だけは父ちゃんを信じてくれるな? お前にマジックゾーンの大魔術を見せてやりたい。だから俺のところへ帰ってきてくれ!」

 健は北野の良心に訴えるしかないと、真紀に北野の家族を捜させる。真紀は弁当屋で働いていた奥さんに、北野を説得するよう頼む。奥さんは最初は拒絶していたが、息子のヒロシの言葉に動かされ、真紀と一緒に北野のところへ行く。

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 北野は、家族と再会して喜ぶが、
 奥さん「あなた、これ以上悪いことはやめて」
 北野「なにぃ?」
 奥さん「子供たちが一体何をしたと言うんですか。それなのにマジックゾーンに閉じ込めるなんてひどいじゃありませんか」
 北野「子供たちは俺の魔術を馬鹿にした。だから閉じ込めてやったのだ!」
 真紀「お願いです。閉じ込められている弟たちを返して下さい!」

 説得に耳を貸そうとしない北野だったが、息子ヒロシの「父ちゃんひどいよ、そんなにマジックゾーンに閉じ込めたいなら、俺を閉じ込めろよー、俺、父ちゃんのためなら死んだっていいんだ」と言う棒読み台詞に心を動かされ、あっさり改心するのだった。

 で、後はマシンマンとマジック男のバトル。
 マジック男は幻術を駆使して結構善戦するが、結局はマシンサンダーの前に塵となる。

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 いつもなら、マシンマンがカタルシスウェーブを放って悪の手先となった人間の良心を目覚めさせるところだが、
 北野「済まない、俺が悪かった。もう二度と魔術はやらない。今度こそ生まれ変わったつもりで働き、家族と一緒に暮らし幸せにする!」

 マシンマン(親と子の絆は、カタルシスウェーブを必要としないほど強いのだ)

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 マシンマンが屋上の装置を壊した為、勝たちはマジックゾーンから解き放たれる。
 真紀が駆け寄るのだが、何故かその際、「勝ちゃん」と、ちゃん付けで弟を呼んでいる。いつもは「勝」と呼び捨てなんだけどね。

 ラスト、公園で遊んでいた勝たちに、またまたまた通り掛かった亀太が「手品を見せてあげるよ」と話しかけるのだった。

 さて、このDVDボックス1には、特典映像としてマシンマン・高瀬健を演じた佐久田修さんのインタビューが収録されている(収録は2007年か?)。

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 若々しいお姿が見られ、楽しい思い出話苦労話がたくさん聞けて、とても貴重である。

 「ま、7話8話あたりで、小西監督にお世話になるんですけども、『やっぱり佐久田くん、これはあれだよね、青春モノだよね。ヒーローモノと思わない方がいいよ』って、言われて、あ、そっかって思ったことはありましたね」

 なお、ボックス2に佐久田さんのインタビューの後半、3に、レディーMを演じた湖条千秋さんのインタビューが収録されているのだが、どのインタビューでもヒロイン真紀を演じた塚田きよみさんの名前が一切出て来ないのが、奇異に感じられた。あまり絡みのなかった湖条さんはともかく、がっつり共演した佐久田さんも、他の出演者のことは話すのに、彼女についてだけ一切喋らないのは、単なる偶然なのだろうか? それともなにか差し障りがあったのだろうか?

 塚田さんのファンとしてはそこが残念である。


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コメント

塚田さんは「ジャスピオン」の後
「真・仮面ライダー」にご出演されてましたね。
僕としては、これは駄作でしたが・・・
正直、歴代ライダーへのカウントもどうかと?
「ディケイド」映画以降の出演でも、なんか浮いてますし・・・

Re[1]:「星雲仮面マシンマン」 第12話「子供が消えていく」(08/17)  

影の王子さん

>「真・仮面ライダー」にご出演されてましたね。
>僕としては、これは駄作でしたが・・・

塚田さんはクールで良かったけど、確かにあれはダメでしたね。大胆な濡れ場とか、脱子供向けを目指したんでしょうけど、見当違いも甚だしいですね。「序章」だけで終わっちゃいました(悲)。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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