FC2ブログ

記事一覧

「星雲仮面マシンマン」 第11話「とんだアルバイト」


 第11話「とんだアルバイト」(1984年3月23日)
 勝の友人・三郎、朝刊の折り込みの中に「ちびっ子アルバイト」と言うチラシを目にする。
 三郎「自分の金は自分で稼ぐのだ……勉強の合間に高収入……?」
 三郎の父親はタクシー運転手だが、目下ぎっくり腰で休業中と言うこともあり、三郎はそのアルバイトをやってみようと思い立つ。

 その日の放課後、三郎は勝たちと一緒にチラシに記載されているビルに行く。
 フロアには既にたくさんの子供たちが集まっていて、責任者の男から紙袋を渡されては帰って行く。

 PDVD_000.jpg
 男は、三郎に書類を渡し、住所氏名などを記入させる。勝たちにも勧めるが、勝たちは遠慮する。
 男「やればいいのに。自分で稼いだ金で欲しいものを買う。親も助かる!」

 男(実はテンタクルのミサイル男)を演じるのは益富信孝さん。相変わらず偉大な眉毛である。

 PDVD_001.jpg
 具体的にどんな仕事かと言うと、会社から渡された電子部品の組み立てである。
 息子がやってるのを見て、父親も興味を持つ。
 父親「どれどれ、父ちゃんに貸してみろ」
 三郎「ここんとこ、ハンダ付け」

 仕事の趣旨を全く理解していない三郎。

 PDVD_002.jpg
 一方、マシンマンこと健も、「週刊ヒット」の編集部でバイト中。と言っても、掃除や片付け(むしろ邪魔)。
 それを斡旋したであろう真紀が、出先から戻ってきてねぎらいの声をかける。
 真紀「ごくろうさま」
 健「ああ」
 真紀「うわぁーっ、綺麗になったわね手書きハート

 PDVD_004.jpg
 編集長「なんだなんだ真紀、その言い方は? ごくろうさま? バイト料5000円も払ってるんだぞ。それになんだぁ、まあ綺麗になったわねえ? (棚を指でこすり)ちっとも綺麗になっちゃいねえ!」
 真紀「指でこすればそりゃあ……」
 不服そうな真紀。

 PDVD_005.jpg
 部屋の外側の窓拭きを命じられた健、屋上に上がり、そこからロープを垂らす。
 ボールボーイ「嫌な思いしてまで、アルバイトすることないと思うよ」
 ボールボーイが、空を飛びながら健に忠告する。
 健「地球人は働いて賃金を得ている。それで生活をしている」
 ボ「アイビー星では働くのはロボットだけなのにね」

 ゆ、夢のような世界じゃねえか……。
 ただし、人間が何もしないでゴロゴロしていると言う意味ではなく、単純労働はすべて機械任せと言うことだろう。健も、大学の卒論を書くために、地球に来ているのだ。

 健「そうだ、地球人を理解する為にも、こうして働いて賃金を得てみないとな。……やっぱり怖いね」

 PDVD_006.jpg
 健はロープにぶらさがり、壁面を蹴りながら降りて行く。

 アイビー星人ならではの身体能力で、軽やかに窓拭きをする健。編集長やルミ子が見て、唖然とする。

 PDVD_007.jpg
 三郎のところへ男が来て、完成したパーツの検品をする。
 男「合格だ。バイト料だ」
 と、ぽんと10万円を渡す。
 三郎「えー、こんなにー」
 父親「じょ、冗談だろ、いくらなんでも多過ぎるよ。これじゃおいらの半月分の稼ぎだよ」
 男「お父さん、子供だと思ってバカにしちゃいけませんよ。子供には優れた才能が秘められている。我々はそうした子供の才能を引き出してやりたいんです。三郎君はその金に値する仕事を成し遂げました。報酬も当然です」
 男に言われて、父親もなんとなく納得してしまう。
 男「ところで三郎君、次の段階に進むかね」
 父親「当然ですよ。やります、やりますよ!」

 そばで見ていた勝たちも、男にしがみついてバイトを志願する。

 健と真紀、一緒に自宅に帰ってくる。
 真紀「ほんとなの? ビルの壁を逆様になって降りてきたなんて?」
 健「まさか、錯覚だよ。ガラス越しだからそんな風に見えたんじゃないの」
 真紀「そうだろうな、人間がヤモリになれるわけないもんね」

 PDVD_009.jpg
 勝が、庭で早速「バイト」をしていた。10段切替の自転車を買うんだと張り切っている。
 健(電子ゲームにしては複雑過ぎるな……)

 PDVD_011.jpg
 健、その部品をスペースコロニーへ持って行き、分析する。
 モニターに最初にこのコマンド画面が出て、

 PDVD_010.jpg
 次にこの図表が出てくるのだが、上のコマンドは、下の画像を描く為のプログラムのようだ。

 ボ「予想通りだ。これはロケットか何かの制御装置の一部だよ」
 健「うん、こんな先端技術を何故子供に?」

 葉山家にあの男が来て、パーツと引き換えに金を渡す。
 PDVD_012.jpg
 真紀「こんなに頂いていいんですか、ほんとに」
 男「子供の能力開発の為です。未来への投資と思えば安いもんです。次も頑張るんだよ」
 勝「はいっ」

 物陰から見ていた健、男の車を尾行する。
 さっきの窓拭きの要領で、会社のビルを調べようとするが、健の存在は既に男に気付かれていた。

 PDVD_013.jpg
 男は、健より高い場所から手榴弾を放り投げる。

 PDVD_018.jpg
 爆風に飛ばされビルの谷間に落ちていく健。

 低予算の「マシンマン」は、全体的にアクションもおとなしめだが、このシーンはかなり迫力がある。

 PDVD_019.jpg
 男は悠々と立ち去ろうとするが、次の瞬間、マシンマンに変身した健が飛んできて顔面にパンチを放つ。男はたちまちミサイル男としての正体を暴露する。
 マ「やはりテンタクルの仕業か、子供たちを使って何を企む?」

 マシンマンはワープスロットルで攻撃するが、背後から鉄人モンスが邪魔をしたため、ミサイル男に逃げられる。健はすぐに、勝や他の子供たちにテンタクルの陰謀だと説いて回り、全てのパーツを回収する。

 プロフェッサーKに報告しに来るミサイル男。
 男「計画は台無しです。ほとんどキャンセルされました」
 K「計画は続行しろ。最終的には一個完成すれば良い。子供の手で作られたミサイルを子供の手で発射する。そして東京を阿鼻叫喚の地獄に変える。その時の、大人のたちのびっくり仰天した顔!

 あの、「びっくり仰天」どころの話じゃないと思うんですが……。
 そのミサイルも、爆心地から4キロ四方が木っ端微塵と言う、シャレにならない威力らしい。

 普通の悪の組織だったら、東京を壊滅させることが主題なのだが、ミサイルを子供に作らせ、子供に発射させることに拘るのが、いかにもテンタクル(と言うか、K)らしい。

 PDVD_021.jpg
 で、男は勝たちを拉致し、公園の高台で強制的にミサイルを作らせる。
 さらに、発射ボタンも子供たちに押させようとする。嫌がる勝たちを、美佐を人質にしてなんとか押させようとするミサイル男。大人気ない。自分で押せや。

 子供たちはミサイル男にしがみついて何とか抵抗するが、揉みあっているうちに三郎が誤って発射ボタンを押してしまう。

 都民数万人の虐殺のスイッチを押した少年の一言、

 PDVD_022.jpg
 三郎「あっ、やっちゃった」

 軽っ!

 PDVD_023.jpg
 しかし、ボールボーイの知らせを聞いた健がドルフィンで飛んできて、ミサイルに冷却ガスのようなものを吹き付け、ギリギリで発射を阻止する。

 あとは、ミサイル男を倒して事件解決。
 三郎の父親のぎっくり腰も治り、めでたしめでたしとなるのだった。


関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

最近のトラックバック

カテゴリー

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター