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「仮面ライダーアマゾン」第1話 前編


 第1話「人か野獣か?!密林から来た凄い奴!」(1974年10月19日)
 「仮面ライダーアマゾン」は、1974~75年に放送されたライダーシリーズ第4作目、全24話。

 それまでとはがらりと雰囲気の異なる野性的なライダーを主人公に据えた異色作である。
 管理人、今までちゃんと見たことがなくて、印象もあまり良くなかったが、つい最近DVDで改めてじっくり鑑賞して、なかなか面白いことに気付いた。(途中から)低年齢向けと言うこともあって、まさひこ、りつ子、モグラ獣人のレギュラーがみんな可愛いのだ。

 さて第1話は、OPの前に導入部がある。

 ナレ「この文明の今日でも、まだ人の足を踏み入れたことのないと言う大アマゾンの奥地。そこに起こった恐怖十面鬼の叛乱。狙うは長老バゴーの守る強大なインカ科学の鍵、ギギの腕輪」

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 空を飛ぶ「十面鬼」。その名のとおり、胴体部にいくつもの男の顔がついている。

 その由来や正体については特に説明はない。とにかく、ゲドンと言う悪の組織の首領なのだ。
 その巨大な口から赤い液体が流れ、森林が燃える。逃げ惑う原住民(インカ文明の末裔?)。

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 ナレ「長老バゴーはこれを伝える一族もない今、野生の日本人青年にその腕輪を移植し、改造人間に仕立てて、これを守ろうとしていた」

 と言う訳で、山本大介ことアマゾンは、極めて原始的な手術室&器具によって改造人間にされてしまう。と言っても、見たところ、左腕にメスを入れ、ギギの腕輪を嵌め込んでいるだけなので、それほど大掛かりなものではない。アマゾンに変身するのも、ギギの腕輪のパワーによるものらしく、改造人間と言うより、むしろ戦隊シリーズの強化服に近いのかもしれない。

 バゴー「日本へ行け、高坂に会うんだーっ、い、いーっ、にぽんへ行けーっ」
 バゴーはそう言い残して息絶える(なんで?)。

 アマゾン(23才・無職)は幼い頃、探検家の両親と共にジャングルで遭難し、バゴーによって育てられたこてこての野生児なのだ。当然、日本語は全然喋れない。

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 ジャングルの中を、クモ獣人やジューシャ(戦闘員)の目を逃れて疾走するアマゾン。

 アマゾンを半裸で熱演するのは岡崎徹さん。ハングリーな風貌が作風にマッチしている。

 PDVD_003.jpg
 上空に浮かぶ十面鬼がアマゾンを見付ける。

 十面鬼ゴルゴス「逃がすものか」
 顔1「捕らえろ」
 顔2「こ、こここ、殺せーっ」←どもっている
 顔3「腕輪を奪え」
 顔4「その腕輪を奪って我がゲドンは」
 顔5「この十面鬼の力で」
 顔6「世界を支配するのだ」
 顔7「必ず捕らえるぞ」
 顔8「この十面鬼がある限り」
 顔9「逃がすなーっ」

 あー、いちいち分けて喋るな、面倒臭い!
 (暑くて死にそうな部屋で書いている管理人の魂の叫び)

 ちなみに、顔1はV3でヨロイ元帥を演じていた中村文弥さん、顔4がV3の中の人・中屋敷鉄也さんである。

 また、初期はそれぞれの顔はほぼ素顔のメイクだが、途中から真っ赤に塗られてしまう。

 十面鬼の吐く液体で、再び火に包まれるジャングル。炎の中で「うがーっ」と叫ぶアマゾンを映しつつ、やっとOP「アマゾンライダーここにあり」(子門真人)が流れ出す。

 また、ナレは、中江真司さんから、ショッカーの首領の声を演じてきた納谷悟朗さんにスイッチ。

 OP後、一気に舞台は日本の都心部へ。
 早くも、クモ獣人の特殊な糸が空から降って来て、たくさんの人たちを誘拐して行く。

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 通り掛かった二人の男性、被害者の悲鳴を聞いて駆けつける。が、現場にはクモの糸が残されているだけ。
 年輩の方が、その糸をワタアメかと思って(註・ません)小枝で絡め取る。

 高坂「松山君、これを見たまへ」
 糸はパッと煙のように消えてしまう。
 松山「消えた。高坂先生、消えました」
 高坂「分かったかね、これがゲドンの不思議なやり方だよ。私もアマゾンでバゴーと言う老科学者の話を聞いていなければ、信じられない。でも、実際にこの日本の東京で、ゲドンは動いてるんだ」
 松山「これは誰に言っても無駄ですよ」
 高坂「だから私は待ってるんだよ。バゴーが送ってくれた若者をね」
 そう、彼こそアマゾンが会いに来た高坂博士であった。

 高坂は、アマゾンの実父の友人だったらしいが、何時、バゴーと会ったのだろう? それに、バゴーはアマゾンを手術した直後、死んでいるので、アマゾンの来日を高坂に知らせる余裕はなかったと思うが?

 とにかく、二人はクモ獣人の姿を見掛けて後を追う。クモ獣人は、ちょうど船から港に降りてきたアマゾンを急襲する。

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 逃げるアマゾン、高坂たちに出くわし、客引きから1000円ポッキリと言われたような、疑り深そうな目を向ける。

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 言葉は通じないが、高坂はバゴーから習っていたのだろう、「トモダチ」のサインを指で作る。
 アマゾンも、反射的に同じサインを見せる。

 高坂「味方だ。これは味方の印だ」
 三人はクモ獣人から離れて、倉庫の中へ身を隠す。だが、既にその中にはクモ獣人の罠が仕掛けられていた。

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 あわれ、松山助手がおからのお化けみたいになって死亡する。

 アマゾンと高坂は再び外へ移動。アマゾンはクモ獣人相手に奮闘するが、高坂が怪我をしてしまう。

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 それでもなんとか逃げられたのだろう、高坂は病院で手当てを受け、そこから親戚の岡村家へ電話がかかる。
 まさひこ「はい、岡村です。え、おじさんが? 姉ちゃん、おじさんが怪我をしたって」
 りつ子「おじさんが? もしもし……はい、港病院ですね。すぐ行きます」

 二人は高坂の姪と甥で、以後、アマゾンの友人としてこの番組のレギュラーを務める。
 まさひこを演じるのは松田洋治さん。当時7~8才。
 りつ子を演じるのは松岡まりこさん。

 長くなったので分けて書きます。


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コメント

十面鬼って今見ても秀逸なキャラクターだと思います。
しかし、現場は大変だったでしょうね・・・
「ディケイド」版はまったくの別物でした
(アポロガイストは良かったのに)。

Re[1]:「仮面ライダーアマゾン」第1話 前編(07/23)  

>十面鬼って今見ても秀逸なキャラクターだと思います。

毎度コメントありがとうございます。
ほんと、凄い発想ですよね。

電撃!! ストラダ5  

岡崎徹さんが主役を務めた「電撃!! ストラダ5」(1974年4月~13回)
の第1回をYouTubeで観ました。
「ゴレンジャー」のパチモン(マスクではなくヘルメット+スーツの5人組)みたいで
首を傾げましたが・・・岡崎徹さんの顔は濃い!
今さらですが、怪我で引退されたのは惜しいです。やっぱりカッコイイ!

Re:電撃!! ストラダ5(07/23)  

影の王子様

自分も何話か見たことがありますが……、うーん、あんまり面白くなかったような。

Re:「仮面ライダーアマゾン」第1話 前編(07/23)  

アマゾンは、野性味溢れるアクションが実に魅力的です。他のライダーには出せない味ですね。        ところで無理を承知でお願いがあるのですが、宜しければアマゾン第8話のレビューをして頂けないでしょうか?出来るのであれば、管理人さんの視点からあの回のレビューをして頂きたいのです。厳しいのであれば、遠慮なく断って頂いて構いません。何卒よろしくお願いいたします。

Re[1]:「仮面ライダーアマゾン」第1話 前編(07/23)  

エレクトロファイヤー様

おおっ、久々のリクエスト、ありがとうございます。面白くなるかどうかは分かりませんが、近いうちにレビューさせて頂きます。

Re:「仮面ライダーアマゾン」第1話 前編(07/23)  

どうも悪の組織に改造されたのは、仮面ライダー1号と2号以外はいないようですがね😅

Re[1]:「仮面ライダーアマゾン」第1話 前編(07/23)  

ふて猫様
>どうも悪の組織に改造されたのは、仮面ライダー1号と2号以外はいないようですがね

ストロンガーもブラックサタンに改造されたと思います。

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Re: 昭和版響鬼

そうなんですか。響鬼は見たことないですが。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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