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「ケータイ刑事 銭形泪」セレクション 第4話 前編



 本題の前に、今日、このブログ、開設694日目にして50万アクセスを達成しました。
 これもひとえに読者の皆様のお陰です。今後もよろしくね。

 第4話「舞台の上で死ねれば本望だ!~「劇団ちからわざ」殺人事件」(2004年1月25日)
 さて、今回は個性派俳優佐藤二朗さんが初めて(ケータイ刑事シリーズで)脚本を書いた注目のエピソード。ま、個人的には2nd-18話の野球の話のほうが好きだけどね。

 今日も元気に泪ちゃん、自転車にまたがって、とある劇場へやってくる。ロケは、シンフォニーヒルズが使われているが、設定は下北沢の劇場「みみなり」と言うことになっている。無論、「スズナリ」のもじりである。

 泪が見に来た舞台は、「劇団ちからわざ」の、「俺を踊れ」と言うもの。先に来て気合を入れていた五代と一緒に席に着く泪。五代は、柴田から「昇進試験に役に立つ」と聞かされて観劇に来たらしい。

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 泪「それよりこれ変じゃないですか。タイトルが『俺を踊れ』ですよ?」
 五代「ミュージカルでしょこれは、だって『踊れ』だろ」
 泪「『踊れ』ですけど、『俺を』ですよ。うーん、意味分かりませんよね~」
 タイトルの「てにをは」に拘る泪。あれこれ喋ってると、ブザーが鳴って客席が暗くなる。

 幕が上がり、学校の教室のようなセットが見える。
 泪「なんか、あのセット、せこくないですか?」

 で、舞台はほとんど何の説明もないまま進んで行くのだが、そもそも「ちからわざ」は二朗さんがやっていた劇団と同名で、演じている俳優もいかにも舞台俳優と言う感じなので、「俺を踊れ」と言う芝居、実際に同じ面子で「ちからわざ」で公演していたのではないだろうか? ま、あくまで憶測で違ってるかもしれない。

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 ストーリーは、女性教師が黒板のイタズラ書きの犯人を突き止めようとすることに、ほとんど費やされている。

 教師「確かにたかとも君は昨日テスト中におならをしたわ。そして今日、早速朝イチでたかともプ~と言う落書き、先生ちょっとやられた感を拭えない」(観客の笑い)

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 鎌倉「僕じゃありません」
 教師「あなたには聞いてないわ。間もなく眉毛が繋がる人間に発言権はありません」(笑い)

 教師「さあだれ~今正直に言えば、内申書にゲス野郎と書くのだけは勘弁してあげる」
 ヒロイン格の女性教師を演じるのは、坂ふみはさんと言う人だと思うが、どういう経歴の女優さんなのか、全然分からん。芝居が、いかにも小劇団っぽいのだが。

 泪「……これなんですか、コントですか?」
 五代「ミュージカルでしょあんた」
 泪「でも、踊りませんよ」

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 途中から、舞台を映しながら、二人の映像がワイプで表示されるようになる。

 たかとも「僕はむしろ流して欲しいですよ。この話題で立ってるの、つらいです」
 教師(思い切りビンタして)「黙りなさい、このぉ、へコキ虫!」(笑い)
 福野未知留「へへっ、へコキ虫、先生いま上手いこと言いました。先生が……」

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 教師「福野さん、あなたうるさいちょっと静かにして! あと、あなたのボインもうるさい!」
 と、未知留の巨乳を鷲掴みにする教師。

 巨乳の福野未知留と言う役名は、この女優さんの芸名をそのまま使っている。

 その後も、支離滅裂なギャグが続く舞台を見て、泪と五代は早くも芝居から下車する。

 教師、一旦引っ込むと、バケツを持って戻ってきて、稲垣と言う生徒の頭から水をぶちまける。
 教師「意味のないナンセンスギャグには古典的なベタなギャグで応戦しなければ……さぁ、みるみるクラスの結束が固くなっていくわね」

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 ここで、座長格(?)の二朗さんが口でヘリコプターの音を鳴らしながら登場。常にマイクを持ち、ズボンを履かない校長の役である。
 校長「テストの最中に放屁をすれば、恐らくは面白いであろう。おかしいであろう! そう踏んだたかとも君の狡猾さ、あるいはその翌日、黒板に『たかともプ~』と言う落書きで素早く応酬したA君、あるいはBさんのダイナミックと言えるであろうサンサーッ!」(爆笑)

 脚本を任されて、やりたい放題の二朗さん。

 校長「いずれをとっても、校長として万感胸に込み上げるものがあったと言う事実を率直に認めざるを得ません」(笑い)

 泪(疲れたように)「五代さん、あのタイトルは何処に行っちゃったんでしょうかねえ?」
 五代「何処行っちゃったんですかねえ」

 芝居の途中、校長が客席の方へ進み出て、
 「気になっておりましたが、そこの女子高生のお父さん」と、五代を指差す。

 五代「俺?」
 校長「そう、おんどれ。お願いですから、お客さんが役者よりたくさん喋らないで頂きたい。あのバケツの彼よりあなたの方が確実にたくさん喋っております」(笑い)

 五代は泪に「こりゃ客いじりだよ。俺一回いじって欲しかったのよ~」と上機嫌で語りかける。

 五代「あのーガンガンボケますから、突っ込んでください」
 泪「ちょっちょっと、五代さん!」
 校長「あなたにこんな言葉をお届けいたします」
 五代「なんでしょう?」
 校長「鬱陶しい」(爆笑)

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 ひとりポカンとする五代。思わず泪も笑ってしまう。

 その後も、しょうもないギャグが延々と続くが、ミステリーとしての伏線はちゃんと張られているのだ。
 (照明の右端が消える。校長がマイクのコードを引き摺ったまま舞台を動くetc)

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 やがて、水をかけられた稲垣を、校長が突っ込みで床に張り倒す。

 無論、台本にあることなのだが、稲垣はそのままぴくりとも動かない。

 校長「えー、学級崩壊と言って……ちょっちょっとごめんなさい、これ芝居じゃない、芝居じゃない!」
 と、異変に気付いた校長、二朗さんに戻って慌てて稲垣に駆け寄る。

 ここの二朗さんの芝居はちょっと下手と言うか、わざとらしい。

 五代と泪もすぐに舞台に上がり、稲垣がいつの間にか死んでいるのを確認する。
 そう、今度の殺人は、泪や他の観客たちが見ている舞台の最中、公然と行われたのだ。

 後編に続く。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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