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「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第42話

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 第42話「烈よ急げ!父よ」(1983年2月11日)
 「宇宙刑事ギャバン」もいよいよ最終エピソードに突入である。

 冒頭、長いこと母親の病気のためにバード星に帰郷していたミミーが戻ってくる。
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 ミミー「ねえ、素晴らしいニュースを持ってきたわ」
 烈「ほー、婚約でもしたのかい?」
 ミミー「怒るわよ! ……ハンターキラーが保護されたのよ、銀河警察のパトロール隊に」
 烈「ハンターキラーが?」
 ミミー「なんでも暗黒銀河の辺りを漂流していたそうよ」
 烈「そう言えば、このところ、姿を見掛けてなかったが……追放されていたのか」

 このところって、ハンターキラーが魔空城を追放されてから、もう1クール近くになるんだけどね。
 そんなに影が薄かったのか……。

 ミミーは、父であるコム長官がハンターキラーを尋問して、烈の父、ボイサー(サニー千葉)の行方を聞き出そうとしていると話す。

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 烈は例のペンダントを久しぶりに見て、亡き母、そして行方不明の父のことを思う。
 今気付いたけど、母親の一条寺民子って、久保田民絵さんがやってたんだな。役名はそこから来てるんだろう。

 一方、魔空城では、サン・ドルバがイラストを使ってドン・ホラーにプレゼンをしていた。
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 サン・ドルバ「ホシノスペースカノンは地球にいながら他の星を破壊することの出来る恐るべき威力を秘めたレーザー砲です。このスペースカノンが完成すれば、宇宙の支配者になれますぞ、父上」
 ドン・ホラー「バード星、アンドロメダ第3惑星、破壊したい邪魔な惑星がまだまだたくさんある」

 邪魔だから、その惑星を破壊しようと言うのは小学生レベルの発想ですね。
 それに、小型のブラックホールを作り出せるほどの科学力を持ったマクーが、地球人の星野(月子の父親)が開発した武器に頼ると言うのはちょっと情けない。

 サン・ドルバによれば、ボイサーを拷問してレーザー増幅装置の設計図のありかを聞き出そうとしているらしい。つまり、これによってボイサーが存命で、マクーに捕まっていることが分かる。何故ボイサーを人質として利用しなかったのか、疑問に感じるが、ギャバンを倒すことより、スペースカノンの完成を優先させたのだろう。

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 久しぶりに登場のハンターキラーだったが、横になったまま、コム長官に尋問され、苦しそうに「X計画……ボイサーは剣山……」と、きれぎれに喋ってから、あっさり事切れる。もっとも、台詞ではっきりと死んだとは言われてないんだけどね。どっちにしても、これがラストカット。ご苦労様でした。

 しかし、ほんと、元宇宙刑事と言うハンターキラーのキャラ設定を活かしきれなかったのは、この作品の大きなキズである。今更言ってもしょうがないけどね。

 コム長官からそれを聞いた烈、すぐに剣山へ向かう。途中「X計画……もしかすると月子の父、星野博士が発明した装置のことではなかろうか」と推測すると共に、月子と初めて会ったときのことなどを思い返していた。星野博士(既にマクーに殺されている)の友人だったボイサーは、その縁でスペースカノンの秘密を託されていたのだ。

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 剣山に着いた烈だが、森の中で、突然一人の若者に襲われる。
 彼は、獣のような敏捷さで木々の間を飛び回り、烈をも苦しめる。

 若者は森林パトロールの伊賀 電(いが でん)で、後に「宇宙刑事シャリバン」の主役を務めることになる。演じるのは渡洋史さん。
 電は、烈を密猟者だと勘違いして攻撃して来たのだが、烈が言葉を尽くして説明すると、すぐに自分の間違いに気付き、謝罪する。

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 電「申し訳ない、殴ってくれ!」
 烈「俺はあんまり人を殴るのが好きじゃないんだ」
 堂々と嘘をつく烈。それを聞いた電は、自分で自分の頭をポカポカ殴って見せる。

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 烈と別れた電は、森林パトロールを続行し、小さな木が折れているのさえ見逃さず、添え木をしてやる。
 木に添え木と言うのもなんだな……。

 電「どうしたんだ、誰にやられたんだ?」
 木(お前にだよ)

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 その後、電はバファローダブラーに襲われる。烈が感心したほど人並みはずれた身体能力を持つ電だが、さすがにダブルモンスター相手では全く歯が立たない。
 瀕死の重傷を負ったところを、烈に発見される。そこへまた敵が殺到するが、

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 烈は電を助けつつ、蒸着する。
 最近、かっこいいギャバンの画像をあまり貼ってなかったので、貼っておく。

 普通なら、最初は軽く一戦して、怪人はすぐ退散するのだが、今回はちょっと構成が異なるので一気に決戦に雪崩れ込む。
 魔空空間の発生から、電子星獣ドルーと戦闘機の戦い、ギャビオン、スクーパーと言うサブメカの活躍と、いつものにスポンサー向けルーティンワークをこなし、一気にダブラーを倒す。
 結局、バファローダブラー、何がしたかったのか、これだけ存在意義が不明瞭なダブラーも珍しい。秘密基地があるので、人が近付かないように見張っていたのだろうか?

 敵を倒した後、山肌にぽっかりと穴が開いているのに気付き、その中に潜入する烈。そこはサン・ドルバがボイサーを拷問する為に使っていた極秘の基地への入り口だった。

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 最奥部に辿り着くが、既にサン・ドルバたちはボイサーを連れて退去した後だった。
 また、そこにはわざわざホシノスペースカノンのイラストが掲げられ、「X計画」などと、わざわざ日本語で説明が書かれていた。
 烈「太陽熱をレーザー光線に変えるシステムだ……スペースカノンで惑星を爆破……なんてことを!」

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 また、拷問用の椅子も見付け、父が魔女キバに拷問されている様子を生々しく想像する烈。

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 ボイサーが歯を食いしばって耐える映像も一瞬だけ出る。
 「こんな歯医者さんがいるなんて聞いてないーっ!」

 サン・ドルバは基地もろとも烈を爆殺しようとするが、入り口の穴がそのままだったので、烈は蒸着して脱出する。
 烈に助けられた電は、バード星の進んだ医学で治療するため、マリーンがバード星へ連れて行く。

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 最後、道の途中で車を降り、山に向かって叫ぶ烈。
 「サン・ドルバ、良く聞けーっ!」

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 (父さんを何処に隠しても、俺は必ず探し出す。必ず助け出して見せるぞ)
 ただ、その後の台詞を心の中でつぶやいたため、サン・ドルバには聞こえなかった。そりゃそうだ。

 つづく。


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コメント

>しかし、ほんと、元宇宙刑事と言うハンターキラーのキャラ設定を活かしきれなかったのは、この作品の大きなキズである。

1986年に「ジャスピオン」の総集編ビデオが発売された際の雑誌のインタヴューで
シナリオの上原正三さんが「ボイサーとハンターキラーの因縁は”ネタ”としてある」
と明言されていました。

宇宙刑事の新ビデオも秋に出ますし、そのネタも何らかの形にしてほしいですね。

Re[1]:「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第42話(06/08)  

>宇宙刑事の新ビデオも秋に出ますし、そのネタも何らかの形にしてほしいですね。

おっ、今度はシャイダーとシャリバンですか。しかも渡さんや森永さんも出るみたいですね。
ギャバンのレビューが済んだら、次はシャリバンでも書こうかな。

Re:「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第42話(06/08)  

昭和の俳優さんたちは声が良いですが、基地を爆破させる時のサン・ドルバの声が
いかにも憎々しくまた地獄から響くような声で、悪役が多かった西田さんの真骨頂ですね。

そういえば、サン・ドルバが人間に化けるシーンって一つもありませんでした。
素顔の西田さんと大葉さんの絡みも見たかったです・・・

Re[1]:「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第42話(06/08)  

影の王子様
>そういえば、サン・ドルバが人間に化けるシーンって一つもありませんでした。
>素顔の西田さんと大葉さんの絡みも見たかったです・・・

確かにありませんでしたね。

Re:「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第42話(06/08)  

「ガッチャマン」ではガッチャマン1号=大鷲のケン(声は森功至さん)が行方不明の自分のお父さん(正体はレッドインパルス隊長)の事を知ると思われるギャラクター工作員を捕らえた際、その工作員に激しい光線を浴びせ続け悶絶させながら
「俺の父さんはどこだっ!言わなければもっと苦しんでもらうぞっ!!」
と拷問までしてしまう過激な行動に出て仲間の2号から5号に制止されていました!
もしハンターキラーが瀕死状態でなければギャバンも彼に対しそうした行動に出てミミーたちに制止されていたたかもしれませね・・・。

Re[1]:「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第42話(06/08)  

笑太郎様
>「ガッチャマン」ではガッチャマン1号=大鷲のケン(声は森功至さん)が行方不明の自分のお父さん(正体はレッドインパルス隊長)の事を知ると思われるギャラクター工作員を捕らえた際、その工作員に激しい光線を浴びせ続け悶絶させながら
>「俺の父さんはどこだっ!言わなければもっと苦しんでもらうぞっ!!」
>と拷問までしてしまう過激な行動に出て仲間の2号から5号に制止されていました!

そうなんですか。いつものことですが、「ガッチャマン」もほとんど見たことないんですよね。

Re[2]:責任感溢れるシャリバン  

>zura1980さん

>そうなんですか。いつものことですが、「ガッチャマン」もほとんど見たことないんですよね。

ご返信ありがとうございます。ところでこのお話で渡さん演じる後のシャリバンが初登場する訳ですが、そこでは最初ギャバンを悪党と勘違いして攻撃してしまっています。そう言えば「ZX]特番でのZXも、最初ライダーマンとスーパー1をバダンの一員と勘違いして攻撃してしまいました。しかしその後、V3に間違いを正された際
「すまないっ!」
の一言で済ましたZXに対し、シャリバンは
「間違えたお詫びに俺を殴ってくれ!いやっ、あんたが殴らないのなら自分で殴るよ!!」
と言い本当に自分を殴るなんて妙に責任感が強いですね(笑)!

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Re[3]:責任感溢れるシャリバン(06/08)  

笑太郎様
>「すまないっ!」
>の一言で済ましたZXに対し、シャリバンは
>「間違えたお詫びに俺を殴ってくれ!いやっ、あんたが殴らないのなら自分で殴るよ!!」
>と言い本当に自分を殴るなんて妙に責任感が強いですね(笑)!

いかにも大葉さんらしいシーンですよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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