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俺が正義だ「巨獣特捜ジャスピオン」セレクション 第13話


 第13話「宇宙からの助っ人 大暴れ悪の四天王」(1985年6月28日)
 この13話から第2クール突入と言うことで、いくつか改変が見られる。
 一つ目は、冒頭から登場する新しい敵の存在。今までは、親玉サタンゴースと前線指揮官マッドギャランの親子二人だけと言う、極めてシンプルな陣容だったが、この辺からどんどん敵の幹部が増えて行く。

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 今回は、中盤から終盤まで息の長い活躍を見せる「悪の四天王」が初お目見え。

 左から、ブリマ、イッキ、ザンバ、ギョールである。演じているのはだいたいJACの人。
 マッド「銀河の彼方から我が軍団に馳せ参じてくれました。四天王です! ザンバ、イッキともに無双の強さを誇ります。そしてまた、ブリマとギョールは、優しいのは顔立ちだけ、その腕前は男顔負けのものです!」
 サタンゴースに四人を紹介するマッドギャラン。

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 ただ、ブリマはともかく、ギョールは顔立ちからして悪人面だけどね。

 四人はそれぞれ自分の能力をアピールし、ジャスピオン打倒を誓う。

 二つ目の改変は……個人的には改悪なのだが、それまで男言葉を話し、性格も男勝りでがさつだった美人アンドロイドのアンリが(父兄からクレームでもあったのか)、ごく普通の女性に変貌してしまうことだ。

 具体的には……、

 母艦ダイレオンの中、アンリがマネキンのように硬直して休んでいる。そこへこっそりとジャスピオンが近付いてきて、アンリの靴に触ろうとする。実はジャスピオン、重度の靴フェチだった……訳ではなく、靴の裏にあるアンリの制御装置をいじろうとしていたのだ。

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 アンリはすぐ気付いて起き上がり「勝手にメカボックスに触るな、エジンに叱られるぞ!」と抵抗する。
 ジャスピオンは珍獣ミーヤに手伝わせて、アンリの体を押さえつける。

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 この時のジャスピオンの顔、どう見てもこれから乱暴狼藉を働こうとしているようにしか見えない。

 ジャスピオンは靴の裏のカバーを外し、アンリの機能を停止してから「世界50カ国の言語ロム」なるチップを埋め込む。
 これによって、アンリはそれまでの男言葉をやめて、普通の喋り方になり、性格も穏やかになるのだ。
 しかし、男言葉を話す美人アンドロイドと言う設定が大好きだった管理人にとっては大打撃。正直、これ以降、作品に対する愛着が急速に薄れてしまった。

 アンリは、だから普通の喋り方をしている割合が遙かに多いのだが、序盤の型破りキャラの印象が強く、後の「スーパーヒロイン図鑑」で、塚田きよみさんがアンリとしてナレーションを担当した時も、「おいら~なんだ」と言う男言葉バージョンを駆使していた。

 その後、エジンから通信があり、サタンゴースを倒す為に必要な「黄金の卵」を早く見付けろと急かされる。

 ジャスピオンは、アンリとミーヤを乗せて愛車で早速「黄金の卵」の探索に向かう。

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 助手席のアンリは依然、機能停止をしていた。
 ジャス「そろそろ目を覚ませよ。配線間違えたかな」

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 ここで、何故かジャスピオンがアンリの太腿に目を遣るのがちょっと気になる。
 ひょっとして、アンリが寝ている間に何か良からぬことを(以下、自主規制)

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 ジャスピオンがアンリの頭を叩くと、やっとアンリが目を覚ます。
 アンリ「ハロー、グッドモーニング!」
 ジャス「それは英語だ」
 アンリ「ボンジュール、ニーハオ」
 ジャス「フランス語、中国語」
 アンリ「ごきげんよう、ジャスピオン」
 ジャス「おっ、言語ロムを交換した効果が出たぞ!」
 アンリ「これからは助手として一生懸命働くつもりです。どうぞ、よろしくお願いします」
 ジャス「うん!」
 それまでと打って変わってしとやかな言葉遣いと態度に、ジャスピオンはご満悦だったが、

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 一瞬だけアンリ、元のキャラに戻って、
 「あーん、ヤダよこんなの、ヤダヤダヤダヤダーッ!」
 と、最後の抵抗。

 うん、私もイヤだ。
 このまま元のキャラだったら、作品への評価も変わっていただろう。
 せめて、たまにこういう元のキャラが顔を覗かせるような感じだったら良かったんだけど。

 アンリは更に「ねえジャスピオン、止めてよー」と運転中のジャスピオンにむしゃぶりつく。

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 ジャスピオンが急ブレーキを掛ける。と、このタイミングでアンリの男勝りキャラは消滅してしまう。残念。
 アンリ、車の前にいた野良犬を見ると、目を輝かせて駆け寄る。

 アンリ「かわいい~よしよしよしよし」
 ジャス「嫌いじゃなかったのか? 動物は」
 アンリ「大好きよ音符
 ジャス「オー、性格まで変わってしまった」
 と言うジャスピオンだが、アンリは以前から珍獣ミーヤとも仲良しで、動物嫌いと言う描写は見られなかったと思うけどね。
 ジャスピオンたちは、マッドギャランが「黄金の卵」を捜していた場所に来て、もう一度調査をしようとするが、河原に座り込んでいる幼い兄妹と出会う。

 その少年は、自分の描いた漫画を妹に読み聞かせていた。
 その漫画には、巨獣カベゴンタ、そしてジャスピオンの交流が描かれていた。
 ジャスピオンたちも少年の漫画を見せてもらう。

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 だが、その背後には早くも四天王のひとり、ブリマの姿があった。
 これは人間体だが、演じている仁禮美佐さん(JAC出身)はなかなか綺麗である。

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 ちなみに彼女が連れている犬は、ギョールの変身したもの。
 しかし、仲間に首輪で引っ張られていると言うのは、割と屈辱である。

 ギョールはすぐ人間体になって、ブリマと共に、なにやら怪しい石版を彼らの側に置く。
 と、突然強い風が吹いて、少年の描いたカベゴンタの絵がその石版に貼り付く。

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 続けて現れたサタンゴースのビームを浴びて、その石版はカベゴンタになり、見る見る巨大化する。
 ジャスピオンはメタルテックスーツをまとい、巨獣を撃退する。

 不思議な石版は最初に見たものに姿を変える性質があるらしい。マッドギャランは、ならばカベゴンタをもっと凶暴にさせようと考え、

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 漫画家風のキャラになって少年の家を訪ね、カベゴンタをもっと強く恐ろしい姿にするよう促す。
 しかし、春田純一さんがやると、どう見ても根っからの善人にしか見えないのが難だ。
 なにせ、「ゴーグルV」や「ダイナマン」では正義のヒーローを演じていた人だからねえ。
 少年は拒否するが、母親と妹をギョールによって動物にされてしまい、やむなく応じる。

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 より凶暴になったカベゴンタ、次々とビルを破壊する。
 ジャスピオンは戦闘巨人ダイレオンに乗って、カベゴンタと戦う。
 変幻自在のカベゴンタに苦戦するが、少年が元の絵を破くと、たちまちカベゴンタは弱体化する。

 ダイレオンは、カベゴンタにどつく蹴るの暴行を加え、コズミッククラッシュで倒す。

 普通ならこれで終わりなのだが、今回は更にその後、少年がザンバにさらわれ、追って来たジャスピオンの前に、四天王が初名乗りを挙げる。

 マッドギャランは少年を人質にして、ジャスピオンに武装解除を求める。人間に戻ったジャスピオンは四天王に苦しめられるが、不意をついて再びメタルテックスーツを装着、

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 少年を助け、高所からビームを連射、四天王の皆さんをきりきり舞いさせる。

 初登場だというのに、先が思いやられる四天王の皆さんであった。

 最後に、三つ目の改変として、EDでの黒崎輝のダンスパートが全てカットされたことが挙げられる。


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コメント

>春田純一さんがやると、どう見ても根っからの善人にしか見えないのが難だ。
なにせ、「ゴーグルV」や「ダイナマン」では正義のヒーローを演じていた人だからねえ。

「ジャスピオン」時ではまだ悪役とのしての演技が空周りしている印象があります。
1992年の「特捜エクシードラフト」では貫録ある悪役でした。

悪の四天王はなかなかいいのですが、男二人の退場は早すぎた感があります。

Re[1]:俺が正義だ「巨獣特捜ジャスピオン」セレクション 第13話(06/17)  

影の王子様
>1992年の「特捜エクシードラフト」では貫録ある悪役でした。

春田さん、「エクシードラフト」に出てたんですか。管理人、「レスキューポリスシリーズ」は、ほとんど見てない(覚えてない)です。曲は良かったけど。

No title

この回から登場する悪の四天王ですがイッキとザンパをあんなに早く退場させたのはどうかと思いました。四天王なんですから4人そろっていないと意味がないですし、ブリマとギョールと同じようにイッキとザンパも終盤までレギュラーとして登場させるべきだったと思います。

Re: No title

そうですね。男性だけ先に死ぬと言うのも、リアリティーがないかも。

ギョールに見た可能性

こんばんは。個人的には、犬に変身したギョールや及びギョールによって犬に変えられたアンリ・サチ・美加・かの子ら本作ヒロインズに餌付けやバターを塗りたくった自分の全身を舐めさせたり、小鳥に変身したギョール&同じくギョールが鶏に変えたアンリ・サチ・美加・かの子ら本作ヒロインズに餌付けや彼女たちがアノ日に産んだ無精卵で作った卵料理を召し上がりたいですね。

Re: ギョールに見た可能性

そ、そうですか……

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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