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優しい世界を作ろうぜ「バトルフィーバーJ」セレクション 第17話


 第17話「怪物マシンを奪え」(1979年5月26日)
 ル・マン24時間耐久レースの直前に放送された、マツダとのタイアップっぽいエピソード。

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 冒頭、サーキットをテスト走行しているのは鳥島太一博士が開発した「怪物マシン」で、ドライバーはバトルジャパンこと、伝正夫である。
 もっとも、この車両自体はRX-7 252iと思われる。モータースポーツには疎く、自信がないのだが、この年のル・マンに、この車で(寺田氏が)出場したのではないだろうか(ただし、結果は予選落ち)。

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 テスト走行を終えたマシンに、この後、実際にル・マンに出場する東京マツダオートの寺田陽次郎氏や、鳥島博士、バトルフランスこと志田京介たちが駆け寄る。

 伝「寺田陽次郎さん、最高の仕上がりです」
 わざわざフルネームで相手を呼ぶ伝。寺田氏は今回、特別出演の扱いなのだ。
 寺田「そうか、先生、おめでとうございます」
 志田「この調子だと、ル・マンの優勝も間違いなしですね」
 京介がお世辞を言うが、
 鳥島「君は神様かね? どうして未来のことが断言できるのか!」
 と、逆に機嫌が悪くなる博士。彼は有名な偏屈者だった。

 博士を演じるのは唯一無二の個性を持つ大泉滉さん。管理人、むっちゃ好き。

 しかし、実際は予選落ちしたことを思うと、京介のお世辞はちょっと気まずい……。

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 その様子を、エゴスの本部からモニターしているヘッダーと青筋怪人。
 しかし、「青筋怪人」て……、見たまんまの凄いネーミングである。
 ヘッダー「この男がマシンの設計者、鳥島博士です」
 青筋「ふーん、しかし、何故このような男に?」
 ヘッダー「博士に青筋ロボットのチューンナップを依頼するのです」
 そう聞くと、青筋怪人はたちまち中年男に変身し、自ら博士のところへ赴く。

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 青筋怪人は奥沢湖で釣り糸を垂らしていた博士を見付け、
 青筋「先生、鳥島博士ですね」
 鳥島「あーん、せんせーと呼ばんかい、せんせーと」
 青筋が「怪物マシン」の設計を依頼すると、博士は意外とあっさり引き受けてくれた。
 鳥島「ゼニコかかるわよー大丈夫ー?」
 青筋「それはもう……」

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 だが、怪人が博士を乗せて車を走らせていると、博士と瓜二つの男が歩いているではないか!
 怪人は気付かず通り過ぎてしまうが、実はこちらの男が鳥島太一博士で、怪人が話しかけたのは双子の弟の太助なのだった。

 太助は太一と違って、下町の発明家として胡散臭いアイテムを発明している、能天気な男だった。
 実用性皆無の発明品が並ぶ太助の家にやってきた怪人、戸惑いながら、
 青筋「資金の方はいかほど?」
 太助「そんなみっともない下品なこと……10万持って来い、10万!」
 博士の言葉に、
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 早速スーパーのレジから金をくすねる怪人。

 それくらい、軍資金から出して貰えよ……。
 もっとも彼は結構紳士で、10万円だけ取って、残りの金はちゃんとスーパーに置いて逃げていくのだった。

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 だが、それを監視カメラで撮られ、あまつさえ全国放送された為、バトルフィーバーにあっさり勘付かれてしまう結果を招く。カメラで撮ると、怪人は本来の姿として映るようだ。

 その後、町で鳥島太一博士(実際は太助)を見掛けた伝は、青筋怪人の人間体と一緒にいるのを見て、仲間を変装させて太助の家に送り込む。

 最初に京介が寿司の出前と称して注意をひきつけ、

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 続いて、お手伝いさんに女装したバトルケニア青梅(大葉健二)がピョンと飛び跳ねつつ、強引に太助の机の周りを掃除し、こっそり設計図をカメラに収める。

 それを本部に持って帰って調べたところ、どうやらロボットの設計図のようであった。だが、どこかいい加減であった。

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 伝は、今度は直接博士(太助)に接触する。パチンコをしているところを捕まえ、
 伝「エゴスは何を依頼してきたんですか?」
 太助「エゴス? なんだいそりゃ」
 伝「あの黒田と言う男はエゴス怪人です」
 太助「言い掛かりですよん!」
 太助は真面目に取り合ってくれない。

 昔のパチンコは素朴だなぁ……。

 一方のエゴスも、設計図がデタラメであることに気付く。

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 青筋怪人は(青筋だけに)怒り狂い、最初は銭湯で、

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 ついで、おでんの屋台で太助を待ち伏せて脅かす。

 太助「おやじさん、お酒お冷でくれ」
 おやじ「なんにします」
 太助「キャベツ人参しいたけごぼう、なんでもいい、持って来い! お風呂の中で出て来たの、奇怪な顔!」
 おやじ「こんな顔でしたぁ?」
 青筋怪人になって、「今度私を騙すと、八つ裂きにしておでんにして食べてしまうぞ!」

 太助の悲鳴を聞きつけ、バトルフィーバーが駆けつける。

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 その後、やっとバトルフィーバーは、それが博士ではなく太助だと知る。当の博士が、彼らの前に現れたからだ。
 大助「あーっ、お兄ちゃん!」
 太一「なんだ、お前か」
 太助「うぅわぁっきっついっ、おひさしぶりぃ!」
 この台詞や仕草など、大泉滉ならでは、だね。

 伝「するとお二人は双子?」
 太助「そうよー」
 太一「お粗末な弟でねえ」
 太助「あらっ、何を言うのよ、今にきっとねタイムマシン作ってノーベル賞取って見せるからね!」
 太一「いつまでも下らん夢を追うな。世間ではお前のことをバカ、バカといっとる。お陰でこちらまでえらい迷惑だ!」
 二人は取っ組み合いの喧嘩を始めそうなほど仲が悪かった。

 だが、エゴスはこの期に及んでまだそれに気付かず、また間違って太助を誘拐してしまう。そして無理矢理「百万馬力のロボット」を設計させようとする。彼らはそのロボットでバトルフィーバーロボに対抗しようとしていたのだ。

 で、色々あって、最後はいつものように一連の戦闘シーンとなる。

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 敵を快調に倒した後、太助の行方を捜すバトルフィーバー。
 ジャパン「太助さん!」
 太助「ここ、ここ!」
 ジャパン「何処ですか?」
 太助「あんたの足の下よ」
 ジャパン「そこでしたか」
 太助「さすが、兄貴の作ったマシンは何があってもびくともしなかった」

 と言う訳で、ストーリーらしきストーリーのない、RX-7と、青筋と、大泉滉だけが印象に残ると言う、極めて特異なエピソードであった。


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コメント

大泉滉 氏…
個性派俳優でしたね(^^;;

17話の予告編で、子供番組で映るとマズいモノが映ってますね(ー ー;)
大泉氏が一緒に踊ってる人形…(^_^;)

Re[1]:(06/19)  

>17話の予告編で、子供番組で映るとマズいモノが映ってますね(ー ー;)

どれどれ………………ほんとだ(笑)
他にも本編で使われてないシーンが結構ありますね。

Re:優しい世界を作ろうぜ「バトルフィーバーJ」セレクション 第17話(06/19)  

第17話と第18話のミス・アメリカ(ダイアン)の声の吹替えが小牧リサ氏(モモレンジャー役、ミス・アメリカのスーツアクター)では無く、横沢啓子(現・よこざわけい子)氏が担当している事…これは、小牧氏が撮影中に怪我をされた為、横沢氏が急遽代役に立った経緯が…。横沢啓子って「天空の城ラピュタ」のシータの声の人ですね♪

Re[1]:優しい世界を作ろうぜ「バトルフィーバーJ」セレクション 第17話(06/19)  

ミキファン様
>第17話と第18話のミス・アメリカ(ダイアン)の声の吹替えが小牧リサ氏(モモレンジャー役、ミス・アメリカのスーツアクター)では無く、横沢啓子(現・よこざわけい子)氏が担当している事…これは、小牧氏が撮影中に怪我をされた為、横沢氏が急遽代役に立った経緯が…。

情報ありがとうございます。
そう言えばそんな裏話を目にしたことがありますが、あまり注意して聞いてなかったので気付きませんでした。

誰も知らないことですが、管理人は横沢さんのファンなのです。

Re:優しい世界を作ろうぜ「バトルフィーバーJ」セレクション 第17話(06/19)  

今回は青筋怪人と大泉滉さんに救われましたね😅しかも笑ったのがわざわざスーパーのレジから10万円をくすねたうえに、それがバトルフィーバー達にばれてしまった事ですね🙍

Re[1]:優しい世界を作ろうぜ「バトルフィーバーJ」セレクション 第17話(06/19)  

ふて猫様
>今回は青筋怪人と大泉滉さんに救われましたね

大泉さん最高ですね。

Re:優しい世界を作ろうぜ「バトルフィーバーJ」セレクション 第17話(06/19)  

何故エゴスは10万円の資金を青筋怪人に提供しなかったのでしょうか?どうもしみったれてますね😅

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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