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「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第43話 前編

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 第43話「再会」(1983年2月18日)
 長きに渡ってお送りしてきた「ギャバン」も、残すところ、あと2話。

 そして今日はシリーズ中でも屈指の感動作、第43話「再会」であります。それまで結構だらだらした、粗筋みたいなサブタイトルが続いたあとで、いきなり「再会」ですよ、奥さん。今までの長ったらしいサブタイトルも、この「再会」をより効果的に見せるための前フリだったんじゃないかと思えてしまう。

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 例の拷問台に縛り付けられ、サン・ドルバと魔女キバに責められている烈の父ボイサー。
 烈「やめろー、やめてくれーっ!」
 まとわりつく戦闘員を振り切って、父を助けようとするが、それは烈の見ていた夢だった。

 烈は、早く父を助け出さないと拷問で殺されてしまうと焦っていた。
 そのボイサー、鬼首島にあるマクーの総本部基地で、連日過酷な拷問に耐えていた。

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 サン・ドルバ「我々が欲しいのは、レーザー増幅システムの設計図だ。ホシノスペースカノンは90%完成している!」
 キバ「ワシの自白液に耐えるとは……」
 サン・ドルバ「普通の男ならとっくの昔にくたばっている。言うなれば不死身としか言いようがない」
 なにせ相手が世界の千葉真一なので、サン・ドルバもさりげなく賞賛の言葉を贈るのだった。

 キバ「今度は必ず吐かせて見せる」
 と、なにやら自信ありげのキバだったが、その前にボイサーに逃げられてしまうので実際に何をしようとしていたのかは不明のまま。まあ、より強力な自白剤を使うと言う程度だったのだろう。

 PDVD_002.jpg
 そのボイサー、奥の牢獄で傷付いた体を横たえていた。
 今まで、イメージ的に何度か出てきたボイサーだが、こうやって実在のキャラとして登場するのはこれが初めてである。演ずる千葉真一は、勿論「特別出演」である。
 ボイサー「あの薬をもう一度注射されたら、私の命も……会いたい、成長した息子に一目、会いたい……ギャバン!」

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 そのギャバンこと烈、父の手掛かりもなく、港から海を見詰めていた。
 と、空に、父親が幼い烈を抱いている姿が浮かぶ。
 さらに、「ギャバンーっ!」と言う、ボイサーの叫びが幻聴のように聞こえてきた。

 父と息子の絆が生んだ奇跡だったのであろうか?

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 藁にも縋る思いで、烈はその方角へドルギランを飛ばす。
 マリーン、前回、負傷した伊賀電をバード星まで送っていったはずだが、既に戻ってきたらしい。

 鬼首島を探査するが、レーダーには何の反応もない。それでも、烈はドルギランを着陸させる。すると、たちまち要塞砲が火を吹いて猛襲してくる。

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 烈は要塞を潰し、さらにギャビオンとスクーパーを出撃させて、地下のホシノスペースカノンを破壊する。

 マクーが長い間かけて作ってきた秘密兵器が実にあっさりと壊されてしまった……。所要時間、約1分
 一応、ここが地球における総本部基地だったんだから、もう少し頑張って欲しかったところだ。

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 当然、サン・ドルバは死ぬほど悔しがるが、基地が爆破しそうなのでとりあえず逃げる。
 彼らの前に、かっこよくギャバンが立ちはだかる。
 「父さんに指一本触れさせないぞ!」

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 しかしサン・ドルバは、今それどころではなかった。
 ギャバン「……」

 サン・ドルバたちが退去した基地の奥深く進む烈。

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 そして、遂に烈は父親を発見する。
 烈は、肌身離さず持っている形見のペンダントを取り出して蓋を開け、オルゴールを鳴らす。

 その曲(青い地球は母の星)に気付いたボイサー、よろよろと這いずって、鉄格子越しに烈の手を握る。
 ボイサー「ギャバン……」

 感極まった烈も、涙を堪えながらひたすらボイサーを見詰め続けるのだった。
 余計な台詞を排して、役者の熱い芝居だけで描かれた感動の名場面である。

 念の為、ボイサーの千葉真一と烈の大葉健二は、JACの師弟である。遙か後年の「キルビル」にも仲良く二人で出てたなぁ……。

 長くなったので分けて書きます。



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コメント

タイトルを「再会」と短くしたのは、新聞のTV番組表に「千葉真一」と入れるためもあった
でしょうけど、これ以上相応しいタイトルもないですよね。

サンテレビで、「影の軍団4」(1985年)を観たら
千葉さん演じる15代目服部半蔵の軍団員に、大葉健二さん、
「スピルバン」のダイアナ=澄川真琴さん、そして石田純一が出てました。
本作、映画「里見八犬伝」に続く千葉さんと大葉さんの共演でした。

Re[1]:「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第43話 前編(06/29)  

影の王子様
>タイトルを「再会」と短くしたのは、新聞のTV番組表に「千葉真一」と入れるためもあった
>でしょうけど、

なるほど、そんな配慮もあったんですね。

>サンテレビで、「影の軍団4」(1985年)を観たら
>千葉さん演じる15代目服部半蔵の軍団員に、大葉健二さん、
>「スピルバン」のダイアナ=澄川真琴さん、そして石田純一が出てました。

自分は一通り見てる筈ですが、ダイアナが出てたとは知りませんでした。

大葉さんの演技力  

何回観てもいいですね。この話の存在が「ギャバン」のみならす三部作の価値を高めてます。

故・田中監督によると、気づく前にうつ伏せで横たわるボイサーは千葉さんじゃないそうで
「(にもかかわらず)大葉さんの演技の計算がしっかり出来ていた。」と述べてました。

Re:大葉さんの演技力(06/29)  

影の王子様
>何回観てもいいですね。この話の存在が「ギャバン」のみならす三部作の価値を高めてます。

ほんと、名作ですよね。

烈の夢

夢のシーンを見ていたら千葉さんの代表作の一つ柳生一族の陰謀を思い出しました。こちらでは千葉さんが柳生十兵衛、西田健さんが敵役の徳川忠長でした。

Re: 烈の夢

だいぶ前に見たことありますが、西田さんが出てたとは知りませんでした。

JACの師弟

>≧ボイサーの千葉真一と烈の大葉健二は、JACの師弟であるが、遙か後年の「キルビル」にも仲良く二人で出てたなぁ……。

ちょうど本日は千葉真一さんの一周忌ですが、大葉さんと千葉さんの師弟共演ならこの1年後の角川映画「里見八犬伝」でもご両人が八犬士の役で共演されていますね。

個人的に千葉さんと言うと「トラック野郎・度胸一番星」のジョーズ役も印象深いですが、菅原文太さんとサシで勝負したり山場では文太さんを援護する役回りを演じました。

Re: JACの師弟

> ちょうど本日は千葉真一さんの一周忌ですが、大葉さんと千葉さんの師弟共演ならこの1年後の角川映画「里見八犬伝」でもご両人が八犬士の役で共演されていますね。

うっ、もう1年経ったんですか……

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