天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ、悪を倒せと俺を呼ぶ「仮面ライダーストロンガー」37話

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 第37話「ライダー捕まる!デルザー万才!!」(1975年12月13日)
 予告編では、うきうきした調子で中江真司ナレが「次回は君たちが待ちに待ったV3とライダーマンが登場」と言っているが、主役のストロンガーさんにちょっと失礼じゃないか? それにV3はついこの間出ただろうが……。

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 この辺になると、もうストーリーなど無いも同然で、ひたすらデルザー軍団(四人しかいないけど)とライダーたちとのバトルの連続となる。
 マシーン大元帥「では諸君、デルザー軍団の秘密兵器、地震発生機のテストを始めるぞ」

 主導権を大元帥に奪われたシャドウはむくれたようにソッポを向く。
 大元帥は機械を操作して、モニター上で人工地震を起こし、都市を壊滅させる。

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 磁石団長「あれを見ろ」
 ヨロイ騎士「凄い威力だ」
 二人は興奮した声を上げるが、シャドウは全く興味なし。
 何かもうヤケクソになってる感じもする。

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 騎士「これさえあれば、日本中をズタズタに出来るぞ」
 大元帥「その通り、まず、第一の攻撃目標は富士ダムの破壊だ!」
 日本語で「デルザー軍団」と書くのはやめて欲しい……。

 しかし、そもそも、なんで彼らはそんなに必死になって日本(ひいては世界)を支配しようとしているのだろう? 無理して日本を征服しようとしないで、もっとのんびりと暮らせばいいのにね……って、そんなこと言ってたら番組にならんか。

 団長と騎士は、地震発生機を車に積み、手当たり次第に地震を起こして回っていた。
 
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 不審に思った茂が彼らを押さえようとするが、同じく彼らを見張っていた結城丈二ことライダーマンに邪魔され、怪人に逃げられてしまう。
 山口豪久(暁)、かっこいいなぁ。

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 結城はライダーマンに、茂はストロンガーに変身するが、それでも相手が仲間だと分からず、睨み合う。
 ライダーマン「あいつらは俺のものだ」
 ストロンガー「デルザーの新しい仲間か?」

 気付けよ……。

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 そこへV3が飛んできて、二人を止める。
 ストロンガー「V3?」
 ライダーマン「どうしてここへ?」
 V3「二人ともやめるんだ。味方同士だ」
 V3が互いを紹介し、すぐにがっちり手を握り合う二人。

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 そこへおやっさんもやってきて、ライダーマンを見て驚く。
 おやっさん「お前、死んでなかった?」

 と言うのは嘘で、本当は「お前も帰ってきたのか、良かった良かった」でした。
 死んだ筈だよライダーマンは、ギリシャから日本へ来たそうです。

 大元帥「富士ダムにライダーたちが気を取られている間に、ジェット燃料パイプを爆破させて、東京中を火の海にしてやるのだ!」
 大元帥は相変わらずやる気マンマン。一方、

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 シャドウ「好きなようにしろ」

 シャドウは完全にやる気をなくした模様。燃え尽き症候群かな?
 それでもストロンガーに単身戦いを挑む。今度こそ命懸けの勝負と言う意気込みだったが、

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 あっさり降参。チーン。

 シャドウ「俺の負けだ。こ、殺すがいい」
 ストロンガー「なにぃ、いくらデルザーの魔人でも無抵抗な相手を殺せるか」

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 ストロンガー「言え、マシーン大元帥の行方を……そうすればお前を助けてやる」
 シャドウ「ほ、本当か」

 かなり情けないシャドウ、マシーン大元帥の作戦を教えた上、自ら大元帥のところへ案内を申し出る。
 自らをパワーアップしてストロンガーと何度も死闘を展開したタイタンに比べるとあまりに惨めであるが、これはあくまで芝居である。マシーン大元帥の作戦を邪魔させる為の。……そうだと信じたい。

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 その大元帥、ジェット燃料貯蔵基地(?)に来て、その中へ入ろうとするトラックを停めさせ、用意していた火薬を荷台に運び入れる。
 隣組のバケツリレーで鍛えた腕前を披露する戦闘員の皆さん。

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 気絶した運転手を座らせ、アクセルを踏みっぱなしにして基地へ突っ込ませるが、
 戦闘員「トラックが戻ってきます」
 大元帥「な、なにっ」

 慌てて逃げだす大元帥。

 実は、茂がトラックが運転手に化けていたのだ。
 しかし、大元帥は物凄いスピードで逃げる。さすが大元帥。

 シャドウ「これでマシーン大元帥は失敗し、ストロンガーの力も分かった」
 今頃ストロンガーの力を知ってどうするの?

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 一方、富士ダムへやって来た志郎と結城。「V3」ではタメ口だったが、
 志郎「結城、あのダムが破壊されれば、下流にある三つの都市は全滅するな」
 結城「デルザー軍団でも、俺と風見さんの姿を見れば、おそれをなして逃げるでしょう」
 志郎「ははっ、だといいんだがな!」
 と、いつの間にか結城は志郎の舎弟みたいな感じになっている。
 役者さんたちも、演じていて違和感を感じなかっただろうか?

 二人は手分けしてダム周辺を捜索する。
 志郎「結城、何か見えるか」
 結城「猫の子一匹見当たりません!」

 なんでこういう時、いつも「猫の子」が出てくるのだろう? 知るか。

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 彼らは富士ダムは狙われていないのではないかと考えるが、実はちゃんと磁石団長とヨロイ騎士は現地へ来ていた。しかも、地震発生機でまんまとダムを破壊されてしまう。

 仮面ライダーにしては、かつてない失策。下流の町も被害を受けたのだろうしね。

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 二人も濁流に飲まれるが、これじゃバラエティの罰ゲームだな。

 川に流された二人を、戦闘員がチュウチュウ言いながら捜す。何度聴いても可愛い鳴き声。

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 だが、二人は無事で、変身した状態で彼らの前に現れる。
 ライダーマン「V3、俺はギリシャからヨロイ騎士を追って来た、任せてくれ」
 V3「よし、俺は磁石団長をやる」

 変身すると、タメ口になる結城だった。ま、「V3さん」と呼ぶのも間抜けだしな。

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 ところでライダーマンの腹部のデザイン、オリジナルと違う気がするが……どうだったかな?
 
 しかし、V3は地震発生機で地中に飲まれ、捕まる。
 ライダーマンは、普通に捕まる。
  
 作戦が上手く行き、祝杯を挙げるデルザーの三人組。シャドウは相変わらず仲間はずれ。
 しかも、ストロンガーにリークしたことがばれたので、再びストロンガーと戦うよう命じられる。
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 シャドウはいつものトランプ占いをするが、出たカードはスペードのエース。
 シャドウ「死のカード、バカな……」
 大元帥「ゆけ、シャドウ、ストロンガーはV3、ライダーマンを助けに向かっている」
 シャドウ「くはぁ、俺が死ぬ? バカな、死ぬのはストロンガーだ」(←聞いてない)

 ラスト、今度は芝居でなく本気で決着を付けるべくストロンガーの前に立つシャドウ。
 シャドウ「今度こそ最後の勝負だ。貴様をやらねば、俺が危なくなった」

 盛り上がったところで、「つづく」のだ。


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