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「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第41話 前編


 第41話「魔空都市は男の戦場 赤い生命の砂時計」(1983年2月4日)
 残りの42~44話は、ギャバンの父・ボイサーとの再会やホシノスペースカノンを巡る怒涛の連続エピソードになるので、単発の通常エピソードとしては、この41話が最後になる。それにふさわしく、15話同様、最初から最後まで息をつかせぬアクションの連続で構成されている。

 冒頭、ひとりジープで各地をパトロールしている烈。
 上空でドルギランを操縦しているマリーンから連絡が入る。
 マリーン「ギャバン、定時連絡をお願いします」
 烈「OK、こちらは異常なし」
 マリーン「あたしの作ったサンドイッチの味はどう?」
 烈「え゛っ」
 マリーン「ジープの運転席の上に、リボン付の箱が置いてあったでしょう?」
 マリーンの言葉にジープを停めて、車内を見回すが……、
 烈「はれぇ……やっちゃった」
 気がつかないうちに烈は、その箱を尻で潰していた。

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 烈「はあああ……」
 マリーン「どうなのギャバン?」
 烈「あっ、これ、とても美味しかったよ」
 マリーン「ほんとぉー? うれしーっ」
 烈「どうもどうも」
 その後、潰れたサンドイッチをちゃんと食べる烈。

 と、車の前に突然、母親と娘らしき二人が飛び出してくる。
 母親「すいません、ちょっと助けてください。うちのチビちゃんが……」
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 指差すほうへ行くと、板切れの上に乗った犬が、川に流されている。
 …………
 うん、これはぬいぐるみだ。

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 続いて、本物の犬が出てくるが、見ている間にすぐ川に飛び込んでしまう。既にずぶ濡れのようだが、乗せる度にすぐ川に飛び込んでしまうのだろう。
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 烈「ようし、心配しなくても大丈夫です」
 と、いきなり欄干を越えて下に飛び降りてしまうのが、とてもかっこよくて頼もしい。

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 川の上を華麗に飛んで走って、犬を拾い上げる烈。
 烈「さあ、もう大丈夫だぁ」

 だが、犬を抱いて橋の上に戻ると、親子の姿がない。犬を下ろして、首を傾げていると、犬がくんくん鳴きながらトコトコと走り出す。犬を追って山道へ入った烈の足元に、赤い砂時計が転がっていた。何気なく拾って、くるっと回転させた途端、地面がぐらぐらと揺れ動く。

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 一方、魔空城では、魔女キバがそれと同じ砂時計をもてあそんでいた。
 たまたま通り掛かったと言う感じのサン・ドルバがそれを見て、「キバ、その砂時計は?」と訊く。

 キバ「この砂時計はただの砂時計ではない!」
 サン・ドルバ「ほう?」
 キバ「1200円もした!」
 サン・ドルバ「……」
 じゃなくて、
 キバ「赤い生命の砂時計なのぢゃ、これを使えばギャバンを魔空空間に閉じ込めることが出来るのぢゃ」
 ドン・ホラー「さすが魔女キバ、これでギャバンを魔空空間に閉じ込めることが出来る
 キバ「ワシが今そう言ったじゃろ」

 キバ「へへーっ、ギャバンの行く手に待っているのは時間地獄、赤い生命の砂時計地獄なのぢゃ~」
 サン・ドルバ「よーっし、今度こそギャバンを仕留めたぞ!」
 おめえは何もしてねえだろうが。通り掛かっただけ。

 さて、そんな妖術を掛けられたとは知らない烈、目を覚ますと、いつの間にか海辺の岩場の上に倒れている自分を発見する。
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 ふと海上を見ると、大昔の帆船のようなものが浮かんでいる。
 驚く暇もなく、海賊風の男たちが現れ、刃物を振り回して襲ってくる。
 烈「君たち、何処から来たの?」

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 ↓
 g41
 ちなみにこのシーンの予告編では、後方から飛び掛った海賊が、着地の際に思いっきりコケているのが見える。無論、本編では成功テイクの方が使われている。

 彼らの攻撃をかわして逃げるが、砂浜にあった穴に落ちてしまう。無我夢中で何かにつかまるが、ふと下を見ると、
 PDVD_012.jpg
 こぉーんなことになっていた。

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 寄り目のカットでは、大葉健二氏本人が演じていると確認できる。ヒーッ。

 PDVD_014.jpg
 そして、烈がぶら下がっている屋上の手摺の外側を、虚無僧が二人、こちらに近付いてくる……。
 これも、深編笠を被って視界が制限されている状態なので、めちゃくちゃ怖い。
 (よく見たら、烈がぶら下がっているのとは別の建物みたいだが)

 烈は下にいる虚無僧から尺八銃で撃たれ、路上に降りる。
 ここでまた、舞台は歩行者天国のど真ん中に変わり、烈が虚無僧の一団に追いかけられると言うシーンを街頭ロケで撮影している。

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 人気のないところまで来て、本格的なアクション。
 虚無僧たちは、仕込み刀を抜いて斬りかかって来るが、深編笠を被ったまま戦うのは割としんどい、と言うことに気付いたのではないだろうか。

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 彼らと戦った後、今度は時代劇のセットのようなところへ飛ばされる烈。ような、じゃなくて、これは東映のオープンセット(太秦?)だろうか。

 茫然とする烈の前に現れたのは……、長くなったので分けて書きます。


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コメント

このお話と続くシャリバン初登場のお話を先日YouTubeで観ました。如何にも荒っぽそうなサブタイトルとは裏腹に冒頭のマリーンお手製のお弁当を文字通り尻に敷いてしまう処には笑いがこみ上げました(しかしギャバンは責任を持ってちゃんと食べています)!
そこへワンちゃんの助けを求めるのに見せかけギャバンを異次元に放り込む親子連れが登場する訳ですが、その親子連れの内、ニヤリと笑うと同時に怪人の正体を一瞬見せているお母ちゃんに対しちびっ子(女の子)の方はの正体は一体何だったのでしょうか?おそらくマドーでの小型ファイトロー、フーマでのポーの珍獣(主にこの様な場面ではヤーダ)的なものだったのでしょうが、マクーには彼らの様な者たちはいないため気になります。

Re[1]:「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第41話 前編(05/21)  

笑太郎様
>如何にも荒っぽそうなサブタイトルとは裏腹に冒頭のマリーンお手製のお弁当を文字通り尻に敷いてしまう処には笑いがこみ上げました(しかしギャバンは責任を持ってちゃんと食べています)!

自分もこのシーンは妙に可笑しくて子供の頃から印象に残ってました。

>ニヤリと笑うと同時に怪人の正体を一瞬見せているお母ちゃんに対しちびっ子(女の子)の方はの正体は一体何だったのでしょうか?おそらくマドーでの小型ファイトロー、フーマでのポーの珍獣(主にこの様な場面ではヤーダ)的なものだったのでしょうが、マクーには彼らの様な者たちはいないため気になります。

そう言えば何者だったんでしょうね。

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