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「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第41話 後編


 続きです。

 時代劇のようなところへ迷い込んだ烈の前に現れたのは……、

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 バイクに乗った鎧武者!
 いやぁ、何回見てもこの組み合わせは凄い。

 二台のバイクは猛然と烈に突っ込んでくる。
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 ジャンプしてかわす烈。この辺のアクションも素晴らしいの一語。
 また、ロープでバイクに引っ張られると言う、リアル市中引き回しの刑を受けたりもする。

 民家に逃げ込むと、
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 今度はうって変わって、現代的な白い部屋。
 そして、必要以上にオイルを塗りたくったムキムキマンが登場。演じるのはJACの高橋利道さん。

 あまりの急展開に、蒸着することも忘れている烈は、生身のままそいつと戦い、ぶっ飛ばされて壁を突き抜ける。今度は、中国風のお寺の境内に移動し、カンフー的な人たちと戦う。ついで、荒れ果てた幽霊屋敷みたいなところを挟んで、再び最初の山の中へ戻る。

 と、角兵衛獅子の格好をした女の子が来て、「さ、こちらです」と烈の手を引っ張る。
 烈がそちらに行くと、今度は烈そっくりの男が現れる。
 烈「あ、あんた、誰?」
 ニセ「俺は一条寺烈」

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 ニセ烈の横に、角兵衛獅子とインディアンがおり、彼らも二人に分離して、烈に襲い掛かる。
 このインディアンはJACの蜂須賀祐一・昭二の双子の兄弟が演じている。

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 角兵衛獅子の方は、ピーターパンみたいな衣装にチェンジして、これも烈に切りかかる。
 こちらも、渡辺いずみ・ひろみの双子の女の子が演じている。

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 烈は、ニセ烈とも体を交えて戦うが、ここは、背格好の良く似たスタントと、細かい編集を使って上手く表現している。

 ニセ烈を振り切って、そこにあった自分のジープに乗り込み、走り出すが、トンネルを抜けたところで爆発が起き、車ごと崖から落ちる。落ちながら、空中で蒸着する。この辺はバンク映像だ。

 烈がギャバンになった途端、今回のダブルモンスター、ジゴクダブラーが姿を見せる。
 そして、実際のミサイル発射映像や戦車、戦闘機の映像と、ギャバンの周囲で爆発が起こる映像を組み合わせると言う大胆な演出。調子に乗って、別の時代劇作品の火縄銃一斉発射の映像まで出てくる。

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 また時代劇セットに来たギャバンの前に、魔女キバが登場。
 キバ「ギャバン、これを見ろ、赤い生命の砂時計なのぢゃ。この砂が尽きるまでにジゴクダブラーを倒さねば、お前は永久に魔空空間をさまようことになるのぢゃ。ギバギバ、イレバダブラー、ほいっ」

 だからなんでわざわざそんなことを敵に教えるのねチミは?

 ここで、政宗一成による補足説明。
 「一種のブラックホールに似た魔空空間では、地球時間の数千倍も、ゆっくりと時間を経過させることが出来るのだ。赤い砂時計は、ギャバンを魔空空間の中に閉じ込めるための自動ロックなのだ」

 と言っても、どうせダブラーは倒さなくてはならないので、やることはいつもと同じ。様々な場所で、様々なマシンを使い、最後はレーザーブレードで一刀両断にする。

 普通なら、ダブラーを倒したら自動的に元の世界に戻るが、今回はその後で、空中に浮かぶ巨大な砂時計を電子星獣ドルーに追跡させて、破壊しなくてはならない。で、まあ、破壊するんだけどね。

 結局、気がつけば、いつものようにキバの作戦は失敗に帰す。当たり前だけど。

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 現実世界に戻り、最初の橋の上に立つギャバン。その姿のまま、あの犬を抱き上げる。
 ギャバン「こら、チビ、お前のおかけで危ないところだったぞ。たっぷり礼はさせてもらうからな、あっはは」

 普通は、そのまま「つづく」のだが、次回からの最終エピソードにつなぐ意味もあって、大葉氏が歌う「父よ」と言う曲をバックに、砂浜で犬とじゃれあう烈の姿をしばし映す。

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 烈「父さーーーーーん!」
 いきなり海に向かって叫ぶ烈。

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 砂浜に放した犬が、烈を追ってとっことっこ走るのだが、これがもうめちゃくちゃ可愛いのだ。

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 政宗ナレ「また、ひとつのつらい戦いが終わった。だが、行方知らないギャバンの父はこの宇宙の何処にいるのか? 巡り合えるのはいつの日か、その日まで、戦うのだギャバン、蒸着せよ!」

 最後まで犬と戯れる烈の姿を映しつつ、「つづく」。


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コメント

>ここは、背格好の良く似たスタントと、細かい編集を使って上手く表現している。
メチャクチャ上手いですよね。
当時はフィルムで、その場で画を確認出来なかったからなおさら・・・
個人的にはノリの良い15話の方が好きだけど、この回も見応えがありますね。

Re[1]:「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第41話 後編(05/21)  

影の王子様
>メチャクチャ上手いですよね。
>当時はフィルムで、その場で画を確認出来なかったからなおさら・・・

「ダイナマン」の24話とか、めちゃくちゃ大変だったでしょうね。蜂須賀兄弟は、色んな作品で似たようことをさせられてますね。

Re:「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第41話 後編(05/21)  

このお話には「台詞」が殆どありませんね。それでも30分番組1本をちゃんと成立させてしまっているのはやはり大葉さんのアクションと手練手管の演出(他の方も言及されていた様に特にギャバンが自分のそっくりさんとご対面してしまう場面)による処が大きいのではないかと思います!
またギャバンに助けられるワンちゃんも、特にこの記事での最後から二番目の写真の様な単体カットではトリスウィスキーの名CMを思わせかわいいです。

Re[1]:「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第41話 後編(05/21)  

笑太郎様
>このお話には「台詞」が殆どありませんね。それでも30分番組1本をちゃんと成立させてしまっているのはやはり大葉さんのアクションと手練手管の演出(他の方も言及されていた様に特にギャバンが自分のそっくりさんとご対面してしまう場面)による処が大きいのではないかと思います!

撮影は大変だったでしょうね。

>またギャバンに助けられるワンちゃんも、特にこの記事での最後から二番目の写真の様な単体カットではトリスウィスキーの名CMを思わせかわいいです。

そうですね。宇宙刑事シリーズに出てくる犬は、どれも妙に可愛いんですよね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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