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「仮面ライダースーパー1」を再評価 43話~45話


 長らくお送りしてきたこの企画も、やっと最終巻(8)に到達し、ゴールが見えてきた。最初はこんなに丁寧に紹介するつもりはなかったのだが、いつの間にかほぼ全話を網羅する形になってしまった。もう余り時間をかけたくないので、今日は一気に3話分紹介する。

 第43話「世界が凍る!?扇風機怪人の威力」(1981年8月22日)
 いつものように、和気藹々とした悪の大幹部たちによる井戸端会議から。
 悪魔元帥「魔女参謀はどうした!」
 幽霊博士「遅刻でございます」
 悪魔元帥「なんだとぉ?」(そんなに驚かなくても……)

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 鬼火司令「ええ俺たちを呼び出しておきながら、全く無責任な奴だ」
 妖怪王女「ほんともう、暑いし、イライラしちゃう!」
 そう言って、口を膨らませる妖怪王女。可愛い……。

 そこへやっと魔女参謀が入来。
 魔女参謀「妖怪王女、女のヒステリーは見苦しいねえ。さぁおやつですよ」
 魔女参謀は、5人分のカキ氷を乗せたテーブルを部下に持ってこさせる。
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 幽霊博士「か、か、か、カキ氷!」
 妖怪王女「うわーっ音符
 鬼火司令「こりゃいいや」
 歓声を上げてカキ氷に群がる悪の大幹部たち。
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 魔女参謀「はい、閣下、特製大盛りでございます」
 無言でカキ氷を頬張る悪魔元帥。
 カキ氷を食べる悪の大首領と言うのも、あまりないだろな……。
 魔女参謀はそれから、液体窒素の入ったビーカーを取り出し、バナナを凍らせて粉々に砕くと言うデモンストレーションを演じる。
 彼女はそれを使って日本中を氷詰めにすると言う壮大なプランを話す。
 人間が苦しむ姿を見るのが好きな悪魔元帥も乗り気になるが、
 悪魔元帥「日本中を凍らすだけの液体窒素はあるのか?」
 魔女参謀「ありません。でもそれに取って代わる液体があります」
 魔女参謀によれば、窒素コールダーと言う特殊な液体が尾崎理男奈(笑)博士によって発明されたと言う。江崎玲於奈氏がノーベル賞を受賞したのは1973年なので多少話題が古い気もするが。
 悪魔元帥のゴーサインを受けた魔女参謀、手始めに尾崎の研究所へ扇風機怪人を送り込み、そこにあった少量の窒素コールダーを盗み出させる。
 事件を知ったジュニアライダー隊は、今度は尾崎博士が狙われるかもしれないとその自宅の周辺に張り込む。
 と、早速車で出ようとした博士を扇風機怪人が襲い、拉致しようとする。ハルミの弟・良は博士を助けようとするが彼も車の中に引き込まれ、一緒に連れ去られてしまう。
 他のメンバーは自転車で追跡する。

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 どのくらい走ったのか不明だが、

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 自転車でピッタリその後ろについているジュニアライダー隊。
 ま、ここまではまだ許せる。しかし……、

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 補助輪つきの自転車にまで追い付かれてんじゃねえ!!(魂の叫び)

 最初にこのシーンを見た時から、いつかブログで突っ込んでやろうと思っていたのだが、遂にその夢が実現した。感無量である。
 えー、で、何の話だったっけ?
 そうそう、尾崎博士は魔女参謀から執拗に窒素コールダーを大量に作れと迫られる。博士が拒むと今度は良の命がないぞと脅される。博士は良を助ける為に応じようとするが、そこへスーパー1が駆けつける。だが、扇風機怪人の罠にはまり、スーパー1は強力な冷凍庫の中に閉じ込められてしまう。
 その後、さらに博士に協力を要請する魔女参謀たち。結局、彼らの壮大な作戦、博士に窒素コールダーを作らせようと強要するだけで終わってしまうのが悲しい。

 一方、スーパー1は冷凍庫の中で死んだように動かなくなる。それを外から監視していた戦闘員は、
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 「仮面ライダーもとうとうお陀仏か」
 「トドメを刺してやる」などと言って、勝手に扉を開けて中に入っちゃうのである。
 ……バカにも程があるだろ。
 当然、スーパー1は死んではおらず、そのチャンスを利用してまんまと脱出してしまう。
 そのままにしておけば、さしものスーパー1もエネルギーが枯渇してほんとに死んでいただろうに……。

 後は、スーパー1がまたまた駆け付けて怪人を倒して終了。

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 最後、思いがけずハルミたちの水着姿が見れるのが収穫である(良かったな)。

 第44話「ニョキ・ニョキのびるハシゴ怪人の魔手」
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 「宇宙開発研究所」と言うざっくりした名称の研究施設へやってきているのは一也。
 「宇」が、「干」に見えるなぁ。

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 栗田「ライフルの弾に1000分の1グラムのエックスベーターを仕込んだところだ。ま、見ててくれ」
 一也は実験の様子を収めたフィルムを見ていた。エックスベーダーを加えたライフル弾は、戦車を一発で破壊してしまう。
 一也「凄い威力だ」
 栗田「どうだ、アメリカの宇宙研究所でもこれだけのロケット燃料はなかっただろう」
 一也「おめでとう栗田博士、このロケット燃料の完成で日本の宇宙開発は飛躍的な進歩を遂げるだろう」
 栗田「アメリカで一緒に学んだお前にそう言ってもらうと心強い」
 だが、栗田は、エックスベーターはとても不安定なのでちょっとした衝撃で爆発してしまうと言い、実用化にはまだ時間がかかると打ち明ける。
 勿論、ジン・ドグマは早速それを爆薬として悪用しようと企む。
 で、その方法と言うのがまた回りくどくて……。
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 まず、子供たちをハシゴ怪人によって誘拐する。
 んで、格子型の枠の中を通り抜けられるかテストする。
 誰も成功しなかったが、一緒に連れて来られていたチョロが子供たちの命を助けてくれるならと自ら進んで挑戦する。ここでチョロは自分がかつて「日本一の大泥棒」だったと口を滑らしそうになる。
 そう、何の伏線も張ってなかったが、チョロはかつて泥棒だったのだ。
 チョロは肩の関節を外し、スルスルと狭い枠の中を見事に潜り抜けて見せる。

 その後、一也が助けに来るが、そこにいたのは子供たちだけでチョロの姿はなかった。
 妖怪王女は、悪魔元帥の前でチョロにダクトの模型の中を進ませてから、チョロに宇宙開発研究所に潜入させる作戦を提案する。そう、彼らは研究所のダクトの中を自由に動き回れる人間を捜していたのだ。妖怪王女はチョロに催眠術をかけ、エックスベーターを盗み出させる。
 それ自体は成功したが、救出された子供たちから得られた手掛かりから、一也に作戦を察知されてしまい、苦労して盗んだエックスベーターを取り返されてしまう。あーあ。

 第45話「君の考えた最優秀怪人ショオカキング」
 タイトルを見るだけで家に帰りたくなるが、なんとか続ける。

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 一也がカメラに向かって語りかけると言う異色の幕開け。
 これは、視聴者から募集していたオリジナル怪人の結果発表を兼ねているのだ。

 一也「ここにあるのは全国のみんなから送られたジン・ドグマの怪人だ。こんなにたくさん送ってくれてありがとう。とても面白いアイデアが多くて選ぶのに苦労したほどです。これは佳作に入選したもの。これは優秀作に入選したもの。そして今日登場する怪人は、最優秀作、大阪の柳井太一君のアイデアです。その最優秀怪人の名前は……」

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 怪人「恐怖のショオカキング」
 と、ここでそのイラストを元にした怪人が登場。もっとも、ハガキには「ショウカキング」と書かれてある。

 しかし、ストーリー自体はどうでもいいので省略。
 視聴者から募った怪人を登場させると言う企画、他にもあるのか知らないが、サブタイトルに堂々と書かれると言うのはこれだけだろうなぁ。

 46話以降……と言っても残り3話だが、どんどん大幹部が死んでいくハードな展開となります。


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コメント

今、東映YouTubeチャンネルでスーパー1を配信中、今度の土曜日で最終2話になります。ストーリー的にあれなのは否めないですけれど、ますますハルミさんが好きになってきています(笑) 得意の寄り目目の表情も可愛くて♡

43話の
>、液体窒素の入ったビーカーを取り出し、バナナを凍らせて粉々に砕く
は1981年当時モービル石油のCMで、液体窒素で凍結したバナナで釘が打てます、新鮮なバラもこの通り(粉々)を合わせたネタですね(笑)
最後のハルミさんの水着ももちろん収穫です♡

45話は怪人デザイン公募作にして昭和特撮を牽引してきた伊上勝脚本最後の作品ですが、内容は悲しい位にgdgdですね。
唯一の収穫はハルミさんの素足に超ミニショートパンツですが、これだけで45話の存在意義があるというものです♡

ということで絶賛ハルミさん状態となっております♡

Re[1]:「仮面ライダースーパー1」を再評価 43話~45話(04/08)  

LopLop様
>>、液体窒素の入ったビーカーを取り出し、バナナを凍らせて粉々に砕く
>は1981年当時モービル石油のCMで、液体窒素で凍結したバナナで釘が打てます、新鮮なバラもこの通り(粉々)を合わせたネタですね(笑)

情報ありがとうございます。

>45話は怪人デザイン公募作にして昭和特撮を牽引してきた伊上勝脚本最後の作品ですが、内容は悲しい位にgdgdですね。
>唯一の収穫はハルミさんの素足に超ミニショートパンツですが、これだけで45話の存在意義があるというものです♡

そんなにお気に入られてるのに、画像がなくてごめんなさい。昔の楽天ブログは文字数制限が厳しくて、この記事も行が妙に詰まってます。

43・44話を観直して

ジュニアライダー隊に目を瞑れば、見どころは多いですね。
アクション・演出の質は下がっていないし、なにより悪の華2人!
44話の妖怪王女のお〇りは観直す価値ありですよ!

Re: 43・44話を観直して

早く再レビューしたいんですが、前が詰まってて……

モロにパクリ?

尾崎理男奈→江崎玲於奈モロにパクリですよね😅何となくですが、この辺りはコント路線のようですね😅

おやつタイム?

悪の組織の幹部が揃っておやつタイムですか?リラックスし過ぎですよね😅

Re: モロにパクリ?

まあ、パクリと言うか、もじりですね。

Re: おやつタイム?

ドグマ編との落差が大きいですよね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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