●長らく続けてきた「スカイライダー」最後のエントリーとなる特別編その2です。
まず、定番の美人女優ベスト10、と言いたいところだが、「スカイライダー」にはそもそもあまり妙齢の女優さんが出演されない。だからその中からベスト10を選ぶのはちょっと厳しい。とりあえず、個人的に気になった女優さんだけ貼っておく(レギュラー除く)。
・里見和香(上村美也役/4話)

ネオショッカーによって醜い怪人にされてしまった悲劇の女性。しかも、人間の心は残っているのに、ゼネラルモンスターによってコントロールされ、自分の知らぬ間に人殺しをさせられると言う重荷を背負う。
・野川愛(ユキ子役/31話・32話)

魔神提督が建設する邪神像(?)のイケニエにされそうになる村の娘。Xライダー神敬介の友人。
・松香ふたみ(ミス・キレーダ役/39話・40話)

世界的ダンサー。特別な力を秘めた宝石を持っていたため、ネオショッカーに狙われる。
2号ライダーを用心棒に雇っている凄い人。
・日高久美子(蛇女・白川妙子役/45話)

洋に殺された(と信じ込んでいる)主人の仇を討つため、主人そっくりの姿で現れた白蛇の化身。その美貌はユミたちに「綺麗ね~」と囁かれるほど。

丑の刻参りの格好で「ご主人様のかたき、えいっえいっ」と可愛く釘を打ったり、ナースコスプレをしたり、蛇女のメイクをしたり、全国の日高久美子ファン(推定4人)を骨抜きにする。
そして、皆さんお待ちかね、このレビューの原動力になったライダーガールのユミちゃん(巽かおり)の、管理人が萌えたシーンを発表しちゃいます! あっ、お客さん帰らないで! 騙されたと思って、ね、ね?
・3話より

レギュラーなのだが、ユミちゃんは3話から登場。あくまでライダーガールと言う扱いなので、その素性や何故志度ハングライダークラブにやってきたのか、一切説明はない。
最初は特にこういう子供っぽい服装が多い。
記念すべき最初の台詞は「あら、ミチ、どうしてぇ?」でした(知るか)。
・5話より

ネオショッカーによって何処かに運び去られた旅客機を、各関係機関と連絡を取りながら捜索しているユミちゃん。可愛い……。
ユミ「県警本部の方も手掛かりありません」
・第6話より

キノコ系怪人の毒を受けた洋の幻覚の中に出てくるユミちゃん。
「洋さ~ん」と、水平線に立って洋を手招きする。
・第7話より

ユミちゃんはライダーガールの中でもおミソで、あまり目立つことはないのだが、ここでは珍しくネオショッカーに拉致されそうになる。しかも戦闘員に担がれ、お尻を見せると言う神シーン!(うるせえ)

また、一時的に電柱の支線にひょいと引っ掛けられ、死んだようにもたれている姿も可愛い。映るのはほんの一瞬だけど。
・第11話より

怪人にさらわれた子供たちが帰ってきたことを知らせに病室に入ってくる。
「洋さん、子供たちがみんな元気に帰ってきたわよ」
これが見事な棒読みで、そこが高く評価されている(なんで?)。
・第14話より

洋を追って富士急ハイランドにやってきたライダーガールたち。しかし、ネオショッカーの探索は洋たちに任せ、スケートリンクで遊びまくる。
ただ、ユミちゃんは特に運動神経が鈍いようで、ひとりだけ他の人の手を握って離さない。
それでもうまくなったねと誉められ、「ええー、そう?」と嬉しそう。
・第15話より

ネオショッカーによって人為的に起こされた地震。ブランカのみんなも慌てふためく。
と言っても、実際に揺れる訳ではないので、俳優がそういう演技をしているだけだ。
ユミちゃんは天井からぶら下がっている丸いインテリア(?)をつかんで、一生懸命揺れているフリ。これがまたヘタクソで……。
ところが、17話で負傷し、他のライダーガールと共に入院、退場してしまう。
とても残念だったが、嬉しいことに33話からユミちゃんだけ復帰する。何故、他の初期ライダーガールはそのままいなくなって、ユミちゃんだけ戻ってきたのか、よく分からないのだ。
・第33話より

33話(と32話の予告)だけ、腕を吊って怪我がまだ治っていないアピール。
・第34話より

途中からブランカで働くようになったアキとナオコが、ユミちゃんが復帰するや否や、車でボーイフレンドたちと山へ遊びに行く。
それを見送って、ユミちゃんも「あたしも行きたかったな」と、女の子らしい感想を漏らす。
慰めるように谷マスターが頭をポンポンする。もっとも、ナオコとアキは出先でひどい目に遭うので行かない方が正解だったのだが。
・第35話より

ひどい目に遭ったアキを谷と共に出迎えるユミちゃん。だが、基本的にはシカトされているのが悲しい。
ナオコとアキはブランカに来る前から友達なので、どうしてもユミちゃんは疎外される傾向にある。
それでも最後は元気に洋と風見志郎(仮面ライダーV3)に手を振るユミちゃんでありました。
・第37話より

人間が木にされる異常事態が起きている村へ、先行した洋を追ってナオコたちと共に自分たちも行こうと提案する。大人しいユミちゃんにしては珍しく積極的である。
「断固行くべし!」
もっとも、次のシーンでは自転車で村へ向かいながら「もう疲れちゃった」と弱音を吐くユミちゃんでありました。

ネオショッカーの襲来を聞かされて、棒立ちで驚くユミちゃん。
・第39話より

谷にタキシードを着せてやりながら、サイズが合わないとアキと首を傾げるユミちゃん。
この「ぶにっ」とした口もそうだが、谷の娘のように甲斐甲斐しく世話を焼くところが萌える!(好きなだけ萌えてろ)
ただ、ナオコとアキは行川アイランドへ行って水着になっているのに、ユミちゃんだけ「試験」があるので参加しないのがとても悔しい。
・第41話より

そろそろ暑くなったので、ユミちゃんも露出の多い衣装にチェンジ。

沼さんがケチャップを握って自分の顔にぶちまけた時に見せる、素で驚いたような表情が好きだ。
「ひゃっ」と言う叫び声も良い。
・第42話より

さっきも書いたが、やっぱりどうしてもユミちゃんはナオコとアキとの間に溶け込めない。
洋がお化けのふりをして二人をからかい、二人が洋に掴みかかっている時の、居場所がないと言うような寂しそうな表情……。
頑張るんだユミ、ワシがついとる!(何を言うとるんだこのハゲは)。
・第45話より

と言っても、あからさまに二人から仲間外れにされていると言うわけではない。この45話では三人で仲良く働き、一緒に帰宅している。
蛇女の呪いを受けた時も、三人同じ病室で寝ている。
貴重なユミちゃんのパジャマ姿である。
・第46話より

アキが鏡の世界へ閉じ込められたと聞き、しくしく泣くユミちゃん。
思いっきり嘘泣きである。今のドラマだったらまずありえないけどね。
・第47話より

休みがないと谷マスターに不平を漏らす面々。ユミちゃんも「ずるいずるい」と手をグーにして抗議する。もっとも、口の動きだけで台詞が抜けているところが多い。
・第51話より

喧嘩をして軽い怪我をした子供たちの手当てをするユミちゃん。
「男の子でしょ、我慢しなさいよ、もう」
と、お姉さんぶった態度。
ま、他にも細かく拾っていけばあるんだけど、キリがないのでやめます。
と言う訳で、以上で「スカイライダー」企画は終了です。
……ほんとは最後に幼女ベスト5を書いたのだが、長くなったので割愛します。