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「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第34話・第35話

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 第34話「思い出は星の涙 父のない子 母のない子」(1982年12月3日)

 冒頭、マクーは宝石店支配人の男を誘拐し、洗脳装置に掛けてマクーに忠誠を誓わせる。

 一方、犬の散歩をさせていた陽一、河原で遊ぶ親子の様子を見て急に死んだ両親のことを思い出していた。そして、逃げた犬を追いかけていった先に、偶然マクーの洗脳基地があり、陽一も洗脳装置に掛けられる。

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 戻ってきた陽一には、両親が生きていた頃の記憶しかなく、しきりに両親のことをあたかも存命であるかのように話し、姉や祖父を困らせる。

 陽一「お父さんとお母さんどこ行っちまったのかな、早く帰ってきてよ」(棒読み)
 わかば「何言ってるのよ、お父さんもお母さんも2年前に死んじゃったじゃないの」
 陽一「嘘だ。うぇーん、お父さんとお母さんに会いたいよ~」(棒読み)
 そんな陽一の姿に、わかばまで両親のことを思い出して泣きじゃくる。

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 洗脳された支配人は、店の宝石をごっそりマクーに渡してしまい、警察に連行される。
 支配人「はははは、マクーばんざーい!」

 新聞には「男は意味不明のことを口走り……」などと書かれることだろう。

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 マクーの今回の作戦は、そうやって次々と社会的地位のある人間を洗脳をしていき、マクーに財物や武器を献上させていこうと言う極めて実利的なものだった。

 ドン・ホラー「金銀宝石そして武器、全てマクーのものとせよ!」
 魔女キバ「ほほほほほっ、この作戦もワシが考えたものじゃ、忘れるでないぞ、ドン・ホラー、いひひひひひ」

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 ドン・ホラー(なんで俺様、こんなのとセックスしちゃったんだろう?)
 最近、魔女キバを見るたびに、後悔の念が疼くドン・ホラーであった。

 なお、キバはサンドルバの母親だが、別にドン・ホラーの妻と言う訳でもないらしい。

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 その後も無心に父母を慕う陽一、その頭を抱いてぽろぽろ涙を落とすわかば。
 陽一役の子役は、当時としてもかなりヘタだが、わかば役の中島早苗がフォローしている。

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 二人の姿を痛ましげに見遣る月子と当山。あれ、当山さん、すげー久しぶりじゃない?

 ちなみに、月子役の立花愛子さんも陽一に負けず劣らず大根である(そこが良いんだけどね)。

 さて、マクーの洗脳作戦は続き、今度は国防軍の将校がマクーに武器を横流しすると言う事件が起きる。ギャバンはそれらの事件や陽一の異変に、マクーが関わっているのだと睨む。

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 祖父の豪介がひとりで釣りをしている。

 ギャバン「親爺さん、釣れた?」
 豪介「参ったよ、烈、料理も一生懸命作った、授業参観にも行った、でも、所詮は代理人に過ぎん」
 ギャバン「そんなことありませんよ。わかばも陽一もおじいちゃんが一番大好きなんだ!」
 豪介「ワシだってもう一度会いたい、息子や嫁にな……」

 ギャバンは陽一に、洗脳された際の記憶を無理矢理思い出させ、敵のアジトに案内させ、潜入する。一時は自身が洗脳装置に掛けられるが、精神力で耐え抜き、蒸着してダブラーを倒すのだった。

 陽一の洗脳も解け、また以前のように豪介やわかばとの明るく楽しい日々が戻るのだった。

 第35話「マクーの若獅子 サンドルバの反抗」(1982年12月10日)

 ギャバンの厳しい戦闘訓練の様子。

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 対照的に、美女をはべらせてガッツダブラーの格闘の様子を暢気に見物しているサンドルバ。

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 お父さんであるドン・ホラーに早速呼び出され、しこたま怒られる。

 ドン・ホラー「何と情けない奴だ。ギャバンが特訓に明け暮れ、非常時に備えておると言うのに、お前はなんだ、格闘技ごっこなど見物しおって」
 サンドルバ「私は兵士の士気を高めるために……」
 ドン・ホラー「黙れ! ギャバンの強さに手を焼き、自分を誤魔化すためだ。この腰抜けめ!」
 サンドルバ「何たる侮辱、いくら父上とはいえ許しませんぞ! 取って来ます、ギャバンめの首を!」
 ドン・ホラー「ようし、それまで魔空城には戻ってくるな!」

 自分ひとりの力で成し遂げて見せると宣言して出て行くサンドルバ。

 しかしドン・ホラーは内心「息子よ、立派な獅子となり、必ず戻って来い」と、息子へのエールを送っていたのだ。

 ただ、サンドルバ役の西田健さんは当時37才で、既に成長しきってる感があります。特にお腹が。

 しかも、直後に母親のキバに「お前ひとりではギャバンダイナミックは防げん」と言われ、「どうすればいいのだ?」と泣きつく始末。ドン・ホラーは、まずこの過保護の魔女キバをサンドルバから遠ざけることを考えるべきだったろう。

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 一方、ギャバンは働きづめのマリーンに休暇をプレゼントする。マリーンは月子と一緒にショッピングを楽しむ。月子とマリーンがこうやって絡むのは、これが最初だっけ?

 だが、待ち構えていたサンドルバの一味にあえなく誘拐されてしまう。

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 二人を助けるべく指定の場所へ向かったギャバンを敵の猛攻が襲う。

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 大きな橋の下を、ロープで滑空するアクションも、大葉さん本人が演じているっぽい。背中に命綱が見えるけどね。

 橋の下に吊られていた月子とマーリンに接触するが、案の定、それはニセモノでギャバンが近付くと爆発する。

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 サンドルバの元で拘束されている月子とマリーン。

 マリーン「ギャバンはそんなに簡単に負けないわ」
 月子「そうよ、必ずあなたたちをやっつけてくれるわ!」

 ギャバンはそのアジトへ潜入し、次々と邪魔者を排除して深部へ進むが、最後は開けた場所で戦いとなる。

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 いつものように蒸着してガッツダブラーに対し、レーザーブレードを構えるが、
 サンドルバ「ギャバン、あれを見ろ!」

 ぶにっとしたサンドルバの指差した先には、月子とマリーンが十字架に掛けられ、周囲には銃を構えた戦闘員たちが。
 その上で、サンドルバはギャバンにレーザーブレードを捨てるよう命じる。

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 マリーン「ギャバン、戦って、私に構わないで!」
 こういう時、人質は大抵こういう勇ましい台詞を吐くのだが、だからと言ってそれを真に受けて、気にせず戦ってはいけません。後でこっぴどく叱られます(生きていれば)。

 ギャバンは致し方なく、レーザーブレードを捨て、素手でガッツダブラーと戦い、苦戦する。
 ここでも、サンドルバは自分では戦おうとしない。ダブルモンスターのパワーが3倍になる魔空空間を作り出してくれるようドン・ホラーに頼むが、ドン・ホラーは「自分の力でやると言って出て行ったのだ。助けなど無用!」と、それを突っぱねる。だから今回は魔空空間が登場しない、珍しいケースなのだ。

 ギャバンはレーザーZビームを地面に突き刺したレーザーブレードに当てて爆発させ、空中でそれを掴み、一気に人質を助け出す。

 最後はレーザーブレードでガッツダブラーを叩き割って終了。
 結局、サンドルバはギャバンと矛を交えることすらないまま、魔空城に帰ってくる。

 ドン・ホラーは一応「よくもおめおめ帰ってきたな」と怒鳴るが、サンドルバは「今度こそギャバンを倒して見せます」と宣言して誤魔化す。
 魔女キバはそこでも「息子よ、素晴らしい戦いぶりじゃった」と誉める。……戦ってませんが。

 結局、サンドルバはなんとなく許された様子。なんだかんだいって親子だからね。


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コメント

第35話は、ギャバンの逆襲がカッコ良くて好きな回です。

>ドン・ホラーは、まずこの過保護の魔女キバをサンドルバから遠ざけることを考えるべきだったろう。

最終回でも「キバ、どうしたらいいんだ」と泣きついてましたしね。
「特撮ヒーローの常識 80年代篇」という本で
「父の威光と母の支援に頼り切ったサン・ドルバは、すっかり
”ワガママ野郎のバカ息子”となってしまいました」(””は太字で)と書かれてました。

宇宙刑事シリーズでの強敵は次作「シャリバン」のレイダーまで待つことになります。

Re[1]:「宇宙刑事ギャバン」の魅力を語り尽くす 第34話・第35話(03/19)  

影の王子様
>「特撮ヒーローの常識 80年代篇」という本で
>「父の威光と母の支援に頼り切ったサン・ドルバは、すっかり
>”ワガママ野郎のバカ息子”となってしまいました」

でも、人間臭くて私は好きですけどね。なにより、レビューを書くときに大変助かってます。

レイダーはまじで強過ぎて、あんまりギャグになりません。

ララさん  

配信で観直して気づいたのですが、35話Aパートで
マリーンと月子をワゴン車に押し込む女が
「シャリバン」の初代ミスアクマ2のララさんですね。
ハーフっぽい美人で実に良いです。

Re:ララさん(03/19)  

影の王子様
>配信で観直して気づいたのですが、35話Aパートで
>マリーンと月子をワゴン車に押し込む女が
>「シャリバン」の初代ミスアクマ2のララさんですね。
>ハーフっぽい美人で実に良いです。

お、そうでしたか。いかにもモデルっぽい人ですね。

イミフ発言

2014年末頃にも、世田谷しぇしぇしぇ事件の犯人=田中勝彦容疑者(当時31歳で現在38~39歳くらい)も、やってます。

Re: イミフ発言

ああ、ありましたね、そう言うの。

キバがいないと何もできない駄目な子の話

>ギャバンの厳しい戦闘訓練の様子
ウム、真の戦士は自発的に鍛錬を怠らないものだな!と
何故か大ちゃんを思い出してしまった直後にサンドルバ…。
敵味方ひっくり返したのが大ちゃんがコム長官に怒られて
アニーやマリーンに庇われまくる「シャイダー」19話になるのでしょうか。
大ちゃんは電よりも突き放すべきだという長官の判断に納得。

レーザーブレードの空中キャッチとか、キバ込でサンドルバを撃破する最終回に
むけての訓練⇒実戦と結局、ギャバンにとって良い経験になった感じです。

Re: キバがいないと何もできない駄目な子の話

サンドルバと大ちゃんって、結構似てますね。

ありがとうギャバン

地球の平和を守る為に戦ってくださってありがとうございますお父さんと再会できてよかったですねきっとお父さんもきっと天国から喜んでいると思います

Re: ありがとうギャバン

再会できてよかったですね。

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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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