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「緊急指令10-4・10-10」セレクション 第13話・第16話



 この作品、最初の数話はかなり面白くて傑作の予感がビンビンなのだが、中盤以降、いまいちのエピソードが続いて、平均点が大きく下がってしまう。レビューする意欲もしぼむ。

 と言う訳で、9話から12話まで全て省略。

 第13話「海底半魚人の反逆」(1972年9月25日)

 これも、そんなに面白い訳ではないが。

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 岩場に座って、釣り糸を垂らしている一平と三郎。

 一平「ダメだなぁ」
 三郎「場所が悪いんだよ」

 と、背後から「腕が悪いのよ」と言う女性の声がする。
 振り向くと、水着姿の女性三人が立っていた。
 「お昼のおかずはどうしたの?」「ご飯は炊けてるのよ」と、二人を催促する。

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 三人は毛利チームの無線仲間で、一平たちはこの磯島に招待されて遊びに来ているらしい。

 この右端の女性は早苗と言い、これ以降レギュラーになる。正明と交替する形になるのだが、既に別嬪のナミさんがいるのに、わざわざ女性キャラを増やす意味が分からない。彼女の加入で、紅一点だったナミの存在感がやや薄れてしまうのも、中盤以降のつまらなさの原因だ。

 また、左端の女の子は後に仮面ライダーV3のレギュラーとなる小野ひずるさん。もっとも、ここではほんの端役に過ぎず、出番も台詞もほとんどない。

 やがて一平は大物が掛かったと興奮するが、釣り上げたのはクロダイではなく、若い男の死体だった。

 二人は東京へ戻り、興奮気味に事件について仲間に話す。警察の調べでは、男の頭には脳がなく、何者かによって取り出された後、また縫合されていたと言う。

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 その頃、磯島沖では、漁船の上でいかにもワルモノっぽい人たちが悪事の真っ最中。

 左から、服部マリ、上野山功一、東隆明、植村謙二郎とオールド特撮ファンにはお馴染みの豪華な顔触れ。

 上野山「ほんとにこっちの言うとおり動くのかい、兄さん?」
 植村「人間の脳を移植したんだ。私の命令どおり動くようになってる」
 上野山「とにかくやらしてみよう」
 と、船室のハッチを開けると、

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 こんなのが出てくるのである。

 見ての通り、誰が何と言おうがアマゾンの半魚人である。

 しかも、船が揺れて思わずコケそうになる半魚人であった。

 当時としてはこんな着ぐるみでもしょうがないとしても、もう少し雰囲気のある登場のさせ方を考えて頂きたい。

 植村「この船の下に沈没船がある。その中から金塊を探し出すんだ」
 そう、彼らはアマゾンの半魚人に人間の脳を移植して、金塊を引き揚げさせようと考えていたのだ。

 上野山たちは半信半疑だったが、程なく半魚人、金の延べ棒を持って浮上する。

 一方、毛利博士はその慧眼で、早くも植村謙二郎が関与しているのではないかと勘付いていた。彼のファイルを鉄仮面に見せながら説明する。

 毛利「死体の頭蓋骨を見せてもらったんだが、恐ろしいほどのメスの切れ味だった。この男は戦争中、生体実験をやったと言う疑いから大学から追放されたんだが、稀に見る技術の持ち主だったそうだ」

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 欲深い服部マリは、密かに半魚人に会い、「二人で金塊を山分けしよう」と持ちかける。

 半魚人の取ってきた金塊を隠匿し、植村たちには少ししか渡さないように仕向ける。

 植村たちの身辺を探っていた一平は、彼らが半魚人を使役して何か引き揚げているのを見付け、カメラに撮る。直後、東隆明と手下たちに囲まれ、フィルムを取られた上、海に突き落とされそうになる。だが、鉄仮面が駆けつけ、事なきを得る。

 報告を聞いた毛利は、即座に植村たちの目的を正確に察知する。そこには戦時中に1000キロの金塊を積んだ輸送船が沈没していたのだ。ただ、海流が激しく、ダイバーが近寄れないのでそのままになっていたらしい。

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 負傷入院している一平の側についているナミさん。特に意味はない。可愛いから貼っただけだ。

 その後、服部マリの企みが植村たちにばれ、マリは殺されそうになるが、鉄仮面たちが現れて植村たちを格闘の末、やっつける。マリは、半魚人に命じて攻撃させようとするが、最初から金塊を独り占めしようとしていたマリの本音を知った半魚人は、逆にマリを襲い殺してしまう。その半魚人も、鉄仮面にモリを打たれて絶命する。

 解決後、本部での会話。

 ナミ「なんだかとっても可哀想でしたわ」
 毛利「怪獣とか化け物とか言うが、本当に恐ろしいのは人間かもしれないね……人間の欲望ほど恐ろしいものはない」

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 毛利の述懐に、神妙な顔で頷くナミさん。特に意味はない。可愛いから貼っただけだ。

 続く14話、15話もスルーして、16話「原始人バラバ」をごく簡単に紹介しておく。

 どっかの山奥で、二人の原始人が永い眠りから覚める。彼らを見世物にしようとするワルモノたちと、それを阻止しようとする毛利チーム。

 だが、ナミが原始人の一人、バラバに連れ去られてしまう。

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 地下の洞窟で、ナミはバラバと意志の疎通を図り、仲良くなる。

 ナミと毛利チームは必死に彼らを保護しようとするが、結局、警官隊に二人とも射殺されてしまう。

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 事件の終わったあと、美しい山並みを見ながら慨嘆する毛利博士。
 「それにしても人間て奴は、なんて残酷な動物なんだろう。この地球は人間だけのものと思い込んでいる」
 
 最後、中江真司のナレーションによって、やや強引に締め括られる。

 ナレ「意外にも、バラバは女であり、その仲間は男であることが分かった。二人は夫婦だったのだ」

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 いまさら女だったとか言われてもなぁ……我々にどうしろと言うのだ?


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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