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「星雲仮面マシンマン」 第4話「魔法の石焼きイモ」

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 第4話「魔法の石焼きイモ」(1984年2月3日放送)

 今日も朝早くからいそいそと真紀の元へバイクを飛ばす健。ボールボーイが懐から顔を覗かせ「好きなんでしょ? だったら早くプロポーズを……」とからかう。

 その途中、勝たちが公園で芋を焼いているのを、火遊びだと勘違いした健、慌てて水をぶっかけて、芋を台無しにしてしまう。健はまだ地球人の生活習慣などに疎いのだ。

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 勝の家では、出勤前の真希が勝が焼き芋を持ってくるのを待ち兼ねていた。そこへとぼとぼと勝が帰ってくる。

 真紀「どうしたの、お腹ぺこぺこよ~おイモ焼けたんでしょうね?」
 勝(黙ってイモを差し出す)
 真紀「何よこれ~食べられやしないわこんなの」
 勝「お姉ちゃんご飯にしようよ~」
 真紀「何言ってるのぉ、旨い焼き芋を焼いてくるからご飯は要らないって言ったのあんたでしょ~」
 勝の額を指で小突く。こういう叱り方って、今はもう見られない……よね?

 真紀「今日は朝食抜き、早く学校へ行きなさい」
 真紀は、結構スパルタ教育なのだ。両親が不在(海外出張)なので甘やかさないよう厳しくしつけているのだろう。……ま、単に空腹で機嫌が悪かっただけかもしれないが。

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 一方、出稼ぎに来たものの失職して弱っている男(園田裕久)の前に、寅さんみたいな格好をした男(きくち英一)が現れ、石焼イモを売らないかと持ちかけてくる。出稼ぎ男はすぐ飛びつくが、寅さんは「子供にはタダでやれ」と条件をつける。

 勝の友人たち三人が早速その恩恵に預り、焼き芋を頬張りながら歩いている。
 少年「タダよりうめえもんはねえなー」

 と、そこへさっきの寅さんが現れて、そのイモを食ったら一生くしゃみが止まらなくなると告げる。言葉どおり、少年たちは突然くしゃみを連発しだす。男は食べかけのイモを他の誰かに食べさせれば治ると教える。

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 無論、寅さんはテンタクルの手先で、作戦の進捗状況をプロフェッサーKに報告に来る。
 Kの目的は、くしゃみによって子供たちを苦しめるだけでなく、

 「子供たちの間にお互いに不信感を植え付け、友情を引き裂き、憎しみを掻き立てることにある……人間と言う奴は愚かなもので、自分だけが助かりたい、そのため他人がどうなろうと構わん……ワシはその姿を見ると体の中からゾクゾクと嬉しさが込み上げてくる」

 と言う、より陰険で精神的なものだった。

 例のイモには、Kのくしゃみの染み付いたハンカチから抽出された「くしゃみエキス」が注射されていたのだ。ばっちいなぁ。

 その目論見どおり、さっきの三人は偶然出会った勝に食べかけのイモを押し付け、くしゃみ病が勝に移ったのを見て小躍りする。「マシンマン」では、子供たちも奇麗事一辺倒ではなく、ちゃんと狡さや身勝手さもある人間として描かれている。

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 勝はくしゃみをしながら帰宅し、健に通り掛かった出稼ぎ男のイモを買ってきてくれるよう頼む。よく考えたら、勝はどの焼き芋屋のイモを買えばいいのか知らないはずなのだが。

 良く事情が分からないまま健はイモを買いに行くが、「1万円」とぼったくられて目を白黒させる。更に迷っている間に「2万円」に跳ね上がるヤクザ的高騰を見せる。それでも最終的には勝にイモを持ってくるのだから、結局2万円を払ったのだろう。

 ただ、出稼ぎ男は後で分かるようにイモにそんな効果があるとは知らない筈なので、急にイモを高値で売ろうとするのは矛盾なんだけどね。

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 健が戻るのと同時に、真紀も帰宅する。

 真紀「くしゃみが止まらなくなる病気が流行ってるみたい」
 健「俺の故郷じゃ、くしゃみを止めるには数分間息を止めてればイチコロさ」
 真紀「ええーっ? そんなことしたら死んじゃうじゃないの」
 思わずアイビー星人ならではの止め方を口にし、真紀に呆れられる健であった。

 勝は健の買ってきたイモを一口食べて、残ったイモを食べてくれないとくしゃみが止まらないとわめく。

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 健がイモに手を伸ばすが、横合いから真紀が取って、自分がかぶりつく。
 真紀「弟のあなたを死なせてたまるもんですか!」

 麗しい姉弟愛である。

 勝が治ると同時に、真紀が可愛くくしゃみを連発し始める。

 しかし、常にスクープに飢えている真紀は、そのイモを持って編集部へ車を飛ばし、編集長にイモを見せる。編集長はろくに話も聞かずにそのイモを全部食べてしまったため、今度は編集長がくしゃみ病にかかってしまう。

 ちょうど焼き芋屋が近くを通ったので買いに行くが、今度は1本10万円になっていた。編集長はそれでもイモを買い、一口齧ってから編集部員たちに食べてくれと頼むが、人望がないので、みんな拒否する。

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 そこへいきなり入ってきた健、自分で編集長のイモを受け取って食べると、一目散に走り出す。

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 一気に歩道橋を駆け上がって、橋の上で一息するとくしゃみは止まっていた。
 ボールボーイ「止まったかいくしゃみ?」
 健「ああ、どうにかね、でもくしゃみって苦しいもんだね」

 ただ、後で分かるようにくしゃみを止めるには数分間息を止めないとダメらしいのに、ここでは走っている間にくしゃみを止めてしまっている。この辺も矛盾してるなぁ。

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 健は、出稼ぎ男に焼き芋が子供たちを苦しめていると話す。男は半信半疑で、自らイモを口にすると、当然、くしゃみが連発する。健がまたそのイモを引き受けて男の病気を治す。ただし、今度は直後に息を止め、一見死んだように倒れてしまう。

 男は健が死んだとばかり思って激しく後悔する。最初に寅さんと出会った場所へ行き、「おらを騙したなぁ」と掴みかかるが、

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 寅さんは「余計なことを知ったな」と、戦闘アンドロイドの本体を顕す。右腕に巨大なオノをつけた、「オノ男」である。叫び声も「オノー」であり、「そのまんまにもほどがあるだろう」と、誰もが突っ込まざるを得ない愛すべきキャラである。

 後はマシンマンが駆け付けてアンドロイドを倒す。
 出稼ぎ男はあくまで寅さんに騙されていただけで、自ら過ちを正そうとしたため、「カタルシスウェーブ」の餌食にはならないのだが、だったら「1万円」や「10万円」のぼったくりは一体なんだったのだろう?

 また、Kの狙いであった子供たちの相互不信についてもあまり描かれなかったなぁ。

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 最後、改めて焼き芋をしている勝たち。

 少年「こないだはゴメンよ」「お先にどうぞ」「本当に悪かったよな」
 と、一応、ここで彼らが反省の弁を述べてはいるんだけどね。

 勝「じゃあ遠慮なく、ふにゃああ、ほくほくほく……」
 と、熱い焼き芋にかぶりつく半ズボンの勝が可愛いのである。


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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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