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「緊急指令10-4・10-10」セレクション 第7話



 第7話「闇に動くミイラ」

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 冒頭、アベックばかりいる夜の公園にミイラ男が現れて、アベックたちを怖がらせる。

 その中のひとりは、鉄仮面の無線仲間だった。彼はミイラを悪戯だろうと考え、追いかけるが、何かに足を取られて転んでしまう。

 その奇妙な事件について意見を戦わせる毛利チームの面々。

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 三郎「墓の中から出てきたミイラが動き回るなんて全然科学的じゃないよ」
 ナミ「でもちょっとばかりお目にかかってみたい気もするわね」
 一平「いや、俺は痴漢だと思うんだ。だってアベックのいるところばかりに現れるんですからね」
 毛利「やれやれ、はるばるエジプトからやってきて痴漢と一緒にされたんじゃ泣くにも泣けないだろう」

 しかし、毛利は鉄仮面とナミにその事件の調査を命じる。公園へ向かう車の中で、鉄仮面は仙台でもミイラの目撃例があるんだと話す。

 公園には、鉄仮面の友人とその恋人とが(暇なので)待っていた。ミイラが逃げたと言う道を辿ると、木の幹に針金を張ったような跡が見付かる。友人はそれに足を取られてしまったらしい。
 鉄仮面「悪戯にしては少し念が入り過ぎている」

 その後、全国各地でミイラの目撃が相次ぎ、マスコミでもとりあげられるようになる。

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 そんな折、鉄仮面とナミは毛利に指示されて、とある屋敷に向かう。

 ナミ「日本にもミイラを持ってる人がいるとは、知らなかったわ」
 鉄仮面「普通じゃもてるわけがないよ。ミイラなんてのはどこの国へ行ったって重要な文化財だから、外国に持ち出すなんてとても出来ないからな」
 ナミ「それじゃあ高垣さんはどうやって手に入れたの?」
 鉄仮面「戦争中、潜水艦に沈められた船に積んであったのを引き揚げたらしい」

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 高垣邸に到着すると、一般のマスコミ関係者も大勢いて、高垣が会見を開いていた。

 なお、高垣の息子を、小野武彦氏が演じている。
 若いので、とても若々しい(当たり前だハゲ)。

 武彦「皆様から私の父が所蔵しているミイラを公開して欲しいと言うお話がありましたが、父から話したいことがあるそうです」

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 高垣(ナミの脚を40秒ほど凝視してから)「わしはミイラがデパートや遊園地の客寄せに使われるのは断じてお断りする。そう言う目的なら、今日本中に出没しているインチキミイラを探し出せばいいのだ」
 記者「では絶対に公開しないのですか」
 高垣(ナミの脚を50秒ほど凝視してから)「そうは言っておらん。美術館とか博物館とか公共の場所に展示して興味をもたれる人に見ていただくなら、喜んでお貸しするつもりぢゃ。勿論、報酬などビタ一文など頂こうとは思っていない」

 このひとりだけミニスカのナミの場違いな可愛らしさはサイコーですね。

 と言う訳で、高垣所有のミイラが美術館などに展示され、多くの人が足を運ぶ。

 だが、ミイラが展示されていた美術館の名画がいつの間にか偽物とすりかえられ、盗まれる事件が発生する。

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 鋭敏な毛利は、盗難事件の裏にミイラが絡んでいるのではないかと睨む。

 毛利「ミイラのぬいぐるみを出没させて、ミイラへの興味を掻き起こした。最近の日本人の野次馬根性はキチガイじみているから、必ずミイラを公開しろと言う声が上がる。奴の狙いはそれだ。しかも場所は美術館や博物館と条件をつける」
 三郎「そうか、デパートや遊園地じゃ盗む絵がないからですね」
 ナミ「でも先生、名古屋でも大阪でも盗難事件は起きなかったんですよ。たった一度でミイラに濡れ衣を着せるのは気の毒じゃないですか」
 毛利「その通りだ。それもカモフラージュと考えられないかな」
 正明「ミイラを展示したからって絵を盗む方法がないでしょう?」

 各メンバーが意見を出してあって討論する、こういうシーンはとても好きである。ただ、ネタバレが少々早過ぎる気がする。

 毛利は、ミイラにリモコン装置が埋め込まれていて、それによって遠隔操作されていると考え、現在展示されている福岡へ、鉄仮面と一緒に調査へ飛ぶ。

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 だが、毛利自慢の探査機で入念にミイラの体を調べても、何も出てこない。

 と、そこへ武彦が現れる。

 武彦「私どもが折角善意でミイラの公開に踏み切ったのに、盗みの疑いをかけられるとは全く心外ですな。毛利さん、私どもは名誉毀損で訴えることもできるんですよ」

 武彦の脅迫めいた言辞に対し毛利は、

 毛利「ごめんなさーい! もうしませんーっ!」
 と、泣きべそをかいて謝るのだったが、嘘である。

 ひたすら平身低頭、謝罪の言葉を繰り返す毛利に、武彦も「今度変な言いがかりをつけたら、容赦しませんよ」と、やっと矛を収めるのだった。

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 しかし、毛利はミイラに送られる電波そのものはキャッチして、それを本部のコンピューターで分析する。

 この、無秩序に光るパネル、「ウルトラセブン」にも出てくるけど、どう見ても意味ねえよなぁ。

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 で、案の定、高垣たちはミイラを使って様々な美術品を自宅の地下に収蔵する悪人であった。この辺も、なんの捻りもなくてつまらん。

 毛利はさっきのお返しとばかり、自分の作ったリモコン装置で高垣邸にあるミイラを動かしてみせる。

 ミイラが勝手に動き出したので慌てる高垣親子。妨害電波を出してミイラを止めるのだが、何故かミイラは再び動き出して、高垣を絞め殺してしまう。超自然的な作用かと思われたが、あくまで機械の故障らしい。

 毛利たちは高垣邸に乗り込んで、盗難品をおさえようとするが、高垣が飼っているチンピラたちが邪魔をする。

 この後、毛利チーム対チンピラ、毛利チーム対ミイラと、どうでもいい立ち回りが続く。

 ミイラは特に意味もなく雷を浴びてナミたちに襲い掛かるが、最後は毛利に遠隔操作されて、沼の中へ沈んでしまう。

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 毛利「もう二度と、薄汚い欲望の道具になることはないだろう」
 ナミ「先生、ミイラはどうしてリモコンされていたんですか?」
 視聴者も感じているであろう疑問を代わってぶつけるナミ。

 毛利「いや、体全体が受信装置だった。布の表面全体に、特殊な電波に反応する透明な塗料がかけてあったんだ」
 鉄仮面「それが何故、探知機に反応しなかったんでしょうか?」
 毛利「金属ではないからだ。特殊な光化学(?)分子を合成した塗料なんだ。戦争中、高垣大佐はレーダーに反応しない物質を研究していた。それのひとつの成果に違いない」

 うーん、良く分かりません。

 ここで、もうちょっと気の利いたトリックが披露されていれば、作品の評価の高まるのだが……。

 導入部は期待できるのだが、後半、失速してしまった。


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Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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