辻沢響江in「山村美紗サスペンス・看護師・鮎子の殺人カルテ」(2012年7月22日更新)

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　先々週か、もっと前だったか、水曜ミステリー9でやっていた、

　
　について、簡単に触れる。……何が「推理カルテ」だ。

　それにしてもこのタイトル、アイドルのイメージビデオみたいでなんか可笑しい。
　本仮屋ユイカだからなんとなく許せるけど。

　しかし結局、芸能人の売れる売れないって、所属事務所の力で決まるんじゃないかと最近虚しく思う。彼女も大手のスターダストだし……。まあ、所属事務所がメジャーだから売れるのではなく、売れるタレントだからメジャーな所属事務所にいる、とも言えるかもしれないが……。

　でも、スターダスト所属の顔触れを見ると、売れて当然の人もいれば、才能もないのにやたらメディア露出の多い人もいるんで、自分の疑いが補強される。

　
　で、この何の変哲もない美人の鮎子が、看護師の仕事のかたわら、殺人事件を解決すると言う、

　そんな暇な看護師、いねえよ。

　と、突っ込みたくなる設定の2時間サスペンス。ただ、内容はまったくどうでもいいので、ストーリーの説明はしません。してもしょうがないしね。

　また逸れるが、看護師という職名、いい加減、看護婦に戻さないか？　字面だけじゃ、男なのか女なのか分かりづらいし……。

　
　彼女をサポートするのが、榎木孝明演じる狩矢警部。

　考えたら、榎木って、浅見光彦に、浅見光彦の兄も演じてるんだよね。

　
　で、山村美紗作品(西村京太郎もだが)と言えば、ダニのように出てくる山村紅葉さん。

　お前はそんなに生き方しか出来んのか？

　契約で彼女を出さねばならないとは言え、いつも思うのだが、こいつのせいで、毎回ひとりは前途ある貧乏な俳優が仕事を失っているわけで、なんか釈然としない。彼女が、芝居ができたり、女として魅力があるんだったらまだしも……。

　ところで、関根麻理にちょっと似てないか？　彼女もいつかこんな風になるんだろうか(怖)。

　
　そんなのはどうでもよくて、今回のキモはこのお方、辻沢響江さんです。

　さすがにお肌も劣化が激しいが、それでも50歳前後とすれば、十分若くて美人。

　事件に関する情報を提供する、脇役だけどね。
　彼女を見ると、つい犯人じゃないかと思ってしまうのだが、今回は違った。

　
　関係ないが、これが20年以上前の綺麗盛りの辻沢さん。「暴れん坊将軍3」より。

　ところで、自分は探偵が時刻表を睨んで事件を解決するようなアリバイトリックミステリーは、まったく、これっぽっちも、金輪際、心の底から興味がないのだが、

　このドラマ、

　
　ご丁寧にこんな図が挿入されるのだった。

　これじゃドラマと言うより、クイズ番組みたいで、興趣が甚だしく損なわれるので是非やめていただきたい。

　重要な役で、「暴れ3」にも出ていた浅茅陽子さんも出ていたが、そのお顔の劣化ぶりはここに貼るのもはばかられるほどなので、貼らない。まあ、60歳過ぎてるんだから、当然かもしれないが。


　終わり。


　美女シリーズ「白い乳房の女」、やりたいんだけど、とにかくやる気が湧かない。暑いし。クーラーはおろか扇風機もないからなぁ……。