天が呼ぶ、地が呼ぶ、人が呼ぶ、悪を倒せと俺を呼ぶ「仮面ライダーストロンガー」29話

8 0
[DVD] 仮面ライダー ストロンガー Vol.3

[DVD] 仮面ライダー ストロンガー Vol.3
価格:9,513円(税込、送料別)



 第29話「魔女怪人ケイト 血ののろい!」

 やっとの思いで荒ワシ師団長を倒した城茂、山の中を歩いていると、立花藤兵衛に伴われた女教師や子供たちから助けを求められる。彼らの仲間が行方不明になったと言うのだ。

 ヒーローはこういう時、「警察に相談しろ」とか「こっちはそれどころじゃねえんだ」とか決して言わないので安心だ。茂は(内心はどうあれ)快く引き受ける。

 PDVD_001.jpg

 ちなみに子供たちのリーダー格の少年、妙に演技が上手い。どこかで見たことあるなぁと思ったら、それも道理で「人造人間キカイダー」でレギュラーだった神谷政浩(現・まさひろ)氏だった。

 PDVD_000.jpg

 捜索中の茂の前に、新たな怪人、ドクターケイトが立ちはだかる。声は曽我町子さん。子供たちは彼女によって鶏頭(ケイトウ)にされていたのだ。

 ケイト「城茂、覚悟おし!」
 茂「なにぃ俺の名を知っているとは、さてはデルザー!」

 見たら分かるだろ。

 ドクターケイトは体そのものが毒と言う、厄介な相手であった。30話では女性とは言え、ライダーのタックルを倒すと言う悪の組織始まって以来の勲功を上げるが、デルザー軍団の肩書きの中では恐らく一番下位に属している。ジェネラルシャドウに対し、はっきり敬語で話しているしね(前回はタメ語だったが)。

 ケイト、及び戦闘員と戦う茂。

 PDVD_002.jpg

 茂「坊や、早く逃げるんだ」
 少年「うん、分かった」(と言って、戦闘員をぶっ飛ばす)

 ここ、特に誰もリアクションしないのだが、ただの子供に戦闘員が思いっきりぶん殴られると言うのは、さすがに情けなさ過ぎるのでは? 「キカイダー」で活躍した神谷氏への敬意だろうか。

 茂はストロンガーに変身して戦うが、ケイトは毒に拠らずとも基礎的な戦闘力が高く、苦戦を余儀なくされる。

 PDVD_004.jpg

 ただ、一応女キャラと言う設定なのに、体が思いっきり男なのが悲しい。せめて胸に何か詰めてくれ。

 しかも、マントをストロンガーに被せ、その上からナイフでブスッと突き刺すと言う、まるっきり「どチンピラ」的戦い方なのも萎える。

 ちなみにケイトさん、一旦手放した杖を手元に引き寄せる際には、

 PDVD_006.jpg

 「つえーっ」と、大きな声で叫ぶ。まんまだね。

 PDVD_007.jpg

 と、カメラ外のスタッフをそれを投げて寄こすのであった。

 ケイトは神経ガスを放ち、ストロンガーの動きを封じて自分の基地へ落とし込む。そして棺桶に入れて、モニターの向こうのシャドウに見せようとするが、いつの間にか棺桶は空になっていた。

 PDVD_009.jpg

 ストロンガーの笑い声が響く。「どこだ」「どこだ」と戦闘員が慌てふためいていると、

 PDVD_010.jpg

 棺桶の後ろから出てくるのだった。

 もう少しヒーローらしいところから出て来い。

 PDVD_011.jpg

 ケイトはさらった子供たちを盾にするが、何故かそこへ鋼鉄参謀が横から現れて、子供たちを連れて行ってしまう。

 いつの間にか子供の争奪戦みたいになってるなぁ。

 とにかく自分の手でストロンガーを倒したい鋼鉄参謀は、子供たちの命が惜しかったら、俺様と戦えと、ストロンガーとケイトを部屋に閉じ込めて行ってしまう。

 とすれば、残された二人が死闘を演じそうなものだが、次のシーンではストロンガーは何事もなかったようにバイクを飛ばして鋼鉄参謀のもとへ向かっている。ま、何事もなかったのだろう。

 ストロンガーを、参謀配下の戦闘員が襲う。

 PDVD_012.jpg

 鎖で縛ってから、一斉に蹴りを入れると言う、ほとんど単なるイジメのような攻撃をする戦闘員。

 強そうな鋼鉄参謀も参戦三回目となると、みんな飽きたのか、妙に弱いのだった。

 PDVD_013.jpg

 ストロンガー、「反転ブリーカー」と言う、まんま「キン肉ドライバー」のような技を放つ。

 また、ケイトの毒ガスを浴びて苦しがって逃げる鋼鉄参謀を見て、ストロンガーが「そうか、鋼鉄参謀の弱点はケイトの毒だ」と決め付けるけど、毒ガスは大抵の人の弱点だと思うんだけどね。だいたい、仲間の武器が弱点って、どういうことだよ。

 最後、たまたま生えていたケイトの毒花によって半身が腐ったところを攻撃され、さしもの鋼鉄参謀も遂に倒されるのだった。

 しかしまあ、さすがにたまたま生えてはいないと思うので、これも功名争い、足の引っ張りあいの結果だろう。

 次回で死ぬと言うのに、今回はユリ子の出番がほとんどなかったなぁ。

 つづく。



関連記事
ページトップ