いつまでやるんだ「温泉若おかみの殺人推理」(2012年8月12日更新)

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　昨夜（8/11）、テレビ欄を眺めていると、

　
　こんなのがあったので、とりあえず録画しておいた。

　まず、「若おかみ」の「若」を外す運動に署名をお願いしたい。

　なにしろ、いつの間にか根っからの女優みたいな大きな顔してる東ちづる、御年52才！

　まあ、老舗旅館だったら、そういうのもありなのかもしれないし、実年齢よりは若く見えるけどね。

　
　少なくとも、大おかみの岡田茉莉子よりは若い。

　岡田さんは、今年……79才！

　ここまで来ると、彼女が振り返るたびに、何か不吉なことが起きるんじゃないかとビクビクしてしまう。

　
　しかもそこに、呼んでないのに来ちゃった、悪夢が着物を着たような山村紅葉51歳が、女中頭みたいな役で加わるのだから、この旅館の出迎えは地獄である。

　それにしても、このシリーズは、原作は山村美紗でも西村京太郎でもないと思うのだが、なんでこいつが出てくるんだろう。どこに需要があるのだろう。（彼女の名前をグーグルで検索しようとしたら、山村紅葉　七光りと言うのが出てきて、吹いた）

　他のキャストも、

　
　ゲストの池上季実子さん53才に、これはレギュラーなのかどうか知らないが、警部の若林豪72才。

　若林豪、普通だったらとっくに退職してＡＬＳＯＫあたりに天下りしてるところだぞ。

　
　ほかに、旅館の取材に訪れたカメラマンに芳本美代子43才。げっそりと老けて、頬骨がグンと成長してなんか金沢碧さんみたいになってきたなぁ。

　また、東ちづるの亭主役で羽場裕一51才がいたり、とにかく目新しさのなにひとつないキャスティングで、日本の2時間サスペンスの未来が心配になったが、良く考えたらそんなの心配したことはなかったので、ぜんぜん心配じゃなかった。どうとでもなれ。

　でも、冗談じゃなくて、なんでもっと若くて将来性のある俳優を起用しないのだろうと、首を傾げてしまう。企画にしてもキャストにしても、安定感だけを求めているからこうなるんだろう。

　肝心のストーリーにしても、なんだかなぁ……と言う感じで……制作が大映テレビだったので、余計悲しくなる。

　まあ、多岐川華子とか、若い俳優も多少は出ているのだが……多岐川華子だってよ……。

　おまけ1。

　
　中盤、山村紅葉が発狂する。

　おまけ2。
　次回予告より。

　
　真中瞳だった過去はどうやら完全になかったことにしてしまったらしい、真中瞳。

　おしまい。