fc2ブログ

記事一覧

「仮面ライダーBLACK」セレクション 第16話「友よ!海を越えて」 前編


 第16話「友よ!海を越えて」(1988年1月24日)

 ビルの屋上で、割と使い込まれたスナイパーライフルを組み立てているサングラスの男。
 向かいのビルから出てきた中年男性に狙いを付ける。

 PDVD_001.jpg
 サングラスごしなのに、スコープの映像はそのままだとか、細かいツッコミは遠慮願いたい。

 しかし、これだけでもう京本さんって分かっちゃうよね。

 ターゲットがビルを少し離れたところで男は引き金を引く。銃弾は中年男性の持っていた厚みのあるケースに命中する。男性がよろけたのを見て、たまたま通り掛かった光太郎が「だいじょぶですか?」と駆け寄る。

 光太郎が周囲のビルを見上げると、サングラスの男はまだその場に図々しく残っていた。

 PDVD_003.jpg
 光太郎は車でその場から逃走する男をバイクで追跡し、その前に出て強引に停めさせる。

 男「おい、無茶もいい加減にしろよ」
 光太郎「何者だ、何故あの人を狙った?」
 男「狙った? フッ、WARNING……警告」

 男はそのまま走り去ってしまう。光太郎も、警察ではないのでそれ以上のことは出来ず、見送るしかなかった。

 さて、こちらはゴルゴムの本部。例によって三神官の皆さんが愚痴をこぼしていらっしゃる。

 PDVD_005.jpg
 バラオム「ついこの間まで人間は石を打ち合わせ幼稚な道具を作り、それで満足していた」
 ビシュム「今や人間はセラミックなどというものを作り出し、技術革命だ、新石器時代だなどと言って浮かれております」
 ダロム「思い上がった人間ども、やつらが作った新しい石、クオーツで破壊ビームを増幅し、大都市東京の地下の岩盤を溶かして東京を沈没させてやる!」

 「新石器時代」って、当時実際に流布してたんだろうなぁ。

 まぁ、セラミック(陶磁器)は昔からあったけど、無論、彼らが差しているのは新素材だと騒がれていた(誰に?)ファインセラミックのことである。

 PDVD_007.jpg
 ダロムの呼び声を受けて、今回のやられ役、ハサミムシ怪人様のおなりでい。

 相変わらず、素晴らしい造形。

 PDVD_009.jpg
 鎌状の両腕の鋭い刃を擦り合わせて、激しい火花が散る、といった細かい演出もされている。

 PDVD_010.jpg
 ダロム「実験を続けろ、第1レベル!」

 普段は普通の目だが、超能力を使う時などは赤くなるダロムの目が不気味だ。

 PDVD_014.jpg
 ダロムの指示に従い、別室の実験室で、岩盤を溶かす装置(?)に繋がっているクオーツにエネルギーを注ぎ込む怪人。

 その場には、彼らに協力している(させられている)スミス博士ら研究者もいた。

 実験は途中まではうまくいくが、レベルを最大まで上げると、クオーツが負荷に耐え切れず粉々に砕けてしまう。激怒した怪人は、巨大な爪を光らせて博士たちに迫る。「オーノー!」「ヨーコー!」と恐怖の表情を浮かべる博士たち。てっきり怪人に刺身にされたのだと冥福を祈ってしまったが……(後述)

 ビシュム「スミス博士のクオーツではダメだったか」
 バラオム「やはり、ウルトラクオーツでなければ……」

 PDVD_015.jpg
 一方、光太郎は、狙撃された男性が何者かを突き止めていた。雑誌の記事にその写真が掲載されていた。
 杏子「エトワール女子大の柳博士?」
 克美「ああ、アメリカで開かれたセラミック学会の記事ね。謎の学会って言われてる」
 光太郎「謎の学会?」
 克美「うん、ジョーンズ博士はウルトラクオーツと言う新素材を発表することになっていたのに、その直前、事故で亡くなってしまったの……そして、ウルトラクオーツも消えていたのよ」

 また、ジョーンズ博士の同僚(?)のスミス博士も行方不明になったと聞いて、光太郎の脳裏にあの男が発した「警告」と言う言葉がよぎる。

 光太郎(次は柳博士だと言うのか?)

 さて、その柳博士(長谷川明男)が女子大生三人を連れてオシャレなプールバーに入ってくる。
 光太郎もすぐ後からさりげなく店に現れる。

 見れば、あの男も既にいてビリヤードをしているではないか。

 PDVD_016.jpg
 男はすぐ柳博士に声を掛ける。
 男「お手合わせ願えませんか、柳博士」
 柳「君は私を?」
 男「ええ、まあ……僕は滝竜介、ルポライターってとこですか」

 ルポライターと言う言葉に、ギャルたちが歓声を上げる。当時、そんなにモテた職業だったのかな?

 ちなみに、滝竜介と言う親近感のある名前……そう、「仮面ライダー」で大活躍した滝和也(千葉治郎)を意識したキャラなのだ。演じる京本さんは、友情出演と言うことで、ほんとにノーギャラだったらしい。

 ……ま、自分もついさっき初めて知ったんだけどね!

 柳「自信はあるのかね?」
 滝「ええ、ただし、賭けるのは命!」

 おだやかでないことを言う滝だったが、相変わらずギャルたちは「ぐわんばって手書きハート」などと柳に軽ーい声援を送る。おまいら、さては何も考えてないな?

 で、何故かビリヤード勝負となる。

 PDVD_017.jpg
 絵になる京本政樹。

 PDVD_018.jpg
 絵になら……、いえ、なんでもないです。

 柳、いかにも上手そうな雰囲気だったが、雰囲気だけだったようで、滝にケチョンケチョンにやられる。

 ギャルたちの評判もガタ落ち。
 柳(くそう、今夜こそお持ち帰りする予定だったのにぃ~)

 勝った滝は、「命の代わりにウルトラクオーツが欲しい」と言い、柳を驚愕させる。
 滝「警告した筈だ。ウルトラクオーツを渡さなければ命はない」

 光太郎、てっきり滝がゴルゴムの回し者だと睨んで、二人の間に割って入る。
 その隙に、柳はとっとと店から逃げ出す。

 柳を追う滝と、それを邪魔する光太郎。

 滝「奴らの一味か?」
 光太郎「奴ら?」
 滝「俺の邪魔はさせん」

 どうやら互いに相手をワルモノだと誤解しているらしい。

 PDVD_021.jpg
 激しく打ち合う二人。

 二人ともお顔が綺麗で手足が長いので、とても絵になるんだよね。

 と、公園の奥から助けを求める柳の声が聞こえてくる。

 滝が駆けつけると、ハサミムシ怪人が柳に迫っているところだった。
 滝「モンスター?」

 PDVD_022.jpg
 果敢に戦いを挑むが、さすがに怪人相手には歯が立たない。

 横合いから光太郎が飛び込んで、怪人をねじふせようとする。

 滝、怪人が鎌でスライスした木の幹を見ると、それを空高く放り上げ、

 PDVD_023.jpg
 滝「イヤーーーッ!」

 自らも高くジャンプして、見事なキックを放つ。
 木片が怪人に当たり、一瞬怯む。

 光太郎「あれは……柳博士を早く、虹のゴールで!」
 光太郎の謎めいた言葉に頷いて、滝は腰を抜かしている柳を連れてその場から離れる。

 PDVD_024.jpg
 光太郎「へん、しん!」

 光太郎はBLACKになって本腰を入れて戦おうとするが、怪人の目的はBLACKを倒すことではないのですぐに退散してしまう。

 後編に続く。


関連記事
スポンサーサイト



コメント

>どうやら互いに相手をワルモノだと誤解しているらしい。
それからの「和解」「共闘」「別れ」の流れがベタだけど、良いのです!

京本さんの特撮愛は素晴らしく、1991年頃にホビー雑誌で連載を持ってました。
宮内洋さんの回では、宮内さんとV3・アオレンジャー・ズバット・ビッグワンの5ショットが!

今年、及川光博さんが仮面ライダー3号を演じたように、京本さんにも変身して欲しいです。

Re[1]:「仮面ライダーBLACK」セレクション 第16話「友よ!海を越えて」 前編(12/26)  

影の王子様
>今年、及川光博さんが仮面ライダー3号を演じたように、京本さんにも変身して欲しいです。

そう言えば、まだ3号の映画(DVD)見てないんですよ。とほほ。

今年の3大トピックス  

管理人様
今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。

私の特撮の今年の3大トピックスは
1.映画「仮面ライダー3号」に倉田さんがご出演された
2.CD「仮面ライダーBLACK SONG & BGM COLLECTION」でこれまで未収録の曲が聴けた
3.ジライヤがTVに登場
でした。

3年続いた「宇宙刑事」の新作が今年は無かったのが残念。

来年の春映画は「仮面ライダー1号」らしいですが、正直「そっとしてほしい」です。

Re:今年の3大トピックス(12/26)  

影の王子様
>今年もありがとうございました。
>来年もよろしくお願いします。

こちらこそお世話になりました。
いつまで続けられるか分かりませんが、命ある限りレビューしまくる所存です。

>私の特撮の今年の3大トピックスは
>1.映画「仮面ライダー3号」に倉田さんがご出演された
>2.CD「仮面ライダーBLACK SONG & BGM COLLECTION」でこれまで未収録の曲が聴けた
>3.ジライヤがTVに登場
>でした。

私の場合は、

・「変身忍者嵐」が割と面白かった。
・真樹千恵子さんの魅力に開眼した。
・藍とも子さんの魅力に開眼した。

くらいかな。

それと、特撮じゃないけど、「スケバン刑事」の中康次さんが亡くなられたのがショックでした。

新石器時代

ビジュムの台詞で“新石器時代で浮かれております”の台詞に違和感を持ってしまった小生ですが、せめて此処は“バブル時代で浮かれております”と言って欲しかったものですね😅

Re: 新石器時代

まあ、当時、実際にそう言われてたんでしょう。全然流行らなかったようですが。

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

zura1980

Author:zura1980
70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

カテゴリー

カレンダー

12 | 2023/01 | 02
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

FC2カウンター