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「スーパーロボット マッハバロン」 第12話「無敵の超合金ロボット」


 第12話「無敵の超合金ロボット」(1974年12月23日)

 前回からの続きで、村野博士の「裏切り」の成果であるバロニウム合金製ロボット・シュミットG2の猛攻を受けて、防戦一方の陽のマッハバロン。KSSバードが援護射撃を行うが、G2はジャミング機能も備えているようで、操縦不能になって不時着してしまう。

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 マッハバロンのアイアンタイフーンも、途中で反転して、逆にマッハバロンのキャノピーに突き刺さる始末。

 尚も強がりを言って戦おうとする陽を、ガンさんが「命令だ、退却するんだ」と引き揚げさせる。

 陽はマッハバロンの修理を待ちながら、(博士、どうして超合金を作ってやったんです? どうして、どうして裏切った?)と、心の中で村野の背信を責めていた。

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 ララーシュタイン「村野博士、君のお陰で超合金バロニウムを作ることが出来た。まずは感謝する」
 村野(この人、君のお父さん?)
 スーカン(……ああ)
 村野(大変だね)
 スーカン(うるせえ)

 ララーシュタインは更に、マッハバロン以上のロボットを設計して欲しいと村野に頼む。
 村野は、彼らに捕まっている愛と健一を解放したら協力してやってもいいと答える。

 ララーシュタインは即座に二人を釈放するが、
 村野は「ははっ、私は協力しない!」と豪快に約束を破る。

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 ララーシュタイン「なにっ、ワシを騙したのか?」

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 一瞬で髪が真っ赤に染まるララーシュタイン。実に素敵なキャラである。

 村野「騙し合いはお互い様だろう」
 実際、前回はララーシュタインも、二人と村野の身柄交換の時、ニセモノを使って彼らを騙しているのだ。

 怒ったララーシュタインは村野博士を拷問にかけて彼らに従わせようとするが、死を覚悟でここに来た村野は、KSSの誇りにも掛けても拷問に耐え抜く。

 ララーシュタインは手を変えて、村野博士をバロニウム鉱脈へ連れて行って、強制労働に従事させようとする。村野が必死になってそのありかを探していた鉱脈は、湖の中にある洞窟が入り口になっていたのだ。

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 兵士たちにムチ打たれながら、シャベルを振るう村野。
 (集団脱走した男たちがいた。湖以外にも必ず非常口がある筈だ)

 村野は隙を見て持ち場を離れ、風の流れを頼りに割と簡単に地上へ続く出口を発見する。
 すぐ兵士たちに追いつかれて連れ戻されるが、目の前に男体山があることをしっかり目に焼き付けていた。

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 兵士「脱走犯の罪は、100時間連続労働だ。働けーっ!」

 のちのワ○ミの創業者である。

 100時間労働の後、岩の隙間の牢獄にぶち込まれる村野。でも、ララーシュタインが「地獄」と形容した割には、ちゃんとベッドもあるし、

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 食事も結構まともであった。

 村野はここを出るには死体になるしかないと、仕事中に拾ったバロニウムの粉と、歯に隠していた薬を混ぜて飲み、そのままベッドに横たわって自殺してしまう。

 スーカンは村野の死体を湖底に沈めようとするが、
 ララーシュタイン「待て、博士の遺体はKSSへ返してやれ。人間は生きていく為に心の支えが必要なのだ。KSSにとって博士は神である。せめて棺は超合金バロニウムで作ってやれ。死者へのはなむけだ」

 世界征服を企みながら、変なところで律儀と言うか、紳士的なところはショッカーの首領にも通じる物がある。

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 直ちに、命令どおり、村野の遺体の入ったバロニウムの棺が、パラシュートを付けて降って来る。

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 当然、KSSのメンバーは博士の死を嘆き悲しむ。
 愛は、巨乳を震わせて嘆き悲しむ。

 その場で、葬儀を執り行うKSSメンバーと花倉刑事、健一。

 ま、それは良いのだが、

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 これ↑って、死者に対する冒涜じゃないの? 良いの?

 花倉「博士に最後のお別れだ」

 賛美歌が背後に流れる中、ひとりひとり、棺の中に花を入れながら博士との別れを惜しむ。

 彼らは即座に博士の仇を取るべく、出撃しようとするが、
 花倉「待ちなさい、陽、出撃する前にマッハコレダーで火葬に……」
 陽「いやだよ、そんなの!」
 花倉「何を言う、博士に頼まれただろ? バロニウムの棺の中に入れ、マッハコレダーで火葬にしてくれと」

 仕方なく、陽はマッハバロンを呼び寄せる。

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 夕陽(朝焼け?)を受けて聳え立つマッハバロン、実に力強いフォルムである。

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 陽は泣きそうな顔で「マッハコレダー」の発射ボタンを押すのだが、

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 この位置からだと、花倉や愛たちまで巻き添えになって消滅してしまいそうな気がする……。

 とにかく、マッハコレダーの超エネルギーが棺を包む。

 折しも、再びG2が飛んでくる。

 陽「ちくしょう、村野博士の仇を討たせてもらうぜ」
 陽は望むところと応戦するが、相手はバロニウム合金で出来たG2である。さっきと同じく苦戦を強いられる。

 ガンさんたちもKSSバードで出撃しようとするが、花倉「おい、見ろ!」

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 棺の中を覗き込むと、死んでいた筈の村野博士の血色が良くなり、パチッと目を開く。
 村野「おはよう、諸君」

 博士は死んだのではなく、仮死状態になっていただけなのだ。

 村野「事情は後で話す。ガンさん、譲司、愛、男体山北東2キロの地点に洞窟がある。そこが鉱脈への秘密の入り口だ。作業員たちの救出を頼む」

 村野の命令に、喜色満面で応じる三人。

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 愛「KSSサー!」

 愛の笑顔、最高だね。

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 苦戦していた陽も、村野の声を聞いて元気を取り戻す。
 陽「ほんとに甦ったんですか?」
 村野「死人が口を利くか、いいか、G2の弱点は後頭部中央の突起だ」

 村野は、G2改造の際に、抜け目なくその構造を頭に叩き込んでいたのだ。

 マッハバロンに弱点を衝かれたG2はたちまち制御不能となり、マッハコレダーで粉砕される。

 でも、G2はバロニウム合金で出来ているのだから、棺と同様、平気な筈なんだけどね……。

 さらに、博士の指示でマッハバロンは中禅寺湖の底にある鉱脈の入り口を爆破する。ガンさんたちによって作業員も救出され、彼らの仕掛けた爆弾によって鉱脈は回復不能なダメージを受けてしまう。

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 戦いの後、村野の体を気遣って、陽が無理矢理、車椅子に乗せる。
 陽「まだ夢を見てるみたいで信じられません」
 村野「ある時、超合金の研究中、バロニウムとシラン剤(?)によって私の助手が中毒を起こし、筋肉が硬直状態になる事件があった。それを応用したんだよ。マッハコレダーは中和剤の役目を果たすんだ。全く私は幸運だった」

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 村野に騙されて、大事なバロニウム鉱脈を失ったと聞かされ、ララーシュタインは髪を七色に変えて大激怒する。
 ララーシュタイン「ララーシュタイン一生の不覚、くそー、村野めーっ!」

 いやー、つくづくナイスなキャラだね。


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コメント

本放送当時(すっかり記憶から遠のいていますが)、
ララ―シュタインの髪の毛のライティングって
全然記憶になかったのですが、
こんなにも効果的な演出だったのですね。


http://fatagaga1969.tumblr.com/" target="_blank">http://fatagaga1969.tumblr.com/

Re[1]:「スーパーロボット マッハバロン」 第12話「無敵の超合金ロボット」(12/27)  

LopLop様
>本放送当時(すっかり記憶から遠のいていますが)、
>ララ―シュタインの髪の毛のライティングって
>全然記憶になかったのですが、
>こんなにも効果的な演出だったのですね。

とにかく、この番組の美術スタッフのセンスは凄いですね。

Re:「スーパーロボット マッハバロン」 第12話「無敵の超合金ロボット」(12/27)  

初めて観ましたが、ララーシュタイン役の俳優さんのヘアスタイルに不覚にも爆笑してしまいましたが、村野博士を演じていたのが帰マンの主人公の団次朗(現在は時朗)さんでしたか?
不覚にも気付かない自分が恥ずかしいですね😅

Re[1]:「スーパーロボット マッハバロン」 第12話「無敵の超合金ロボット」(12/27)  

ふて猫様

ララーシュタインのヘアスタイルとか、KSS本部のインテリアとか、とにかく美術センスがずば抜けていた作品ですよね。

Re:「スーパーロボット マッハバロン」 第12話「無敵の超合金ロボット」(12/27)  

どうも悪の組織の皆様方は正義の味方に比べて寛大のようですね😅
ララーシュタインの何ともいえないヘアースタイルも素晴らしいですね(どういう意味だよ😔)

Re[1]:「スーパーロボット マッハバロン」 第12話「無敵の超合金ロボット」(12/27)  

ふて猫様

だいたい正義を名乗るほうが卑怯で残酷なのはどの特撮でも同じようです。

余計なアシスト

確かにショッカーの首領並みに寛大なララーですね😅結果的に余計なアシストになってしまいましたね😖

Re: 余計なアシスト

懐かしいですね。

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70~80年代の特撮、80年代のドラマを中心に紹介しています。

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